日刊スポーツ

堂安が移籍示唆「ステップアップする時期近づいて」

MF堂安律(19年3月撮影)

<オランダリーグ:フィテッセ3-1フローニンゲン>◇ELプレーオフ1回戦◇21日◇アーネム

来季の欧州リーグ予選をかけたオランダ1部リーグプレーオフ1回戦第2戦が行われ、MF堂安律(20)が所属するフローニンゲンは、アウェーでフィテッセに1-3で敗れて2試合合計3-4で敗退した。堂安はフル出場も見せ場を作れず。マンチェスターCから期限付き移籍で加入したMF板倉は、ベンチ入りも出番なしに終わり、新天地デビューを飾れずに今季を終えた。

   ◇   ◇   ◇

海外移籍2季目が終了した堂安は、飛躍の今季を振り返り、移籍についても言及した。クラブでは公式戦35試合5得点。出場可能な試合ではすべて先発としてプレーした。日本代表では9月に初選出され、アジア杯をレギュラーとして活躍。中島と南野とともに“三銃士”として地位を確立し「大きなポイントになる1年だった」と総括した。

移籍の可能性も示唆した。欧州CLで大躍進した名門アヤックスや、自身が望むプレミアリーグのサウサンプトンなどからオファーが来ていると報じられている。「間違いなくステップアップする時期が近づいている」と、さらなるビッグクラブへの移籍をほのめかし「うまくなりたい一心で毎日練習を積んでいる。そのためのステップアップができたら最高」。2年の契約を残しているが、今季限りで退団する流れであることを口にした。

クラブでの日程は終了したが、6月には日本代表として南米選手権が控えている。日本代表の招集メンバーは若手中心で構成される可能性が高い。東京五輪世代でも中心選手として活躍が期待される堂安は「まだ、発表されてないので」と話した上で「選ばれたら頑張ります」と意気込みを語った。

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スパルタ三戸舜介、オランダ1部デビュー戦でゴール 45分間の出場で残した好プレーデータ

三戸舜介(23年9月29日撮影)

<オランダ1部リーグ:シッタート0-2スパルタ>◇第17節◇13日◇シッタートヘレーン

J1アルビレックス新潟からスパルタに加入したMF三戸舜介(21)がアウェーのシッタート戦に先発し、海外デビュー戦で初ゴールを決めた。前半33分、味方のスルーパスに抜け出し、ペナルティーアーク付近から右足ダイレクトでゴール右隅に蹴り込んだ。前半のみで交代したが、チームは2-0で勝って、24年初戦を白星で飾った。

背番号7の三戸は右ウイングで先発。自慢のスピードで相手守備網を切り裂いた。前半のみで退いたが、オランダリーグの公式データによると、45分間の出場でチーム最多4本のシュートを放ち、3度のドリブルを仕掛けた。13本のパスを出して12本成功。そのうち味方のシュートに直結したラストパスが2本あった。パス成功率は92%。デビュー戦で上々のプレーデータを残した。

今冬にJ1新潟から移籍。「自分がアルビレックス新潟を離れることに、いろいろな意見があると思います。正直に言うと、大好きな新潟を離れることは本当に寂しいです。それでも、目指していた場所に挑戦することを決めました。わがままかもしれませんが、これからも応援してほしいです。三戸ちゃんから、三戸さんと呼ばれるように、がんばってきます」とクラブを通じてコメントしていた。

新潟では「三戸ちゃん」とサポーターに愛された。新天地でのデビュー戦を勝利で飾り、試合後は敵地に駆けつけたサポーターに深々と一礼した。

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フェイエノールト上田綺世は途中出場で白星、NECナイメヘンの小川航基はゴール挙げ勝利貢献

<オランダ・カップ:フェイエノールト2-1ユトレヒト>◇2回戦◇20日

各地で行われ、フェイエノールトの上田綺世はユトレヒト戦で2-1の後半16分から出場した。チームはそのまま逃げ切った。

NECナイメヘンの小川航基はGVVV戦で後半15分にゴールを挙げ、6-1の勝利に貢献した。同僚の佐野航大はフル出場した。(共同)

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上田綺世は後半30分から出場 フェイエノールトは4-0でヘラクレスに快勝

<オランダ1部リーグ:ヘラクレス0-4フェイエノールト>◇17日

フェイエノールトの上田綺世はアウェーのヘラクレス戦に4-0の後半30分から出場した。

チームはそのまま快勝した。(共同)

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【オランダ】NECのFW小川航基が先発し今季5得点目、チームは3連勝、佐野航大は途中出場

小川航基(2023年撮影)

<オランダリーグ:NEC4-1シッタート>◇第16節◇15日◇ナイメヘン

FW小川航基(26)が所属するNECは、シッタートに4-1で快勝した。小川は先発し、前半アディショナルタイムに今季5得点目を挙げた。

小川は6試合連続の先発で、1-0の前半アディショナルタイムに味方のシュートのこぼれ球を押し込んだ。小川の得点は11月5日のフォレンダム戦以来、6試合ぶり。試合はシッタートFWノスリンがレッドカードで退場。NECも後半4分にMFフーデマーカスが退場し、10対10となった。NECは、2-0とリードした後半24分に1点を返されたが、後半25分、後半30分に追加点を決め突き放し3連勝となった。小川は後半40分までプレー。MF佐野航大(20)はベンチスタートで、後半40分からピッチに入った。

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NECナイメヘン小川航基が今季5ゴール目、後半40分に佐野航大と交代 チームは4-1快勝

<オランダ1部リーグ:NECナイメヘン4-1シッタート>◇15日

NECナイメヘンの小川航基はホームのシッタート戦で1-0の前半終了間際に今季5ゴール目を決めた。後半40分に小川が退いて佐野航大が途中出場し、チームは4-1で快勝した。(共同)

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フェイエノールト、ロスタイムに2点で劇的勝利 上田綺世は後半12分から途中出場

フェイエノールトFW上田綺世(ロイター)

<オランダ1部リーグ:フェイエノールト3-1フォレンダム>◇7日

フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世(25)はホームのフォレンダム戦で後半12分から途中出場した。

チームは前半13分にティンバーのゴールで先制するも。同31分に追いつかれた。

後半に上田らを投入するもなかなか得点を奪えなかったが、同ロスタイム4分、6分に得点を重ねて劇的に勝利した。

チームは公式戦3試合ぶりの勝利となった。

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上田綺世は後半12分から出場 フェイエノールトは3-1でフォレンダムに勝利

フェイエノールトFW上田綺世(ロイター)

<オランダ1部リーグ:フェイエノールト3-1フォレンダム>◇7日

フェイエノールトの上田綺世はホームのフォレンダム戦で後半12分から出場した。

試合は3-1で勝った。(共同)

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上田フェイエは無敵の首位PSVに敗れ、2位ながら勝ち点10差 菅原のAZはアウェーでドロー

フェイエノールトFW上田綺世(ロイター)

<オランダリーグ>◇3日◇第14節

日本代表FW上田綺世のフェイエノールトは、首位のPSVにホームで1-2と敗れた。上田は後半26分から出場したが無得点だった。

PSVは開幕から無傷の14連勝(勝ち点42)となった。フェイエノールトは10勝2分け2敗の好成績で2位に付けているが、勝ち点差は早くも10に開いた。

AZアルクマールの日本代表DF菅原由勢はアウェーのユトレヒト戦にフル出場。1-1で引き分け、勝ち点30(9勝1分け3敗)で3位をキープしている。

菅原由勢(2023年9月9日撮影)

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フェイエノールトがAZに1-0勝利 日本代表の上田綺世は後半21分から、菅原由勢フル出場

上田綺世(2023年6月15日撮影)

<オランダリーグ:フェイエノールト1-0AZアルクマール>◇12日◇ロッテルダム◇第12節

フェイエノールトFW上田綺世(25)とAZアルクマールDF菅原由勢(23)との日本代表対決となった一戦は、フェイエノールトが1-0と勝利した。

上田は後半21分からの出場で得点はなかった。菅原はフル出場した。

2人は日本代表活動へそろって移動。ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で16日にミャンマー(大阪)と、21日にシリア(ジッダ)と対戦する。

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NEC小川航基が1カ月半ぶり出場、2得点の活躍でチーム救う 後半AT8分に豪快同点ヘッド

NEC小川航基(SIPA USA=ロイター)

<オランダ1部リーグ:NECナイメヘン3-3FCフォレンダム>◇5日◇ゴッフェルト・スタディオン

オランダ1部リーグのNECナイメヘンFW小川航基(26)が、ホームのFCフォレンダム戦で2得点を挙げる活躍をみせた。

1カ月半ぶりに先発出場した小川はいきなり結果を出した。前半6分、相手GKのパスミスを奪った味方からパスを受けた小川は、スライディングしながら左足で流し込んで先制ゴールにガッツポーズした。

その後、チームは退場者を出して難しい戦いを強いられる中、2-2の後半ロスタイム6分に失点。絶体絶命のピンチを救ったのは小川だった。同8分の右CKをヘディングで豪快にたたき込んで、土壇場で引き分けに持ち込んだ。

小川は今夏、横浜FCから期限付き移籍で加入すると、開幕から2試合連発など好スタートを切った。しかし、9月23日のユトレヒト戦から出場機会がなく、悔しい思いをしてきたが、久々の出場機会で大爆発。9試合4得点とした。

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NECナイメヘン小川航基が2得点 先制点&後半終了間際の同点ゴール

<オランダ1部:NECナイメヘン3-3フォレンダム>◇5日

NECナイメヘンの小川航基はホームのフォレンダム戦で2得点し、今季通算4ゴールとした。前半6分に先制点を挙げ、2-3の後半終了間際に同点ゴールを決めた。フル出場し、試合は3-3で引き分けた。(共同)

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フェイエノールトFW上田綺世は出番なし 次戦CLラツィオ戦 チームはRKCに逆転勝ち

上田綺世(2023年6月15日撮影)

<オランダリーグ:RKC1-2フェイエノールト>◇4日◇第11節

日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは敵地でRKCに逆転勝ちした。上田はベンチ入りも出番がなかった。

前半25分に先制点を許す苦しい展開も、相手のレッドカードで数的優位となった後半に逆転。35分にMFティンバーのゴールで追いつくと、19分にDFニウコプが試合をひっくり返すゴールを決めた。

その後は逃げ切りを図って守備陣を入れ替える中、上田には出場機会が訪れなかった。

次戦は7日に欧州チャンピオンズリーグでセリエAラツィオとのアウェー戦。ラツィオには日本代表MF鎌田大地が所属しており、日本人対決の実現が期待される。

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AZのDF菅原由勢はフル出場 チームは終盤に追いつかれ1-1ドロー

菅原由勢

<オランダリーグ:エクセルシオール1-1AZ>◇4日◇第11節

日本代表DF菅原由勢が所属するAZは敵地でエクセルシオールと1-1で引き分けた。菅原は右サイドバックでフル出場した。

10月のリーグ月間ベストイレブンに選出された菅原。国際Aマッチ期間のあともフル出場を続けており、不動のレギュラーとしてこの日も先発した。

チームは幸先よく前半27分にFWラードが先制。このまま守り切るかに思えた後半ロスタイム2分に失点し、勝ち点3を目前で逃す形となった。

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オランダの名門アヤックス、スタイン監督が退任 開幕7戦で1勝2分け4敗、降格圏の17位に低迷

※写真はイメージ

オランダ1部リーグの名門アヤックスは23日、モーリス・スタイン監督の退任を発表した。今季はリーグ戦7試合で1勝2分け4敗の勝ち点5で降格圏の17位に低迷。後任は未定で、アシスタントコーチだったマドゥロ氏が暫定的に指揮し、26日の欧州リーグ、ブライトン(イングランド)戦に臨む。

国内リーグ36度優勝の名門が、これほど厳しいシーズンのスタートとなったのは64-65年(13位)以来。

アヤックスのファンハルスト最高経営責任者(CEO)は「私たちはこの数カ月間、プロとして一緒に働いてきた。しかし、スポーツ面の成功とチームの成長が欠けていた。私たちは決別することが最善であるという決断に至った」とコメントした。スタイン監督とは今年6月に3年契約を結んでいた。

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AZの日本代表DF菅原由勢、2戦連続の3アシスト目、今季DF最多 チャンスクリエイト数3位

ゴール前にパスを出す菅原由勢(2023年6月20日撮影)

<オランダ1部リーグ:AZアルクマール1-1ヘラクレス>◇第3節(延期分)◇28日◇アルクマール

日本代表の主力右サイドバックになったAZアルクマールのDF菅原由勢(23)が好調を維持している。28日のホームでのヘラクレス戦で前半13分に先制点をアシスト。右サイドから最終ラインの背後へ抜け出して味方からの縦パスを引き出すと、右足ダイレクトクロスでギリシャ代表FWパブリディスの開幕6試合連続ゴールをお膳立てした。

リーグ戦2試合連続で今季3アシスト目。同ランキング首位に1差とし、DFでは単独トップに浮上した。今季はリーグが集計する「チャンスクリエイト」でも3位の17回。攻撃的右サイドバックとしてリーグ屈指の数字を残している。

チームは後半に同点に追い付かれて1-1で引き分け。開幕からの連勝は5でストップしたが、6戦負けなしの勝ち点16で2位につけている。

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オランダ伝統の一戦「デ・クラシケル」はファンが発煙筒や花火をピッチに投げ込んで中止に

警察はスタジアムの外で暴れるファンを制止するために催涙ガスを使用(ロイター)

サッカー日本代表FW上田綺世(25)が所属するオランダ1部フェイエノールトとアヤックスによる伝統の一戦「デ・クラシケル」(スペイン語のクラシコと同じ意味)は、ファンがピッチ内に発煙筒や花火を投げ込んだため、後半11分に中止となった。

試合はアヤックスの本拠地ヨハン・クライフ・アレーナで行われ、フェイエノールトが3-0とリードしていた。

中止が決定する前にも、2-0でプラスチックのカップがピッチに投げ込まれた時および、3-0で花火が投げ込まれた時の2度、試合が中断した。

アヤックスは声明を発表。「このような行為はアヤックスの(文化の)一部ではありません」とした。

試合が中止になった後も混乱は続き、警察がスタジアムの外で暴れるファンを制止するために催涙ガスを使用した。アムステルダム警察によると、ホームのサポーターの一部がスタジアム内に押し入ろうとしたという。

ベンチスタートとなっていた上田を含むフェイエノールトの選手とスタッフは、安全が確保されるまでしばらくロッカー室で待機しなければならなかった。

オランダ王者として36度の優勝を誇るアヤックスだが、今シーズンはリーグ戦4試合で1勝しかできず、降格圏まで勝ち点2差の13位に沈んでいる。ファンのいらだちが過激な行動に拍車をかけてしまったようだ。

この試合がどのような扱いとなるかは、まだ決まっていない。

警察はスタジアムの外で暴れるファンを制止するために催涙ガスを使用(ロイター)

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「コウキダービー」は1-1のドロー!スパルタ斉藤光毅、NEC小川航基ともに無得点

斉藤光毅(2020年8月19日撮影)

<オランダ1部:スパルタ1-1NEC>◇1日◇第4節◇ロッテルダム

「コウキダービー」はドローに終わった。斉藤光毅(22)が所属するスパルタが1-1で、小川航基(26)のNECと引き分けた。

斉藤はフル出場。小川は先発して後半30分までプレーした。ともに得点はなかった。

斉藤は試合後「今日は小川航基選手の所属するNECとの対戦で『コウキダービー』としてクラブも盛り上げてくれましたが、結果は1-1の引き分けで終わってしまって、勝ちたかったというのが素直な気持ちです。

後半、ヘディングで決めなければいけない場面があったのですが外してしまったので、次こそしっかりと決め切れるように、髪の毛も切って(笑)、いい準備をしたいと思います。

今回、日本からもメディアの方々が来てくださいました。今後さらに活躍を届けられるように頑張りたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!」とコメントした。

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パリ五輪世代のスパルタFW斉藤光毅、2得点と躍動 次節はFW小川航基所属のNEC戦

斉藤光毅(2020年8月19日撮影)

<オランダ1部:ヘーレンフェーン1-3スパルタ>◇第3節◇27日

パリオリンピック(五輪)世代のスパルタFW斉藤光毅(22)がヘーレンフェーン戦に先発し、1試合2得点と躍動した。

2列目の左で先発し前半8分、相手GKが弾いたボールに反応し今季初得点。さらに前半17分には、ペナルティーエリアの外から右足を振り抜きマルチ得点を決めた。斉藤は後半43分までプレーし、チームも今季2勝目を挙げた。

斉藤は試合後「結構タフなゲームでしたが、全員がハードワークをして結果的に3-1で勝てたことは、チームにとっていいことだと思います。個人的には3得点に絡めてやっと複数得点もでき、シンプルにすごく嬉しいです」とコメントした。次節は、FW小川航基が所属するNECとの対戦。共に横浜FCに所属経験がある。斉藤は「小川選手との日本人対決もありますが、チームに貢献してまた勝利できるように頑張っていきたいと思います!」と話した。

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英国、韓国メディアが、AZのDF菅原由勢のプレミアリーグ・フラム移籍可能性報じる

菅原由勢(2023年3月28日撮影)

日本代表で、オランダリーグ・AZアルクマール所属DF菅原由勢(23)が、プレミアリーグ・フラム移籍の可能性が浮上した。英国メディア「デーリーメール」は25日に「フラムは右サイドバックのケニー・テテがバイエルン・ミュンヘンのターゲットになっていることから、アルクマールのDF菅原を獲得候補として注視している」と報じた。

韓国の「エクスポーツニュース」も「フラムが2000年生まれの右サイドバック菅原獲得へ、日本選手はプレミアリーグ4人がプレーすることになりそうだ」のタイトルで伝えた。記事には菅原始め、ブライトンMF三笘薫、リバプールMF遠藤航、アーセナルDF冨安健洋の写真を載せた。

さらに「菅原は20年夏にアルクマールに移籍してデビューシーズンは25試合に出場し、スタメンの座を仕留めた。以降、レギュラーを維持し、昨シーズンはすべての公式戦に出場して47試合4得点11アシストを記録した。オランダで実力は検証済み」と説明した。

AZは菅原の移籍金として1000万ポンド(約18億5500万円)を要求するとみられる。

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フェイエノールト上田綺世は途中出場も無得点 チームは2点差追いつき2戦連続ドロー

フェイエノールト上田綺世(SIPA USA=ロイター)

オランダ1部は各地で第2節が開催され、フェイエノールトの日本代表FW上田綺世(24)はアウェーのスパルタ戦で2点を追う後半21分から途中出場。無得点だったが、チームは2点を返して、開幕戦のシッタート戦に続く2戦連続ドローとなった。

スパルタのFW斉藤光毅(22)は先発して後半20分までプレーした。

またAZアルクマールの日本代表DF菅原由勢(23)は3-1で勝利したワールウェイク戦にフル出場した。

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NECナイメヘン小川航基、開幕2戦連続ゴール 左足で豪快弾、相手GK1歩も動けず

小川航基(2023年7月撮影)

<オランダ1部:ヘラクレス2-1NECナイメヘン>◇18日◇第2節◇アルメロ

今夏J1横浜FCからオランダ1部NECナイメヘンに期限付き移籍したFW小川航基(26)が、加入後2戦連続となるゴールを決めた。

小川は0-0の前半24分、ボックスの手前、ゴールやや右でボールを受けると、中央へ向かって2タッチしてから迷わず左足を振り抜いた。グラウンダーのシュートがゴール右へ突き刺さると、相手GKは1歩も動くことができなかった。

NECはその後、ヘラクレスに2失点して逆転負け。小川は13日に行われたエクセルシオールとの開幕戦では先発出場して同点の後半15分に右からのCKを頭でたたき込んで初ゴールを挙げていたがチームは敗戦しており、開幕連敗となった。

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【オランダ】上田綺世、後半31分から途中出場も不発 フェイエノールトは0-0引き分け

フェイエノールトFW上田綺世(ロイター)

<オランダリーグ:フェイエノールト0-0シッタート>◇13日◇第1節◇ロッテルダム

オランダ1部昨季優勝チームのフェイエノールトに加わったFW上田綺世は0-0で引き分けたホームのシッタート戦で後半31分から途中出場した。

昨季はベルギー1部セルクル・ブリュージュでリーグ戦22得点をマーク。欧州CLにも出場する強豪にクラブ史上最高の移籍金1000万ユーロ(約15億円)で引き抜かれた。「プレッシャーは感じていない」と話していたが、この日の開幕戦は前半25分に味方が退場したこともあって無得点に終わった。

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横浜FCからNECナイメヘンに加入したFW小川航基がオランダ1部リーグ開幕戦で初ゴール

小川航基

<オランダ1部リーグ:NECナイメヘン3-4エクセルシオール>◇第1節◇13日◇ナイメヘン

NECナイメヘンに加入したFW小川航基(26)がエクセルシオールとのリーグ開幕戦に先発出場し、初ゴールをマークした。2-2の後半15分、右からのCKをヘディングでたたき込んで勝ち越し点を奪った。小川は後半20分までプレーしたが、その後にチームは3-4で逆転負けした。

7月にJ1横浜FCから日本代表への返り咲きを期して海を渡った。空中戦に強さを見せる186センチのFWは「まずはしっかり試合に出ることが一番。試合に出られないと点を取れない。開幕前のキャンプからしっかりアピールして得点を取ることからスタートして出場機会を得て、2桁得点から伸ばしていけたら」と目標を語っていた。

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上田綺世がフェイエノールト入団会見 クラブ史上最高額15億円移籍金も「プレッシャーはない」

移籍会見に臨んだ上田綺世(フェイエノールト公式サイトから)

オランダ1部フェイエノールトに加入した日本代表FW上田綺世(24)が7日、オランダのロッテルダムで入団会見に臨んだ。5年契約で、背番号は9。クラブ史上最高額の移籍金1000万ユーロ(約15億円)プラス出来高での加入について「自分を評価してくれた1つの基準。プレッシャーは感じていない。フェイエノールトという伝統あるクラブに所属する以上は良い結果を出すために日々精進したい」と意気込みを語った。

昨季はベルギー1部セルクル・ブリュージュで22ゴールをマークし、オランダ王者として欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場する強豪クラブに引き抜かれた。「1人のサッカー選手としてCLでプレーできるチャンスがあるというのはすごく幸せなこと。そこにトライしたい」としながらも「自分の立場、フェイエノールトの中でのポジション争いもあります。CLはその先の話。まずは自分のポジションを確保する。自分の存在をチームに浸透させることが一番かなと思う」と話した。

現地メディアに自身のプレーの特長について聞かれると「ゴールを取ることを目標にプレーしている。その中での『動き出し』。ヘディングも武器にしている。常に考え続けて自分なりにフェイエノールトでも答えを見つけたい」と語った。

上田綺世

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フェイエノールトが上田綺世獲得を発表 クラブ史上最高額の移籍金1000万ユーロ、5年契約

上田綺世

サッカーオランダ1部リーグのフェイエノールトは3日、ベルギー1部セルクル・ブリュージュから日本代表FW上田綺世(24)の獲得を発表した。

5年契約で、クラブ史上最高額の移籍金1000万ユーロ(約15億円)+出来高をセルクル・ブリュージュに支払う。上田は2日にメディカルチェックをクリアしたと、オランダメディアが報じていた。

フェイエノールトは昨季のリーグを制しており、今季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場する。過去には小野伸二(札幌)や宮市亮(横浜)もプレー。上田は昨季15ゴールをマークしたメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスとポジションを争うことになりそうだ。

一方のセルクル・ブリュージュは昨夏、鹿島から上田を移籍金130万ユーロ(当時約1億8200万円)で獲得しており、わずか1シーズンで10倍近い額で売却するという商売上手ぶりを発揮した。

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上田綺世がフェイエノールトのメディカルチェック終了 最短4日に正式発表か 蘭メディア報じる

上田綺世(2023年3月24日撮影)

サッカーベルギー1部セルクル・ブリュージュからオランダ1部フェイエノールトへの移籍が確実視されている日本代表FW上田綺世(24)が2日にメディカルチェックをクリアしたと、オランダメディアの「VI」が報じた。

オランダでのビザがおりしだい正式発表となるもようだが、最短で4日になるという。

フェイエノールトは上田と5年契約を結び、クラブ史上最高額の移籍金1000万ユーロ(約15億円)+出来高をセルクル・ブリュージュに支払う。

セルクル・ブリュージュは昨夏、鹿島から上田を移籍金130万ユーロ(当時約1億8200万円)で獲得しており、わずか1シーズンで10倍近い額で売却するという商売上手ぶりを発揮した。

上田は昨季15ゴールをマークしたメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスとポジションを争うことになるもようだ。

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セルクル・ブリュージュ上田綺世がフェイエノールト移籍で合意か オランダの地元紙が報じる

セルクル・ブリュージュ上田綺世(ロイター=SIPA-USA)

オランダのテレグラフ紙が29日、「フェイエノールトが上田綺世(セルクル・ブリュージュ)の契約について相手クラブ、選手本人ともに合意した」と報じた。同紙によると移籍金は800万ユーロ(約12億円)近くになる模様で、分割して支払われるという。

同紙は「(上田との契約は)商業的にも非常に興味深いものになる。かつての小野伸二もそうだった。上田も日本代表だ。サンティアゴ・ヒメネスが出場停止となるため、彼はチャンピオンズリーグの最初の2試合にすぐに出場しなければならない」などとした。

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脳出血で治療中の元オランダ代表GKファンデルサール氏について「容体は安定もまだ不安が残る」

ファンデルサール氏(2008年12月20日撮影)

オランダ1部アヤックスは8日、7日に脳出血で倒れて集中治療を受けている元オランダ代表GKファンデルサール氏(52)の容体について、同氏の妻アンナマリーさんと情報を共有し「当面は集中治療を受けることになる。容体は安定しているが、まだ不安が残る」と発表した。7日に休暇で訪れていたクロアチアで倒れ、病院に搬送されていた。

現役時代はアヤックスなどでプレーした後、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に移籍。公式戦266試合に出場し、4度のプレミアリーグ優勝と、07-08年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献した。オランダ代表でも同国歴代2位の130試合に出場した。

11年にマンチェスターUを退団した後、12年にアヤックスの役員に就任。16年には最高責任者となっていた。だが、チームは昨季、オランダ1部リーグで3位に終わり、欧州CL出場を逃したため、5月に辞任していた。

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オランダNEC移籍のFW小川航基、新天地の練習「ホームシックになる気配ない」とワクワク感

小川航基

オランダ1部NECナイメヘンにJ1横浜FCから期限付き移籍したFW小川航基(25)が5日、現地からオンライン取材に応じ、新天地に「練習も楽しくて、こんな気持ちになったのは何十年ぶりかという感覚」とワクワク感を口にした。

既にチームに合流し、練習も参加。持ち前の明るさで、ボディーランゲージを交えチームメートとコミュニケーションを取り、初日の練習から自身の特長を分かってもらおうと、ひたすらゴール前で要求するプレーを続けたという。

「自分の良さを分かってもらうためにどうしたらいいか、考えながらやれているのは新鮮で楽しい」と話し「ホームシックにはなる気配はないですね」とさらり。既にチームになじんでいることをうかがわせた。

複数クラブからのオファーがあった中で、日本人選手が少ないオランダでプレーすることを決めた。日本人選手が多い国やクラブの方が環境的になじみやすいことも分かってはいたが「(日本人選手が少ない国へ)飛び込んでいった方が面白い。孤独を選択することで、はね上がって返ってくるところがある」と考えて決断した。

25歳での海外挑戦。東京オリンピック(五輪)世代がいち早く海外でプレーしている中、少し遅れての海外でのプレーになるが「プロに入って2、3年で(海外へ)出るつもりが、ここまでになってしまった。自分としては遅かった海外移籍。これが今の現実。僕自身が招いたこと。ラストチャンスとも言われる25歳での移籍で、過去は変えられないけれど、今から自分が点を取って代表に入ってステップアップしていくことには問題ない」と前を向いた。

オランダという舞台に「まずはしっかり試合に出ることが一番。試合に出られないと点を取れないので、キャンプからしっかりアピールして得点を取ることからスタートして出場機会を得て、2桁得点から伸ばしていけたら」。横浜FCサポーターの前で宣言した「次のW杯(FIFAワールドカップ)で得点を取るのは自分」との言葉を実行に移すべく、小川の挑戦が始まった。【岩田千代巳】

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U22日本代表候補のスパルタ斉藤光毅は後半途中交代 プレーオフ準決勝でユトレヒトに先勝

斉藤光毅(2020年8月19日撮影)

オランダ1部リーグで1日、来季の欧州カンファレンスリーグ予選の出場権を懸けたプレーオフ準決勝第1戦が行われ、MF斉藤光毅(21)の所属するスパルタ(6位)がアウェーでFW前田直輝(28)のユトレヒト(7位)に2-1で競り勝った。先発した斉藤は後半40分までプレーし、前田は出番がなかった。

準決勝のもう1試合はトウェンテ(5位)がアウェーでヘーレンフェイン(8位)に2-1で先勝した。準決勝の第2戦は4日に行われ、決勝の2試合は8、11日に開催される。

パリ五輪世代の斉藤は1日に発表されたU-22日本代表の欧州遠征メンバーから外れているが、このプレーオフの結果次第で追加招集される可能性がある。代表チームは10日にU-22イングランド代表、14日に同オランダ代表と対戦する。

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