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日本相手は?/W杯アジア2次予選組み合わせ抽選速報

日本相手は?/W杯アジア2次予選組み合わせ抽選速報

2022年W杯カタール大会に向けたアジア2次予選の組み合わせ抽選は17日午後5時(日本時間同6時)からマレーシアのクアラルンプールで行われ、日本の対戦相手が決まる。

組み合わせ抽せんの模様をニッカンスポーツ・コムで速報します。

22年W杯アジア2次予選の組み合わせ抽選ポット分け

第1ポット

イラン(20)

日本(28)

韓国(37)

オーストラリア(43)

カタール(55)

UAE(67)

サウジアラビア(69)

中国(73)

第2ポット

イラク(77)

ウズベキスタン(82)

シリア(85)

オマーン(86)

レバノン(86)

キルギス(95)

ベトナム(96)

ヨルダン(98)

第3ポット

パレスチナ(100)

インド(101)

バーレーン(110)

タイ(116)

タジキスタン(120)

北朝鮮(122)

台湾(125)

フィリピン(126)

第4ポット

トルクメニスタン(135)

ミャンマー(138)

香港(141)

イエメン(144)

アフガニスタン(149)

モルディブ(151)

クウェート(156)

マレーシア(159)

第5ポット

インドネシア(160)

シンガポール(162)

ネパール(165)

カンボジア(169)

バングラデシュ(183)

モンゴル(187)

グアム(190)

スリランカ(201)

※()内はFIFAランク

アジア2次予選出場40カ国マップ

◆アジア2次予選メモ

 日本など1次予選を免除された34チームと、1次予選を勝ち上がった6チームの計40チームがが8組に分かれてホームアンドアウェー方式で対戦。各組1位と2位の成績上位4チームの計12チームが最終予選に進む。

W杯カタール大会アジア予選の方式

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どうなる2次予選抽選、避けたい「クセが強い」国々

日本代表の森保一監督(2019年6月4日撮影)

2022年W杯カタール大会に向けたアジア2次予選の組み合わせ抽選は17日の午後5時(日本時間同6時)からマレーシアのクアラルンプールで行われ、日本の対戦相手が決まる。2次予選は40チームが8組に分かれてホームアンドアウェー方式で対戦。各組1位と2位の成績上位4チームの計12チームが最終予選に進む。抽選次第では比較的楽な国ばかりがそろう可能性がある一方で、クセが強いチームとの対戦が続くケースも想定される。

  ◇    ◇    ◇

天国か地獄か-。参加40カ国は最新のFIFAランキングに基づき第1~5のシード順に分けられ、日本はイラン、韓国などと同じ第1シード(ポット)に入る。同じポット(P)の国は同組にならない。日本が対戦することになる第2Pから順に見ていく。

◆第2P 8チーム全て今年1~2月のアジア杯本戦に出場。世界的に名のある監督が率いる国が多いが、過去の対戦成績では日本が圧倒的に優位。そんな中でも避けたい相手はランク最上位のイラクか。元日本代表監督オシム氏の愛弟子、カタネツ監督が率いる。

◆第3P 14年ブラジル大会予選で2戦合計12-0で圧勝したタジキスタンは比較的楽な相手か。一方、同大会予選で苦杯をなめた北朝鮮も入る。平壌でのアウェー戦は苦戦が予想され、できれば避けたい。

◆第4P 日本の初戦はこのポットの国とのアウェー戦になる予定。モルディブが同組になれば重要な初戦が「観光地化」するケースも想定される。治安に不安があるイエメン、アフガニスタンと対戦することになればピッチ外でさまざまな気苦労がつきまとう。

◆第5P 8カ国中2カ国、25%の確率で日本人監督が指揮する国との対戦になる。カンボジアは元日本代表の本田圭佑が実質的な監督。柏などで監督を務めた吉田達磨監督が率いるシンガポールは、前回18年ロシア大会予選で0-0で引き分けただけに侮れない。

2次予選は9月5日から来年6月9日までの長丁場。7大会連続7度目のW杯出場に向けた森保ジャパンの戦いがここから始まる。

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代表森保監督も満足、川崎F小林を評価「クレバー」

東京対川崎F 100ゴールを両手でつくる川崎F・FW小林(撮影・横山健太)

日本代表の森保一監督(50)が14日、J1リーグの第19節、FC東京-川崎フロンターレ戦(味スタ)を視察した。

試合後に取材に対応し「球際も激しく、そこで技術を発揮する素晴らしい試合だった」と振り返った。

先制点を決めた川崎FのFW小林について「自分で決めて、味方を助けることもできる。さらに今日は前線からの守備も激しく、クレバーにやっていた」と高く評価した。

兼任する東京オリンピック(五輪)世代も含めた選手たちが強度の高い試合を展開したことに満足の表情だった。

東京対川崎F サポーターからパイナップルを受け取る川崎F・FW小林(撮影・横山健太)

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熊谷ら「なでしこケア」設立 女子の価値向上目指す

「一般社団法人 なでしこケア」設立イベントに出席した、左から近賀ゆかり、熊谷紗希、大滝麻未(撮影・松尾幸之介)

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の主将DF熊谷紗希(28=リヨン)、元日本代表DF近賀ゆかり(35=オルカ鴨川)、元日本代表FW大滝麻未(29=千葉レディース)らが12日、都内で女子サッカーの価値向上などを目指した活動を行う一般社団法人「なでしこケア」の設立イベントに出席した。

同団体では熊谷ら選手が中心となり、女子サッカーの普及活動などを通じて、日本の女子選手の価値向上や引退後のセカンドキャリアなどを支援していく。設立経緯は17年12月に海外でのプレー経験のある選手らで意見交換を行った際に、選手の声を形にするプラットホームの必要性を感じたことがきっかけ。事務局長を務めるFW大滝は「女子サッカーがより社会に愛され、文化として定着していくことを目指します。今は多くの方々からのご支援を頂いていますが、いずれは選手のみで全てを回していける団体にすることが目標です」と力強く語った。

今後は同団体の活動に賛同する選手らも参加し、NPO法人らとコラボレーションした活動や、年10回ペースでのワークショップなどを行っていく。6月のワールドカップ(W杯)フランス大会にも出場したDF熊谷は「日本女子サッカーの未来のために、この活動を通して女子サッカーの価値を高めると共に、多くの少女たちになでしこを目指したいと思ってもらえるような存在になりたいです」と話した。W杯ではブラジル女子代表FWマルタや、大会2連覇を果たした米国女子代表FWラピノーらが記者会見などで女子サッカー選手の地位向上を訴えていた。熊谷はそうした世界的な活動の流れについて「かなり大きな反響というか、とても大きく取り上げられている。自分たちの立場を理解した上で責任ある発言はどんどん発信していくべきだなと思っています」と話した。

また、イングランドのアーセナルなど欧州クラブをはじめ、オーストラリアや中国でもプレー経験のある近賀は、キャリアを通じて感じた海外選手と日本選手の意識の違いについても口にした。「オーストラリアにいる時に、チームメートの選手がリーグを盛り上げようとする意識の高さ、プロ選手として社会貢献活動を積極的にしている姿を目の当たりにしました。日本にももっとこういう姿が必要だなと思いました」。中国ではセカンドキャリアを考えて行動する選手の意識の高さを感じたといい「中国の選手は何年かプロを続ければ、ここにいけるとか、ある意味プロ意識というか。そういう意味で日本でもそういうシステムができればいいなと思うし、そこに対して向き合っていけたらと思います」と決意を込めた。

11日には日本サッカー協会で行われた理事会で、同協会内に女子サッカーのプロ化に向けた「設立準備室」を設置することが決議された。女子サッカー選手のキャリア形成にも影響する国内リーグの環境整備の動きについて、大滝は「私たちにとってすごく大きな、いいニュースだなと思っています」と喜んだ。その上で「なでしこケア」との連携にも意欲をみせ「これまでも女子サッカーに関わりたいと思いながらも他の仕事を選ぶ選手も多かったと思います。なでしこリーグも一緒に盛り上がっていけるような仕組みをつくっていきたい」と意気込んだ。

イベントでは難病を患っている子どもを持つ家族らを支援する公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」との協定調印式も行った。

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日本初の4強進出なるか U17W杯組み合わせ

<U-17ワールドカップ(W杯)>◇10月26日〜11月17日◇ブラジル

9度目の出場となるU-17日本が初の4強進出を果たすか。久保建英が出場した前回17年インド大会は1次リーグ2位で決勝トーナメントに進んだが、1回戦でイングランドに0-0からのPK戦で敗れた。

日本は1次リーグで米国、セネガル、オランダと同組。各組1、2位と各組3位のうち上位4チームが決勝トーナメントへ進出する。

日本の最高成績は11年メキシコ大会の8強で、フランス、アルゼンチン、ジャマイカと同組の1次リーグを2勝1分けで1位突破。決勝トーナメント1回戦はニュージーランドに6-0で大勝したが、準々決勝でブラジルに2-3で敗れた。メンバーは中村航輔、室屋成、中島翔哉、南野拓実、植田直通、喜田拓也、石毛秀樹、鈴木武蔵ら。

◆1次リーグ

▼10月27日

日 本
オランダ

▼得点者

▼10月30日

日 本
米 国

▼得点者

▼11月2日

日 本
セネガル

▼得点者

<D組>

順位チーム勝点
( )米 国00000000
( )セネガル00000000
( )日 本00000000
( )オランダ00000000

10・27 日本-オランダ

      米国-セネガル

10・30 オランダ-セネガル

      米国-日本

11・ 2 セネガル-日本

      オランダ-米国

<A組>

順位チーム勝点
( )ブラジル00000000
( )カナダ00000000
( )ニュージーランド00000000
( )アンゴラ00000000

10・26 ニュージーランド-アンゴラ

      ブラジル-カナダ

10・29 アンゴラ-カナダ

      ブラジル-ニュージーランド

11・ 1 アンゴラ-ブラジル

      カナダ-ニュージーランド

<B組>

順位チーム勝点
( )ナイジェリア00000000
( )ハンガリー00000000
( )エクアドル00000000
( )オーストラリア00000000

10・26 ナイジェリア-ハンガリー

      エクアドル-オーストラリア

10・29 ナイジェリア-エクアドル

      オーストラリア-ハンガリー

11・ 1 オーストラリア-ナイジェリア

      ハンガリー-エクアドル

<C組>

順位チーム勝点
( )韓 国00000000
( )ハイチ00000000
( )フランス00000000
( )チ リ00000000

10・27 フランス-チリ

      韓国-ハイチ

10・30 韓国-フランス

      チリ-ハイチ

11・ 2 ハイチ-フランス

      チリ-韓国

<E組>

順位チーム勝点
( )スペイン00000000
( )アルゼンチン00000000
( )タジキスタン00000000
( )カメルーン00000000

10・28 スペイン-アルゼンチン

      タジキスタン-カメルーン

10・31 カメルーン-アルゼンチン

      スペイン-タジキスタン

11・ 3 カメルーン-スペイン

      アルゼンチン-タジキスタン

<F組>

順位チーム勝点
( )ソロモン諸島00000000
( )イタリア00000000
( )パラグアイ00000000
( )メキシコ00000000

10・28 パラグアイ-メキシコ

      ソロモン諸島-イタリア

10・31 ソロモン諸島-パラグアイ

      メキシコ-イタリア

11・ 3 イタリア-パラグアイ

      メキシコ-ソロモン諸島

◆決勝トーナメント

<1回戦>

11・ 5 B組1位-ACD組3位

11・ 5 A組2位-C組2位

11・ 6 A組1位-CDE組3位

11・ 6 D組1位-BEF組3位

11・ 6 C組1位-ABF組3位

11・ 6 E組1位-D組2位

11・ 7 B組2位-F組2位

11・ 7 F組1位-E組2位

<準々決勝>

11・10  - 

11・10  - 

11・11  - 

11・11  - 

<準決勝>

11・14  - 

11・14  - 

<3位決定戦>

11・17  - 

<決勝>

11・17  - 

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10月26日からブラジルで行われるU-17ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選が11日、チューリヒで行われ、日本は1次リーグで米国、セネガル、オランダと同組となった。

27日にオランダ、30日に米国、11月2日にセネガルと対戦する。各組1、2位と各組3位のうち上位4チームが決勝トーナメントへ進出する。

組み合わせは以下の通り。

◆A組…ブラジル、カナダ、ニュージーランド、アンゴラ

◆B組…ナイジェリア、ハンガリー、エクアドル、オーストラリア

◆C組…韓国、ハイチ、フランス、チリ

◆D組…米国、セネガル、日本、オランダ

◆E組…スペイン、アルゼンチン、タジキスタン、カメルーン

◆F組…ソロモン諸島、イタリア、パラグアイ、メキシコ

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タキシードとウエディングドレス姿で寄り添い、幸せそうに笑う写真とともに「いつも応援してくださる皆様へ。先日、妻と挙式を行いました。自分が思った以上に素晴らしい式となり、やってよかったと思いました。これからもよろしくお願い致します」とつづった。

日取りは「先日」としており、挙式の場所も明らかにしていない。2人は昨年7月16日、真野の公式ブログで結婚したことを発表。これまで、ヘタフェのホームスタジアムで試合を観戦する様子が撮られたことはあったが、ツーショット写真を公表するのは初めてになる。

真野もこの日、公式ブログを更新し「私事で大変恐縮ですが、入籍をしてから1年を迎え、先日、挙式を行いましたことを報告させていただきます。これからもお互い支え合い、1日1日を大切にして、心が落ち着ける家庭を築き上げていきたいと思います。今後とも、あたたかく見守っていただけると幸いです」とコメントをアップした。

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なでしこジャパンは決勝トーナメント1回戦でオランダに1-2で敗れ、8強進出を逃し2大会ぶりの優勝はならなかった。

◆1次リーグ

★は決勝トーナメント進出

<D組>

◆日本時間6月11日午前1時

日 本00-0
0-0
0アルゼンチン

【得点者】

◆日本時間6月14日午後10時

日 本22-0
0-1
1スコットランド

【得点者】

前半23分【日】岩渕

前半37分【日】菅沢

後半43分【ス】クレランド

◆日本時間6月20日午前4時

日 本00-1
0-1
2イングランド

【得点者】

前半15分【イ】ホワイト

後半39分【イ】ホワイト

<D組>

順位チーム勝点
(1)★イングランド330051+49
(2)★日本311123-14
(3)アルゼンチン302134-12
(4)スコットランド301257-21

 6・ 9 イングランド2-1スコットランド

      アルゼンチン1-1日本

 6・14 日本2-1スコットランド

      イングランド1-0アルゼンチン

 6・19 日本0-2イングランド

      スコットランド3-3アルゼンチン

<A組>

順位チーム勝点
(1)★フランス330071+69
(2)★ノルウェー320163+36
(3)★ナイジェリア310224-23
(4)韓国300318-70

 6・ 7 フランス4-0韓国

 6・ 8 ノルウェー1-0ナイジェリア

 6・12 ナイジェリア2-0韓国

      フランス2-1ノルウェー

 6・17 ナイジェリア0-1フランス

      韓国1-2ノルウェー

<B組>

順位チーム勝点
(1)★ドイツ330060+69
(2)★スペイン311132+14
(3)★中国31111104
(4)南アフリカ300318-70

 6・ 8 スペイン3-1南アフリカ

      ドイツ1-0中国

 6・12 ドイツ1-0スペイン

 6・13 南アフリカ0-1中国

 6・17 南アフリカ0-4ドイツ

      中国0-0スペイン

<C組>

順位チーム勝点
(1)★イタリア320172+56
(2)★オーストラリア320185+36
(3)★ブラジル320163+36
(4)ジャマイカ3003112-110

 6・ 9 オーストラリア1-2イタリア

      ブラジル3-0ジャマイカ

 6・13 オーストラリア3-2ブラジル

      ジャマイカ0-5イタリア

 6・18 ジャマイカ1-4オーストラリア

      イタリア0-1ブラジル

<E組>

順位チーム勝点
(1)★オランダ330062+49
(2)★カナダ320142+26
(3)★カメルーン310235-23
(4)ニュージーランド300315-40

 6・10 カナダ1-0カメルーン

 6・11 ニュージーランド0-1オランダ

 6・15 オランダ3-1カメルーン

      カナダ2-0ニュージーランド

 6・20 オランダ2-1カナダ

      カメルーン2-1ニュージーランド

<F組>

順位チーム勝点
(1)★米国3300180-189
(2)★スウェーデン320173+46
(3)チリ310225-33
(4)タイ3003120-190

 6・11 チリ0-2スウェーデン

      米国13-0タイ

 6・16 米国3-0チリ

      スウェーデン5-1タイ

 6・20 スウェーデン0-2米国

      タイ0-2チリ

◆決勝トーナメント1回戦

◆日本時間6月23日午前0時半

ドイツ32-0
1-0
0ナイジェリア

◆日本時間6月23日午前4時

ノルウェー11-0
0-1
4PK1
1オーストラリア

◆日本時間6月24日午前0時半

イングランド32-0
1-0
0カメルーン

◆日本時間6月24日午前4時

フランス20-0
1-1
0-0
1-0
1ブラジル

◆日本時間6月25日午前1時

スペイン11-1
0-1
2米 国

◆日本時間6月25日午前4時

スウェーデン10-0
1-0
0カナダ

◆日本時間6月26日午前1時

イタリア21-0
1-0
0中 国

◆日本時間6月26日午前4時

日 本11-1
0-1
2オランダ

【得点者】

前半17分【オ】マルテンス

前半43分【日】長谷川

後半44分【オ】マルテンス

◆準々決勝

◆日本時間6月28日午前4時

ノルウェー00-2
0-1
3イングランド

◆日本時間6月29日午前4時

フランス10-1
1-1
2米 国

◆日本時間6月29日午後10時

イタリア00-0
0-2
2オランダ

◆日本時間6月30日午前1時半

ドイツ11-1
0-1
2スウェーデン

◆準決勝

◆日本時間7月3日午前4時

イングランド11-2
0-0
2米 国

◆日本時間7月4日午前4時

オランダ10-0
0-0
1-0
0-0
1スウェーデン

◆3位決定戦

◆日本時間7月7日午前0時

イングランド11-2
0-0
2スウェーデン

◆決勝

◆日本時間7月8日午前0時

米 国20-0
2-0
0オランダ

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12チームが3組に分かれてリーグ戦を戦い、各組上位2チームと、各組3位のうち上位2チームが準々決勝へ進出する。15年チリ大会、16年米国大会とチリが2連覇中。最多優勝はウルグアイの15回。

◆1次リーグ

★は1次リーグ突破

▼日本時間6月18日午前8時

日 本00-1
0-3
4チ リ

▼得点者

前半41分【チ】プルガル

後半 9分【チ】バルガス

後半37分【チ】サンチェス

後半38分【チ】バルガス

▼日本時間6月21日午前8時

日 本21-1
1-1
2ウルグアイ

▼得点者

前半25分【日】三好

前半32分【ウ】スアレス

後半14分【日】三好

後半21分【ウ】ヒメネス

日 本11-1
0-0
1エクアドル

前半15分【日】中島

前半36分【エ】メナ

<C組>

順位チーム勝点
(1)★ウルグアイ221072+57
(1)★チ リ320162+46
(3)日 本202137-42
(3)エクアドル201227-51

 6・16 ウルグアイ4-0エクアドル

 6・17 日 本0-4チ リ

 6・20 ウルグアイ2-2日 本

 6・21 エクアドル1-2チ リ

 6・24 チ リ0-1ウルグアイ

 6・24 エクアドル1-1日 本

<A組>

順位チーム勝点
(1)★ブラジル321080+87
(2)★ベネズエラ312031+25
(3)★ペルー311136-34
(4)ボリビア300329-70

 6・14 ブラジル3-0ボリビア

 6・15 ベネズエラ0-0ペルー

 6・18 ボリビア1-3ペルー

 6・18 ブラジル0-0ベネズエラ

 6・22 ペルー0-5ブラジル

 6・22 ボリビア1-3ベネズエラ

<B組>

順位チーム勝点
(1)★コロンビア330040+49
(2)★アルゼンチン31113304
(2)★パラグアイ302134-12
(4)カタール301225-31

 6・15 アルゼンチン0-2コロンビア

 6・16 パラグアイ2-2カタール

 6・19 コロンビア1-0カタール

 6・19 アルゼンチン1-1パラグアイ

 6・23 カタール0-2アルゼンチン

 6・23 コロンビア1-0パラグアイ

◆決勝トーナメント

<準々決勝>

 6・27 ブラジル0(4PK3)0パラグアイ

 6・28 ベネズエラ0-2アルゼンチン

 6・28 コロンビア0(4PK5)0チリ

 6・29 ウルグアイ0(4PK5)0ペルー

<準決勝>

 7・ 2 ブラジル2-0アルゼンチン

 7・ 3 チリ0-3ペルー

<3位決定戦>

 7・ 6 アルゼンチン2-1チリ

<決勝>

▼7月7日

ブラジル32-1
1-0
1ペルー

◆代表メンバー

(★はキリンチャレンジ杯と重複する選手。※はA代表初選出)

【GK】

★川島永嗣(ストラスブール)

※小島亨介(大分)

★大迫敬介(広島)

【DF】

★植田直通(セルクル・ブリュージュ)

※板倉滉(フローニンゲン)

※岩田智輝(大分)

※立田悠悟(清水)

※原輝綺(鳥栖)

※杉岡大暉(湘南)

※菅大輝(札幌)

★冨安健洋(シントトロイデン)

【MF】

★柴崎岳(ヘタフェ)

★中島翔哉(アルドハイル)

★中山雄太(ズウォレ)

※三好康児(横浜)

伊藤達哉(ハンブルガーSV)

※松本泰志(広島)

※渡辺晧太(東京V)

※安部裕葵(鹿島)

★久保建英(東京)

【FW】

★岡崎慎司(レスター)

※前田大然(松本)

※上田綺世(法大)

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また、Jリーグが来年の東京五輪の大会期間中、J1だけでなくJ2とJ3も全面的に中断する方向で最終調整していることも分かった。詳細な日程案はクラブの代表者が集まる実行委員会や理事会で詰める。J2、J3は開催を模索したが、移動事情やJクラブの施設もキャンプ地などに利用される可能性が指摘されている。

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日本サッカー協会(JFA)は9日、都内のJFAハウスで技術委員会を実施した。

2分け1敗で1次リーグ敗退した6月の南米選手権をはじめ、5、6月の各カテゴリーの代表活動を報告。加えて、20年東京五輪に向けた来年度のスケジュールについて話し合った。関塚隆技術委員長は「1点は5月と6月の代表活動の報告。J本部の方、クラブ、大学、高校も含めて各競技団体にご協力ありがとうございましたという感謝の気持ちを伝えた。もう1点は来年の五輪に向けたカレンダー。そこをしっかりとJリーグ本部、各競技団体の委員の方々との調整をしました」と説明した。

A代表の森保一監督は東京五輪代表の監督も兼任するだけに、22年W杯カタール大会のアジア2次予選が9月から始まると、両代表の活動が重なる状況が起こり得る。関塚技術委員長は「9月からアジア2次予選が始まりますから、しっかりそこを戦ってもらうのが基本線にしています」と軸足はA代表に置くとの見解を示した。東京五輪の代表招集については「今は(代表に拘束力が)ない状態のところで、どうやって取り組んでいくかをやっている。(南米選手権は)実際、海外クラブから招集拒否もありましたし、しっかり精査して招集できるような形を。今回のところがシミュレーションになったので、生かしていきたい。また海外に挑戦する選手たちも出てきているので、しっかり把握しながら調整していきたい」と語った。

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長谷川弾も候補に 女子W杯最優秀ゴール

日本対オランダ 前半、右足で同点ゴールを奪う長谷川(撮影・山崎安昭)

FIFAは7日までに、女子ワールドカップ(W杯)フランス大会の最優秀ゴールの10候補を発表し、日本からはオランダとの決勝トーナメント1回戦で岩渕(INAC神戸)らとの連係で長谷川(日テレ)が決めたゴールが入った。

日本対オランダ 前半、同点ゴールを決めた長谷川は気合のガッツポーズ(撮影・PNP)

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レアル完全移籍の久保建英、マドリードへ1人で出発

久保建英(2019年6月29日撮影)

FC東京からスペイン1部の名門レアル・マドリードへ完全移籍した日本代表MF久保建英(18)が7日、成田空港からマドリードへ出発した。Tシャツ姿に黒いリュックの姿で、1人で出国した。

トップチームは8日に集合し、その後キャンプのためにカナダへ向かう。久保は今季はBチームのカスティージャ(3部相当)でプレーすることになっているが、キャンプに参加するためトップチームの集合に合わせて出発した。

チームはカナダでのキャンプ後、米国でドイツ1部バイエルンミュンヘン(現地時間20日、ヒューストン)、プレミアリーグのアーセナル(同23日、ワシントン)、スペイン1部アトレチコ・マドリード(同26日、ニュージャージー)の強豪3クラブと試合を行う。昨季は新加入のFWビニシウスがここでデビューしており、久保もここで実戦デビューを果たす可能性がある。

今季は東京で開幕スタメンを勝ち取り、攻撃の核として活躍。6月のキリンチャレンジ杯エルサルバドル戦でA代表デビューを果たし、同月の南米選手権(ブラジル)に参加中に完全移籍が発表されるなど、めまぐるしい日々を過ごした。下部組織を育ったバルセロナを離れ、レアル・マドリードを新天地として次なる挑戦が始まる。

スペインリーグは1部が8月中旬に、カスティージャが所属する3部相当のリーグは8月下旬にそれぞれ開幕する。

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9月カシマ&11月パナスタでキリン・チャレンジ杯

日本サッカー協会は5日、日本代表の国際親善試合、キリン・チャレンジカップを9月5日に茨城・カシマスタジアムで、11月19日に大阪・パナソニックスタジアム吹田で開催すると発表した。

対戦相手は未定。9月の試合は午後7時20分開始で11月もナイター予定。9月に始まるワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選へ向けた強化の場となる。

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中島翔哉ポルトガル入り 今日にもポルト加入発表か

日本代表MF中島翔哉(19年6月撮影)

カタール1部アルドハイルからポルトガル1部ポルトに移籍する可能性が高いと判明していた日本代表MF中島翔哉(24)が5日、同国北部のポルト空港に到着した。

地元紙O JOGOの電子版が、現地に入った中島の姿を写真で伝えている。メディカルチェックとサインのためと報じられており、早ければ同日中にも加入が正式発表される。

わずか半年で中東生活を終え、19年1月まで所属したポルティモネンセ以来のポルトガル復帰。当初は買い取りオプション付きの期限付き移籍が検討されていたが、移籍金2000万ユーロ(約25億円)で保有権の大半を獲得する共同保有で最終調整に入った。南米選手権で日本の10番を背負った中島は、欧州CL予選3回戦から本戦出場を目指す。

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香川真司、原点みやぎで自主トレ「におい懐かしい」

宮城合宿を公開し、トレーニングで薗田氏(右)に走り勝つ香川(撮影・木下淳)

日本代表MF香川真司(30)が4日、宮城県内で自主トレを公開した。中高時代、FCみやぎバルセロナ(仙台市)に神戸から越境留学。「30代で迎える新たなシーズンを、プロになるための濃い時間を過ごした場所で迎えたい」と個人合宿地に選び、地元利府高のGKを相手にしたシュート練習などで状態を上げた。「よく試合や練習で来ていた。におい、風景が懐かしい」と原点の芝を踏んだ。

前日の練習後は名物の牛タンを食べた後、ユアスタへ。J1ベガルタ仙台の天皇杯2回戦を「自分で入場券を買って」お忍び観戦した。一夜明けは利府高のジムで鍛えて心身ともに充実。同じ宮城で行われた先月9日の日本-エルサルバドル戦は負傷欠場したが、現在は万全だ。20年夏まで契約が残るドルトムントから移籍を容認されており「楽しみな未来が待っている」。新クラブ決定の吉報を待ちながら第2の故郷で汗をかいた。

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香川真司「特に大事な1年」原点宮城で自主練習公開

宮城合宿を公開し、トレーニングで薗田氏(右)に走り勝つ香川(撮影・木下淳)

日本代表MF香川真司(30)が4日、宮城県内で行った自主トレを公開した。中高時代は、生まれ育った神戸市からFCみやぎバルセロナ(仙台市)に越境留学。

「30を超えて迎える新たなシーズンの準備を、プロになるための濃い時間を過ごした場所でした」と個人合宿地に選び、この日は約1時間半きっちりトレーニングした。

一定の距離を近接した1対1で競走してからのフィニッシュ練習では、かつて川崎フロンターレや北海道コンサドーレ札幌で活躍した元U-23日本代表DF、現在は香川のマネジメント事務所に所属する薗田淳氏(30)らと質の高い動きを披露した。最後は地元利府高サッカー部のGKを相手にしたシュート練習で状態を高めた。

会場は、みやぎ生協めぐみ野サッカー場。先月9日に日本代表のエルサルバドル戦が行われた、ひとめぼれスタジアム宮城に近く「県サッカー場(旧称)は、よく試合や練習で来ていた場所。におい、風景が懐かしかった」と原点の芝に笑顔を見せ、東北のサッカー少年にとって登竜門となるカメイ杯(U-15東北選抜大会)で「優勝したことも覚えている。ここ宮城に来なければプロになれていなかったと思う。慣れ親しんだ地で最高の準備をしたい」。その後も成長し、異例の高校2年でセレッソ大阪と仮契約。Jリーガーになり、日本代表に選ばれ、ドルトムント、マンチェスターUと進んで2度のW杯にも出場した土台となった。

個人合宿をスタートした前日3日の練習後は名物の牛タンを食べた後、ユアテックスタジアム仙台へ。ベガルタ仙台の天皇杯2回戦(対JFL・FC大阪)を「自分でチケットを買って」お忍び観戦した。「売店に並んでから揚げも買ったけどバレなかった」と笑いながら、一般客にまじって日本最古の大会を堪能。ドイツで食事したこともある仙台の渡辺晋監督(45)が4-1で勝つ姿を見届けた。

一夜明け、午前は利府高のジムを借りて鍛え、午後が今回の練習公開。先月下旬の宮崎合宿ではFW浅野拓磨、MF井手口陽介とともにトレーニングし、グループで質の高い練習に取り組んだが、今回は1人のため、専属の神田泰裕トレーナー(30)と個の状態を上げるメニューに特化した。先月の代表のエルサルバドル戦は負傷欠場したが、現在は万全といえる状況だ。

「毎年が勝負だけど、特に大事な1年になる」と覚悟する19-20年シーズン。トルコ1部ベシクタシュへの期限付き移籍は満了しており、20年夏まで契約が残るドルトムントからは移籍を容認されている。「夢」と公言してきたスペイン移籍を含め、新クラブを模索中。「楽しみな未来が待っていると思っている」と吉報を待ちながら第2の故郷で汗を流した。【木下淳】

宮城合宿を公開し、鍛え抜かれた筋肉で走り勝つ香川(撮影・木下淳)

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W杯から1年 分析官が見た選手、監督の矜持/下

後半3分、原口のゴール(右)と後半7分、乾のゴール

<W杯ベルギー戦から1年 悪魔の14秒その裏側(下)>

18年7月1日。ワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝トーナメント1回戦を翌日に控えた日本は、ベルギー攻略法を練っていた。日本サッカー協会(JFA)テクニカルハウスの片桐央視リーダー(35)ら分析チームは、ベルギーの1次リーグ3試合を攻撃10分、守備7分、セットプレー3分の映像にまとめ、パワーポイントも駆使しながら対策を提示。西野監督の訓示も含め、相手の特徴をインプットした。

■サブ本田圭佑の言葉で1つに

カウンター攻撃の脅威は世界中に知られており、選手たちは十分に認識していた。そのため分析班は、あえて映像にカウンター場面を入れすぎないようにし、説明順、分量に細心の注意を払った。その後、多くの選手が自主的に「カウンターに気をつけよう」「意外と守備に穴がある」と補足の意見を言い合った。

そんな中、この大会はサブに回っていた本田圭佑の言葉で1つになった。

本田 日本サッカー協会は「2050年宣言」で50年までにW杯で優勝するという目標を立てている。W杯で優勝するなら、何度かベスト8に入った上でベスト4にも進み、という段階を踏まなければいけない。その第1歩となるベスト8へ、今回はものすごいチャンスだ。絶対につかもう。

片桐氏 代表の歴史や代表選手の責任、義務、役割など、自分たちが今後の日本サッカー界のために何をすべきか言ってくれた。選手は皆、サッカー全体のことを考えてプレーしているんだなと深く感じた。我々は細かく相手の戦力を分析し、わずかな隙を探すのが仕事だが、ピッチに立つ選手たちはもっと大きなものを背負って、成し遂げるために努力している。これは歴代代表の誰もが思ってきたこと。これからの代表選手にも持ち続けてほしい。

■課題は世界トップ中のトップの高さ封じ

日本が脈々と受け継いできた精神面に加え、戦術面でも現在の森保兼任監督には西野監督たちから受け継いだものがある。

片桐氏 西野監督はボールを保持しながら主導権を握るサッカーを得意とし、W杯でもそこを表現しながら結果を残した。縦に速いカウンター攻撃はハリルホジッチ監督が徹底したもので、そこも受け継いでいたから両方の攻めができた。前から行く守備、引き込む守備、どちらからでも攻撃に移行できたし、守から攻の切り替えがうまく機能した時は得点につながった。

一方で課題は「世界トップ(の中の)トップの高さを封じる対策をテクニカルチームとしては挙げた。比較して高さがない分、簡単にクロスを上げさせない、競り合いの技術やマーキングの徹底などが、より重要になってくる」と言う。

約1年後、森保監督は6月の代表戦で初めて3バックを導入。システムを使い分け始めたが、片桐氏は「システムで補う方法も多少はあるが、森保監督は高さ対策だけで3枚や4枚にしているわけではないと思う」と私見を述べた。その上で「現代サッカーは同じシステムで90分間、戦い続けることがほとんどない。状況の変化によってシステムを変えながら、柔軟に対処することが必要になっている。だからこそ、森保監督はいろんな形を試しているはず。9月から始まるW杯カタール大会アジア2次予選、来年の東京オリンピック、そして22年の本大会へ、より成熟した日本代表をお見せしたい」と教訓を生かす。

■東京五輪での金 W杯優勝への道しるべ

7月19日。敗退から約2週間後の都内JFAハウスの一室で、W杯総括ミーティングが開かれた。3時間に及んだ中、西野監督や関塚技術委員長は「ロシアの戦いが(今後の代表の)ベースになる」と言った。東京での金メダル、将来のW杯優勝へ、道しるべはできた。当時主将のMF長谷部も「ベルギー戦を見た若い選手は感じるものがあったと思うし、日本のサッカーが上に行くには、あれが1つの何か大きなものになったと言えるように頑張ってほしい」と託した。森保監督の戦術、選手の自覚、それを支える分析スタッフの献身-。三位一体で新時代を切り開いていく。【取材・構成=盧載鎭、木下淳】(おわり)

■「忘れられぬ14秒」

・ベルギー代表GKクルトワが自身の公式ツイッターを更新した。「忘れられない14秒をスタートさせたスロー」とつぶやき、1年前に行われたW杯ロシア大会決勝トーナメント1回戦日本戦の「14秒カウンター」の動画を投稿した。

18年7月、ベルギー戦に敗れた本田はタオルで顔を拭う

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W杯から1年 分析官が考える「本当の敗因」/中

後半23分、長谷部のパスミス(上)と同24分、日本の1失点目

<W杯ベルギー戦から1年 悪魔の14秒その裏側(中)>

「悪魔の14秒」。日本はワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝トーナメント1回戦で、悪魔のようなベルギーのカウンターに屈した。あの間、誰かがファウルでも何でもいいから、どこかで止められていたら…。敗因は14秒、とみられがちだが、日本サッカー協会(JFA)が考える敗因は他にあった。

      ◇       ◇

日本代表の分析を担当するJFAテクニカルハウスの片桐央視リーダー(35)は「西野監督以下、全スタッフがあの14秒で負けたとは思っていない。そもそも14という数字も知らなかった。負けた一番の原因は、1失点目。そして2失点目と考えている。いずれも自分たちのミスから生じたもので、大会後のスタッフミーティングではアンダーカテゴリーも含め、すべての代表選手に徹底して伝えようと意見が一致しました」と分析内容を説明した。

まず1失点目。2-0とし、相手の反攻が激しくなった。194センチのフェライニを入れて、パワープレーも織り交ぜてきた。中盤のマークはいっそう厳しくなり、耐える時間がより長くなる。その中でも日本は、カウンターや中盤の連係で防戦一方となることなく粘って戦った。

ギリギリの攻防。しのぐときの、ちょっとしたミスが命取りになることがある。相手の勢いに油を注ぐことにもなる。最初の失点がまさに、それだった。中盤で長谷部がボールを持って右に展開しようとした時、香川選手は寄った。長谷部が蹴ったボールが香川の背中に当たり、こぼれ球を拾われ、相手の2度のスローインの末にCKを献上。そのCKの守備で乾のクリアが敵陣に飛ばず、そこからの頭での折り返しが、不運な形ながら失点になった。

片桐氏 本来の乾選手の技術なら、大きく正確にクリアできたはず。長谷部選手の視野なら、香川選手にぶつけなかったはず。香川選手も、意図があって近寄ったはず。断定はできないけれど、その中で長谷部選手とのイメージが共有できず、ズレて、ミスにつながったのかなと。もちろん、開いてパスコースをつくるというのは選択肢の1つではあったけど、ちょっとした積み重なりを相手に突かれ、失点後は完全に流れが向こうにいってしまった。

      ◇       ◇

2失点目のきっかけとなったのも、3失点目と同様に日本のCKからだった。ショートコーナーで得点機をうかがったが、読まれてしまった。

片桐氏 ショートCKは相手の守備の仕方にもよるが、2対1の数的優位をつくることができるので、日本も行うこともある。そこにはリスクもあり、ボールを奪われると人数をかけた分、相手のカウンターにつながる危険性もはらむ。そのため、やり切ることが鉄則。日本はそれまでも何度か試みたので相手はそれを認識していて、あの時、サイドに人数をかけてきた。そこでボールを中央へ上げられず、相手に奪われ、カウンターを許した。何とか昌子選手のブロックでCKとなったが、そのCKから同点に追いつかれた。カウンターを得意とするチームのため、やり切る必要があった。2失点とも押し込まれたわけではなく、自分たちがボールを持っている状況だったのに。そこで失点してしまったことが課題と受け止めている。

この2失点と「悪魔の14秒」は映像でまとめられ、将来を担う世代別の代表にも見せている。2度と同じミスを繰り返さないために-。最終回は、ある選手の言葉が心に響いた。【取材・構成=盧載鎭、木下淳】

<試合後のコメント>

▼MF長谷部 試合運びや勝負面で甘さが出た。不用意なボールの取られ方などミスが重なって失点した。あと1歩なのか、何歩なのか。ベルギーがどれだけ先にいるのか知るのは難しい。

▼MF乾 悔しい。こういう負け方は特に悔しい。

▼FW大迫 こういう結果になって申し訳ない。本当に悔しい。2点リードしてからの試合運びが良くなかった。1点を取られた時に一気に流れが相手に傾いた。

▼MF香川 個の差が最後に出た。受け入れ難い残酷な結果になったけど、これが勝負の世界。

▼MF原口 8強になれると信じていたけど、最後は圧力に耐え切れなかった。

後半27分、日本の2失点目につながるCKを与えた場面
18年7月2日 W杯ロシア大会 日本対ベルギー 後半、ベルギーDFフェルトンゲンにゴールを許す日本GK川島(撮影・PNP)
W杯ロシア大会 日本対ベルギー 後半、ヘディングシュートを決めるベルギーMFフェライニ。左から日本MF長谷部、1人おいてDF吉田、DF昌子
JFAテクニカルハウスの片桐央視リーダー

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視線に首振り…「悪魔の14秒」勢い任せでない連動

W杯ロシア大会で日本がベルギーに許したカウンター攻撃

<W杯ベルギー戦から1年 悪魔の14秒その裏側(上)>

ベルギーMFシャドリは、W杯ロシア大会について「一番の思い出は日本戦のゴール」と振り返った。決勝トーナメント1回戦。ベルギーは大会史に残るカウンターを日本に浴びせた。MF本田のCKをキャッチしたGKクルトワからMFデブルイネ、MFムニエへとつなぐ。シャドリが決めるまで、わずか14秒だった。

あの攻撃はいかにして生まれたのか。左サイドを一気に加速したシャドリは、クルトワの視線を見た瞬間にゴールへのイメージを描いていた。「クルトワは、はじめはアザールにボールを入れようとしていた。だけど、マーク(長谷部)がついていた。彼は急きょ、デブルイネに変えていた」。

中央をドリブルするデブルイネ、前線を走るFWルカクらとともに一気に日本陣内へ突入していく。ボールはデブルイネからムニエに渡る。その瞬間、右を向いていたルカクが首をキュッと振った。「あの時『ルカクはスルーする』と予感した」。

全速力でゴールへ走りながらの首振り。シャドリにとって、自分を視界に捉えたと確信を持つに十分なモーションだった。ムニエから低く速いクロスがゴール前へ送られる。ルカクは触らずに股を通した。右足を合わせるだけだった。

突然の嵐のような14秒だった。後半ロスタイムの極限状態の中、クルトワがデブルイネにボールを投げた瞬間に、ゴールのイメージは3手も4手も先のフィニッシャーであるシャドリにまで共有されていた。勢い任せではない「連動」を見せつけた。ベルギー代表のマルティネス監督は「スピードと質は当然。信じる力が大事だ」と振り返った。【岡崎悠利】

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W杯から1年“悪魔の14秒”分析官明かす裏側/上

W杯ロシア大会で日本がベルギーに許したカウンター攻撃

<W杯ベルギー戦から1年 悪魔の14秒その裏側(上)>

「悪魔の14秒」から1年。18年サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本は決勝トーナメント1回戦(7月2日、ロストフナドヌー)でベルギーに逆転負けした。2点をリードしながら追いつかれ、後半ロスタイムで衝撃的なカウンターを浴びた。これまでメディアに1度も登場したことのない日本サッカー協会(JFA)テクニカルハウス片桐央視リーダー(35)が、初めて分析内容の一部を明かした。日本代表は、あの14秒をどのように分析し、今後に生かそうとしているのか、3回にわたって検証する。【取材・構成=盧載鎭、木下淳】

      ◇       ◇

■痛すぎたCK直後の動き、逆襲の起点潰していれば

W杯期間中、日本代表とともに行動して全試合を分析した片桐リーダーは、2時間以上に及ぶ取材で何度も考え込み、言葉を選びながら答えた。ギリギリの線-。やや禁断の領域にも足を踏み入れながら、初めてベルギー戦を振り返った。

2-2で迎えたロスタイム、日本は左CKを得た。「直接、西野監督から聞いたわけではないが、延長やPK戦は考えていなかったと思う。あの場面は90分で決着をつけようとした。そのイメージは本田選手も他の選手も一緒で、ショートコーナーで時間を稼ぐのではなく、ファーサイドから中央へ走り込む吉田選手の頭を狙った」と明かす。

CK直前、本田の無回転FKで沸き、イケイケの流れもあった。本田の左足からのボールは、ニアサイドに走った大迫の頭上を越え、吉田の頭に届く前にGKクルトワの手に収まった。そこから「悪魔の14秒」が始まった。

片桐氏 チャレンジしたわけだし、クルトワも読んでいた。キャッチされたのは仕方ない。痛かったのは、その直後の動き。本来なら近くの誰かが、相手GKに詰めるはずだが、行かなかった。キャッチと同時にクルトワは足を前に運び、フリーでパスコースを探っていた。セットプレーが崩れた時は、近くにいる選手がボールに詰め寄って相手の逆襲を遅延させる。約束事ではなかったが、選手たちはしっかりやっていた。初戦コロンビア戦では大迫選手がCKの崩れで相手GKに接近し、逆襲の起点をつぶしている。ここでもできていれば、あの14秒は生まれてない可能性はある。

本田のCK時、ペナルティーエリア内に日本は5人入った。さらにショートコーナーに見せかけるため、香川が本田の方へ走った。キッカー含め、前線にいたのは計7人。中盤でバランスを取ったのは長谷部だけで、最も警戒した日本に向かってやや左に位置したE・アザールをマークした。実際、クルトワは最初にE・アザールの動きを目で追い、結局、右でフリーのデブルイネに投げた。

片桐氏 ベルギーは優勝を狙っていたし、1回戦で延長までいってスタミナを消耗したくない。あの場面で相手が徹底的に逆襲を狙うのは、誰もが分かる。香川選手が本田選手の方に駆け寄らず、やや中央にいてデブルイネを気にしながらこぼれ球を拾う動きをする選択肢もあった。またはゴール前を5人ではなく、4人にして1人はバランスを取る役割でもよかったのかもしれない。

■「頑張れば止められる」と考えさせた相手が一枚上

不運は重なる。自陣にいた山口は、デブルイネのドリブルを止めようとした。ドリブルが大きくなったタッチを、見逃さなかった。突っ込んで足を出した。しかし相手の足が一瞬早かった。かわされた。

片桐氏 ドリブルのタッチを大きくしたのは、デブルイネの作戦でしょう。相手に突っ込むスキをわざと見せたのだと思う。トリックに引っかかる形になったが、相手を褒めるべき。あの場面で山口選手のベストの選択は、DFラインと連係して、ゆっくりラインを下げながら、背後のスペースを消すこと。山口選手も分かっていたはずだが、相手の方が一枚上だった。山口選手に一瞬でも「頑張れば止められる」と考えさせたデブルイネの勝ち、と言わざるを得ない。

試合前、テクニカルスタッフは西野監督に「前線を起点にしたカウンターの形や仕掛けの速さ」は報告したが、あくまで流れの中からのこと。CKからの速攻は、情報過多になるため伝えなかった。ボールがクルトワの手を離れた瞬間、ムニエは右サイドを約70メートル走り、デブルイネからボールを受け、右足ダイレクトで中央のルカクへボールを出したが、実は逆サイドのシャドリを見ていた。

片桐氏 ムニエはボールを受ける前に、ルカクを一瞬見ている。この動作は、ルカクについた長谷部選手も見ていた。当然、得点力の高いルカクに詰めたが、その後ろにはシャドリが走っていた。ムニエの目線とボールをスルーしたルカクの視野、シャドリの走り込むタイミング。3人のイメージが一致してカウンターが完成された。

今後、日本代表が同じ「14秒」に直面する可能性は極めて低い。しかし局面局面なら似たような場面は90分間、何度も起こり得る。今後のため、日本協会は14秒を重く受け止め、極力細分化して分析していた。次回は、失点に絡んだ2つのミスに迫る。

<試合後のコメント>

▼MF山口 勝負どころであれだけの人数が、あれだけのスピードでゴール前へスプリントしてきたところにベルギーの強さを感じた

▼DF吉田 (最後のCKの後)一瞬、スイッチが切れてしまった。試合の終わらせ方、運び方、まだまだベルギーのような大国とは差がある

▼MFデブルイネ パーフェクトカウンター。クルトワが投げた時、チャンスがあると感じたし(右の)ムニエに出したのもフリーだったから当然。スペースもあったし、延長戦にもつれ込まなくて済む、と思った

▼MFシャドリ ロメル(ルカク)が自分を少し見たんだと思う。スパートの最中で「ここにいるぞ」と叫ぶことはできなかったけど、アシストのようにスルーしてくれた

◆片桐央視(かたぎり・ひろみ)1984年(昭59)5月3日、名古屋市生まれ。市立名東高-東海大。筑波大大学院の人間総合科学研究科(体育学専攻)在学中に08年U-17女子日本代表の分析担当に就任。09年から男子を担当しロンドン、リオオリンピック(五輪)、U-20、17W杯などをカバーした。

試合が終了し、ピッチに倒れ込んだ香川真司を起こそうと手をつかむE・アザール(2018年7月2日撮影・PNP)
18年7月2日、W杯ロシア大会の日本-ベルギー戦の後半ロスタイム、シャドリの勝ち越しゴールで喜ぶベルギーの選手たちを背に力なく佇む吉田(右)と山口
JFAテクニカルハウスの片桐リーダー(撮影・木下淳)

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香川真司生き抜くため変化“五輪走法”で初速に磨き

宮崎県内で自主トレを公開した、右から日本代表MF香川、井手口、浅野、神田トレーナー(撮影・木下淳)

日本代表MF香川真司(30)が29日、宮崎県内で行っている自主トレを公開した。気温32度、湿度87%の環境で大粒の汗をかきながら、同じく来季の所属先を模索中のFW浅野拓磨(24)MF井手口陽介(22)と体の使い方の確認やシュート練習を実施。午後には予定を上回る1時間超のサッカー教室を開き、笑顔で県内外の児童らと交流した。

3度目の宮崎個人合宿。夢と公言するスペイン移籍を含めて探している新クラブは「まだ決まっていない」が、勝負の19-20年シーズンへ「30(歳)も超えたし、自分の欧州サッカー人生を左右する1年になる」と覚悟を口に。生き抜くため「変化や刺激が必要」と新たな取り組みを始めた。

代表期間中の今月6日に覚えた左股関節の違和感を1週間で治すと、フィリピン訪問をへて、筑波大に谷川准教授を訪ねた。110メートル障害でシドニーとアテネ五輪に出場した専門家に師事し、走り方を根本から改善して「初速を上げる」ことを意識。武器のクイックネスをさらに高めている。

香川の中学時代(FCみやぎバルセロナ)の同期で専属トレーナーの神田泰裕氏(30)も取材に応じ「モドリッチ(Rマドリード)が34歳でバロンドールに輝いたように昔と違って30歳でも伸びる。常時5、6人のチームを組んで支えている」。香川も「拓磨と陽介がいて、若い選手と(新クラブで)争う予行演習になる」と来季を思い描いた。

トルコ1部ベシクタシュとの契約は満了し、20年夏まで保有権を持つドルトムントも移籍を容認。その中で「決まったら未来を切り開く」。決意の合宿は30日に打ち上げる。【木下淳】

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田嶋会長「得たもの大きかったと」森保監督から報告

田嶋幸三会長(2019年5月13日撮影)

日本協会の田嶋幸三会長(61)が28日、森保一監督(50)から南米選手権の報告を受けた。

1次リーグは2分け1敗で決勝トーナメント進出は逃したが、MF久保建英(18=Rマドリード)ら若手が存在感を示した。田嶋会長は「(森保監督が)得たものが本当に大きかったと、日本サッカーの強化においても重要でコパに出られることの効果を肌で感じたと言っていた。あそこまで選手たちが頑張ってくれて、ある意味通用することを示してくれた」と評価。9月の22年W杯カタール大会アジア2次予選に向けて「監督とも話をしたが、7月17日に抽選があって、W杯予選は重要。おろそかに絶対にできないのは共通理解」と確認した。

森保一監督(2019年6月27日撮影)

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W杯アジア2次予選、7月17日組み合わせ抽選

アジア・サッカー連盟は27日、ワールドカップ・カタール大会アジア2次予選の組み合わせ抽選を、7月17日午後5時(日本時間同6時)からクアラルンプールで行うと発表した。

日本を含む40チームが参加。8組に分かれ、各組1位と2位の成績上位4チームの計12チームが最終予選に進む。この12チームは23年アジア杯中国大会の出場権も得る。40チームは最新のFIFAランキングに基づき第1~5のシード順に分けられ、日本はイラン、韓国、オーストラリアなどと最上位に入る。同シード順チームは同組にならない。元日本代表MF本田圭佑が率いるカンボジアは第5グループ。

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中島翔哉がポルト移籍へ 半年ぶりに欧州再挑戦

日本代表MF中島翔哉(19年6月撮影)

サッカー日本代表MF中島翔哉(24)が、カタール1部アルドハイルからポルトガル1部ポルトへ期限付き移籍することが27日、分かった。

既に1年間の契約で個人合意しており、クラブ間の最終調整を待つ状況に。南米選手権ブラジル大会で得点し、22年W杯カタール大会のエース候補が、来季は初の欧州CLに挑戦する可能性が高まった。ポルトガル復帰は半年ぶり。J1のFC東京から移籍した17年8月から19年1月まで所属したポルティモネンセ以来となる。

◇    ◇    ◇

中島の欧州再挑戦が秒読み段階に入った。関係者によると、日本の南米選手権1次リーグ敗退から一夜明けた26日に交渉が行われ、個人合意。ポルトとアルドハイルのクラブ間で買い取りオプション、共同保有などの条件面がまとまれば、1年間の期限付き移籍が決定する。

ポルトはリーグ優勝28回を誇り、欧州CLと欧州リーグを2回ずつ制覇したこともある名門。中島が同国1部ポルティモネンセに在籍していた昨年1月にも正式オファーを受けていた。当時は移籍金800万ユーロ(約10億円)で話が舞い込んだが、評価が急騰して折り合いがつかなかった。破談の1年後、アルドハイルへ23年6月までの4年半契約で完全移籍。3500万ユーロ(約43億7500万円)の移籍金は、01年中田英寿の当時32億円(ローマ→パルマ)や15年孫興民(韓国)の41億円(レーバークーゼン→トットナム)を上回るアジア人最高額となった。

その半年後、ポルトガルに戻る。中島は、格が落ちるカタールへの移籍について「自分の意思で決めた。お金や名声、リーグのレベルやチームの知名度は関係ない」と長文ブログで強調していたが、南米選手権でも得点した日本の新10番に対し、ポルトが以前よりも純粋な戦力として認めてくれたことに納得。一時はフランス1部パリサンジェルマンに期限付き移籍する道も模索したが、現実的な欧州復帰に気持ちが傾いた。

近年のポルトは、中島が得意とする「4-4-2」を基本陣形としており、本職の左サイドハーフで不動の存在だったアルジェリア代表MFブラヒミが契約満了で退団するため得点源の1番手として迎えられる。ブラジル代表のフッキやカゼミロ、コロンビア代表のロドリゲスやファルカオら世界の一線級が羽ばたいたクラブから再び挑戦する。

本人も、かねて「楽しむことが一番」としつつ「欧州CLに出るようなチームに行くことも、いちプレーヤーとしては大事」と話していた。来季も9年連続の欧州CL出場が決まっているクラブは申し分なく、ポルトガル時代にアウェー戦で訪れたポルトの街並みやスタジアムの雰囲気、チームのスタイルに好感も持っている。350万ユーロ(4億3750万円)とされる年俸の減額も受け入れる方向で近日中にも発表される。

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森保ジャパン帰国「若い選手が可能性示してくれた」

南米選手権2019を終え、大会を振り返る森保監督(撮影・足立雅史)

ブラジルで開催中の南米選手権で1次リーグ敗退した日本代表が27日、成田空港着の航空機で帰国した。チリには敗れたが、ウルグアイとエクアドルとはドロー。森保一監督(50)やMF久保建英(18=レアル・マドリード)らが登場すると空港に集まった約120人のファンから歓声が上がった。

指揮官にとっても実りある大会となった。帰国後、成田市内のホテルで報道陣に対応。「全てレベルアップしないと」と言うと、その対象を選手だけでなく自分にも向けた。「私も監督としてアジアでより確実に勝つという戦いと、世界の舞台でも勝てる戦いをW杯予選までにしっかり考えて、良い戦いができるように準備したい」。今大会はA代表経験の浅い若手とベテランを融合した臨機応変な戦い方で南米勢とがっぷり四つの戦いを見せた。それに満足せず、9月からの22年W杯カタール大会アジア2次予選に向け、指揮官もさらに研さんを積む考えだ。

決勝トーナメント進出こそ逃したが「若い選手たちが今の力と可能性を示してくれた」と、うなずいた。「できたことは自信にしてもらいたいが、最後は結果が出なかった悔しい思いを持って成長につなげてほしい」。手応えと未来につながる課題の両方を手みやげに、森保監督が帰路についた。【浜本卓也】

南米選手権2019を終え、帰国した森保監督(撮影・足立雅史)

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欧州に「置いていかれる」なでしこ高倉監督の危機感

帰国し大会を振り返るなでしこジャパン高倉監督(撮影・足立雅史)

女子ワールドカップフランス大会で16強で敗退したなでしこジャパンが27日、成田空港に帰国した。女子ワールドカップでは日本は11年に優勝、15年に準優勝。今回は決勝トーナメント1回戦のオランダ戦で、1-1で迎えた試合終了間際に主将のDF熊谷紗希(28=リヨン)がハンドによるPKを与え力尽きた。

結果的に、今大会は欧州が躍動し、8強のうち7チームが欧州勢だった。欧州では男子サッカーで有名なスペイン1部バルセロナが女子のプロチームを持ち、レアル・マドリードも女子チームの立ち上げを発表。今年3月には、女子のバルセロナ対アトレチコ・マドリードの試合に6万人の観客を動員したことも話題になった。高倉麻子監督(51)は「ヨーロッパはものすごい勢いでリーグが活性化している。欧州の選手達の顔色が変わってきていた。このままではどんどん置いていかれる」と危機感を口にした。

ドイツでプレー経験があるFW岩渕真奈(26=INAC神戸)は「ドイツでの4年間は充実していた。もし、もう一度行けるんだったら、という気持ちを持っている」と海外再挑戦の意向を口にし「日本で通用している部分が海外相手で通用しないのだったら意味がない。若い選手には、どんどん海外に出た方がいいと、個人的な意見として思う」と、海外でのプレー経験の重要性を説いた。今後、日本が再び世界の頂点に這い上がるには、国内リーグの活性化が必須。岩渕は「リーグの時期を欧州に合わせたら、海外の選手がもう少し来やすかったり、日本の選手も出やすかったりするかな」と自身の考えを挙げた。

1年後には東京オリンピック(五輪)を迎える。高倉監督は「なでしこは他国とは違うスタイルで充分やっていけると思う。強化するポイントはフィジカル、技術、知性。日本は独特に戦えると信念をもってやっているし、選手もかいま見せてくれた。揺らがずにみんなで進みたい」と「なでしこ流」を貫く考えを示し、東京五輪へ「大きく成長して、どこにもマネできないサッカーを日本で披露する」と決意を口にした。

帰国し大会を振り返るなでしこジャパン岩渕(撮影・足立雅史)
女子W杯フランス大会を終え帰国した鮫島(撮影・足立雅史)
帰国し大会を振り返るなでしこジャパン熊谷(撮影・足立雅史)

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カズ「最高じゃないですか」久保建英の今後に期待

カズ(三浦知良)(2019年4月15日撮影)

横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)が26日、横浜市内で日本代表へ“カズ流エール”を送った。善戦をたたえる声が多い中、カズは95年のアンブロ杯から昨年のワールドカップ(W杯)ロシア大会まで「いい戦いをした」ではね返され続けた世界の壁の厚さを挙げ「今の時点できっと、コパ・アメリカ(南米選手権)に出て、いい戦いをした、という時代は終わったんじゃないかなと思いますね」とし「強豪国と引き分けてほめられる時代ではなく、世界からも批判されるぐらいになったら本当の強さ。早くそうなるのを楽しみにしています」と話した。

今大会は久保建英が存在感を発揮した。カズは「最高じゃないですか。あの年齢でね」と賛辞を贈り、W杯アジア予選に向かう久保に「アジアになると、体ごとつぶしにきたり、1人に対して複数で来たり、ちょっとかみ合わない。そういうところで、どういう違いを見せていってくれるか」と今後のプレーに期待していた。

日本対エクアドル 先発出場した久保(2019年6月24日、撮影・PIKO)

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またまた決定力不足露呈、しばらく「半端ない」頼み

日本対エクアドル 後半、右足でゴールを狙う上田(撮影・河野匠)

<Nikkan eye 担当記者がサッカーを掘り下げる>

<南米選手権(コパ・アメリカ):日本1-1エクアドル>◇1次リーグC組◇24日◇ベロオリゾンテ

日刊スポーツのサッカー担当記者が独自の視点で掘り下げる「Nikkan eye」。今回は、日本代表のFWに目を向ける。南米選手権での目的の1つは、20年東京五輪に向けた強化。本番まで約1年と迫った中、ストライカーとしての期待に応えた選手は残念ながらいなかった。

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健闘したが、勝ちきれない。またも原因は決定力不足だった。大学生として9年半ぶりに招集された法大FW上田綺世、快足の松本FW前田大然を起用したが、そろって無得点。2人とも決定機がありながらゴールを決められなかった。前田は「本当に(大会に)出て良かったのかなと思うくらい、何もできなかった。申し訳ない」と口にした。

同時期に開催されたトゥーロン国際(フランス)で、南米選手権には呼ばれなかった五輪世代のU-22代表が初の決勝に進出。磐田FW小川航基は決勝で得点した。FWの争いは再び激化必至だが、そもそもメダル獲得という目標を考えれば、競争のレベルも現状では物足りない。

現段階ではオーバーエージ(OA)枠の1つは1トップに使うことが現実的だ。16年リオ五輪で浦和FW興梠慎三が選出されたように、フィニッシャーに実力と経験のある選手を入れることはセオリーでもある。そうなれば必然的にブレーメンFW大迫勇也がベストになるが、招集は難航しそうだ。また、A代表でも大黒柱である大迫とまでは言わずとも、現状で「1番手」と名を挙げられる選手が不在であることが寂しい。

今大会はMF久保を始め、中盤にはチャンスを作るだけの攻撃力があることを証明した。それだけに浮き彫りとなったストライカー不足という課題。「最後の部分。個々で常に高い意識をもってこだわってほしい」という森保監督の期待に応える存在は出てくるのか。あえて「強化の場」とした南米選手権の経験を次へとつなげたい。【岡崎悠利】

日本対エクアドル 後半、ゴール前の上田にラストパスを送る久保(撮影・河野匠)

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「世界体感」なでしこ若手の選択に注目/記者の目

オランダに敗れ、引き揚げるなでしこ選手ら(撮影・PNP)

<女子ワールドカップ(W杯)フランス大会:日本1-2オランダ>◇決勝トーナメント1回戦◇25日(日本時間26日)◇フランス・レンヌ

日本は23人中17人がW杯初出場の若いチームで16強に進出した。

これが現在の日本の立ち位置だ。今大会は8強に欧州勢7チームが進み、この中から成績上位3カ国が来年の五輪に出場する。日本のメダル獲得には欧州勢からの勝利が必須となるだろう。MF籾木は「自分たちの実力のなさも含め、盛り上がりなど世界から遅れていると大会を通してすごく感じた」と話した。フランスでは衛星放送で女子リーグ全試合が放送されるなど環境整備が進み、23日にはスペインのR・マドリードの女子チーム立ち上げを同国メディアが報じた。

日本も21年をめどにリーグのプロ化を進めるなど強化策は練っており、早ければ7月の日本協会理事会で具体案が話し合われる。ドイツの強豪B・ミュンヘンでもプレーしたFW岩渕は試合後「今の若い子たちも世界を知るという意味でも海外に出てほしいなと思う」と語った。世界を体感した若手選手たちの今後の選択にも注目したい。【松尾幸之介】

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