日刊スポーツ

なでしこ高倉監督「先鋒として勢いを」五輪あと半年

なでしこ高倉監督「先鋒として勢いを」五輪あと半年

なでしこジャパン高倉監督(19年12月撮影)

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の高倉麻子監督(51)が1月24日で東京オリンピック(五輪)開幕からちょうど半年前を迎えるにあたり、日本サッカー協会を通じてコメントを発表した。

高倉監督は「まだ半年という感覚と、もう半年という感覚が入り交じった不思議なタイミングです。残された半年の間で代表チームの強化に費やせる時間には限りがありますが、時計は止まってはくれません。選手、スタッフとともに、1日1日をこれまでと同じように大切に過ごし、堂々と自信を持って初戦を迎えられるよう努力を続けてまいります」とつづった。

東京五輪開会式は7月24日に行われるが、女子サッカーと女子ソフトボールは全競技の先陣を切って同22日から大会が始まる。高倉監督はこのことにも触れ「TEAM JAPANに勢いをもたらすためだけでなく、全国のオリンピックムーブメントを高めて多くの方に応援して頂くためにも、TEAM JAPANの先鋒として初戦に臨み、素晴らしい結果を勝ち取りたいと思います。東京を、日本を、そして世界を、この東京オリンピックで盛り上げていきましょう」とコメントした。

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韓国、サウジが五輪 U23アジア選手権日程と結果

<U-23アジア選手権>◇1次リーグ各組◇20年1月8〜26日◇タイ

韓国が9大会連続11度目、サウジアラビアが6大会ぶり3度目の五輪出場を決めた。

森保一監督が率いる日本は史上初の1次リーグ敗退という屈辱を喫した。

◆1次リーグ

★は1次リーグ突破

▼9日(日本時間同日午後10時15分)

日 本10-0
1-2
2サウジアラビア

▼得点者

後半3分【サ】アルフライフ

後半11分【日】食野

後半43分【サ】ガリーブ(PK)

▼12日(日本時間同日午後10時15分)

日本1-1
0-1
シリア

▼得点者

前半9分【シ】バラカト(PK)

前半30分【日】相馬

後半43分【シ】ダリ

▼15日(日本時間同日午後10時15分)

日本10-0
1-1
1カタール

▼得点者

後半28分【日】小川

後半34分【カ】A・アハラク(PK)

<B組>

順位チーム勝点
(1)★サウジアラビア32103127
(2)★シリア31114404
(3)カタール30303303
(4)日本301235-21

1月 9日 カタール2-2シリア

1月 9日 日本1-2サウジアラビア

1月12日 サウジアラビア0-0カタール

1月12日 シリア2-1日本

1月15日 カタール1-1日本

1月15日 サウジアラビア1-0シリア

<A組>

順位チーム勝点
(1)★オーストラリア31204315
(2)★タイ31117344
(3)イラク30304403
(4)バーレーン302138-52

1月 8日 イラク1-1オーストラリア

1月 8日 タイ5-0バーレーン

1月11日 バーレーン2-2イラク

1月11日 オーストラリア2-1タイ

1月14日 タイ1-1イラク

1月14日 オーストラリア1-1バーレーン

<C組>

順位チーム勝点
(1)★韓国33005239
(2)★ウズベキスタン31114314
(3)イラン31113304
(4)中国300304-40

1月 9日 ウズベキスタン1-1イラン

1月 9日 韓国1-0中国

1月12日 イラン1-2韓国

1月12日 中国0-2ウズベキスタン

1月15日 ウズベキスタン1-2韓国

1月15日 中国0-1イラン

<D組>

順位チーム勝点
(1)★UAE31203125
(2)★ヨルダン31203215
(3)北朝鮮310235-23
(4)ベトナム302112-12

1月10日 ベトナム0-0UAE

1月10日 北朝鮮1-2ヨルダン

1月13日 UAE2-0北朝鮮

1月13日 ヨルダン0-0ベトナム

1月16日 ベトナム1-2北朝鮮

1月16日 ヨルダン1-1UAE

◆準々決勝

1月18日 サウジアラビア1-0タイ

1月18日 オーストラリア1-0シリア

1月19日 韓国2-1ヨルダン

1月19日 UAE1-5ウズベキスタン

◆準決勝

1月22日 サウジアラビア1-0ウズベキスタン

1月22日 オーストラリア0-2韓国

◆3位決定戦

1月25日 オーストラリア-ウズベキスタン

◆決勝

1月26日 韓国-サウジアラビア

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関塚技術委員長、森保ジャパン選考過程など再検証へ

森保監督と関塚技術委員長(左)(2019年12月29日撮影)

日本協会の関塚隆技術委員長(59)が20日、29日の技術委員会で、東京五輪世代のU-23(23歳以下)日本代表のメンバー選考など、森保一監督率いるチームの活動過程を再検証する考えを示した。

タイでのU-23アジア選手権で、日本は1分け2敗と1次リーグ敗退。3月には五輪代表が国際親善試合2試合を戦うが、同時期にA代表のW杯アジア2次予選が控える。

同選手権の準々決勝を視察して帰国した関塚委員長は「今回の(メンバー選考の)プロセスは現場だけがやったわけじゃない。現場だけの責任ではない。現場が考えたことと、協会がお願いしてやっていたこともある。そこがどうだったかも含めて、しっかり詰めていきたい」。もう1度精査したうえで、今後の森保兼任監督のサポート体制を整えていく方針だ。

また、15日の同カタール戦でのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるビデオ判定について、アジアサッカー連盟に判定の根拠などの説明を求めて日本協会が提出した意見書の返答は、まだ受けていないとした。

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日本代表森保監督ら新施設に常駐へ、機能を一極集中

森保一監督

日本協会の田嶋幸三会長(62)が19日の岩手県内での講演後、オリンピック(五輪)代表も兼任する日本代表森保一監督(51)ら男女各カテゴリーの代表首脳陣を来年4月に稼働予定のサッカー施設「高円宮記念 JFA夢フィールド」に常駐させることを明かした。本格稼働前に東京・文京区のJFAハウスから千葉県立幕張海浜公園内に建設中の同施設に、技術委員会や審判委員会、メディカルなどのスタッフら約100人規模で移る。

代表の機能を一極集中させるメリットは、情報を一元化して強化や育成につなげるだけではない。施設の近くには天然芝ピッチと人工芝ピッチを2面ずつ併設。海外組は帰国時の調整の場としても利用するだけに、間近での状態の確認と代表スタッフらとのコミュニケーションのさらなる円滑化も可能。東京五輪の金メダルと22年カタール・ワールドカップ(W杯)出場へ向けて、大きなプラスにもなる。田嶋会長は「単なる練習場にするつもりはない」と語った。

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森保監督、2月欧州視察で大迫ら五輪OA候補訪問も

報道陣に会釈しタイ・スワンナプーム国際空港から帰国する森保監督(撮影・前田充)

東京五輪代表を兼任する日本代表の森保一監督(51)が17日、タイでのU-23アジア選手権を終えて帰国した。1次リーグは1分け2敗の最下位。東京五輪の金メダルを目標に掲げながらアジア勢から未勝利という厳しい現実を背に、成田空港で待つ報道陣の前に姿を見せた。

足を止めて背筋を正すと、降り注がれた多くの視線に真っ正面から向き合った。「残念な結果になってしまって大いに反省しないといけない。結果が問われる世界で仕事をしているので結果が伴わなければ責任問題、批判は当然出てくると思います。これは当たり前のことだと思って受け止めています」。ベストメンバーではなく、日本だけ五輪出場権が懸からない予選-。言い訳を挙げれば枚挙にいとまはないが、泣き言は言わずに受け止めた。

次の五輪代表の活動は3月の親善試合2試合。そこまでの期間、精力的に動く。2月中には約10日間、欧州視察へ。ブレーメンFW大迫らオーバーエージ候補を訪ねるプランもあり、欧州組のコンディションチェックだけでなく五輪本番の招集実現に向けても尽力する模様だ。

今年は東京五輪にW杯アジア2次予選、同最終予選と重要な試合が続く。「これまで通り日本代表の勝利と日本サッカーの発展、歴史の継承、応援してくださる方々に喜んでいただけるために活動するという軸をぶらさずやっていく」と力を込めた。「発展というと先のことだけだと思われるが、目の前の試合の結果が問われることを覚悟しながら未来の発展にむけて活動していきたい」と決意を示した。【浜本卓也】

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森保監督U23予選敗退に「責任問題、批判は当然」

兼任する五輪世代を率いたU-23アジア選手権を終えて帰国した日本代表の森保監督

東京五輪代表を兼任する日本代表の森保一監督(51)が17日、タイでのU-23アジア選手権を終え、スタッフとともに成田空港着の航空機で帰国した。

1次リーグは1分け2敗で、最下位に終わった。森保監督は「残念な結果になってしまって大いに反省しないといけない。課題は出た部分はあります。勝っても負けても成果も課題もあるということを、しっかりこの大会を振り返って整理して、次に進みたい」と語った。

東京五輪まで、残りは約半年。目標の金メダルへ向け、「結果が問われる世界で仕事をしているので結果が伴わなければ責任問題、批判は当然出てくると思います。これは当たり前のことだと思って受け止めています。これまで通り日本代表の勝利と日本サッカーの発展、歴史の継承、応援してくださる方々に喜んでいただけるために活動するという軸をぶらさずやっていく。発展というと先のことだけだと思われるが、目の前の試合の結果が問われることを覚悟しながら未来の発展にむけて活動していきたい」と、あらためて決意を示した。

報道陣に会釈しタイ・スワンナプーム国際空港から帰国する森保監督(撮影・前田充)

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森保監督「そこは確認」退場田中碧の出場停止いつ?

田中碧(右)のレッドカードを受けての退場に抗議するイレブン(2020年1月15日撮影)

U23カタール代表戦でレッドカードを受けて退場したMF田中碧だが、出場停止がどの試合に適用されるかは明らかになっていない。

森保一監督は16日、「我々もそこは確認しなければならないな、というところ」とAFCから報告を受けていないことを明かした。出場停止は同一大会内で消化され、親善試合でのレッドカードであれば次の親善試合で適用されるのが通例。AFCの発表が待たれる。

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森保監督「責任果たす」次回は久保ら最強布陣招集へ

宿舎で囲み取材に応じる森保監督(撮影・前田充)

【バンコク(タイ)16日=杉山理紗】東京五輪予選を兼ねたU-23アジア選手権で、日本はカタールとの第3戦を1-1で引き分け、1分け2敗のグループ最下位で大会を終えた。試合後の記者会見で森保一監督(51)は、続投に意欲を示し、五輪本番で結果を出す決意を口にした。次の五輪世代の活動期間は選手の招集に強制力のある国際Aマッチデー期間に予定されている3月の親善試合。森保監督はMF久保建英らA代表組、オーバーエージ組を含めた「最強メンバー」を招集する意向を明かした。

  ◇    ◇    ◇

五輪イヤー初勝利は最後までつかめなかった。前半終了間際にMF田中碧が一発退場。1人少ない日本は後半、小川のゴールで先制したが、またしても終盤の失点で勝利を逃した。未勝利のふがいない結果を受けて、A代表も指揮する森保監督の兼任体制に疑問の声が出ているが、本人に揺らぎはなく、続投への意欲を口にした。

森保監督 この結果の責任はありますが、この先チームと選手をさらに成長させること、五輪で結果を出すことで、責任を果たしていきたい。

次回のU-23代表活動では、“最強メンバー”を再結集させる意向だ。3月の同南アフリカ戦(27日、京都)、同コートジボワール戦(30日、福岡)は国際Aマッチデー期間に重なり、招集に強制力をもたせることができる。昨年11月の同期間に行った親善試合では、MF久保、堂安、DF板倉らA代表組を五輪世代に招集して、最強メンバーと話題になった。

森保監督は3月のメンバー編成についても「全てそうなるかは分からないが、基本的にはそう考えている」と同様の方針であることを明言。同期間でA代表のカタールW杯アジア2次予選2試合も予定されているが、オーバーエージ候補選手の招集にも「考えながら活動につなげていきたい」と含みを持たせた。

金メダルと公言する東京五輪。「足りなかった部分は今後の成長に向けて、しっかり受け止め、監督としても改善できるようにしていきたい」と、立て直しに全力を尽くす考えだ。

▽MF食野(東京五輪まであと半年しかないが)「僕はまだ半年あると思っている。6カ月あれば成長できる。自分は半年でJ3から海外移籍まで行った。(本番に向けて)見とけよ、という感じ。マジでやってやろうと思います」

▽MF旗手「五輪で金メダルという目標に関してはブレる必要もないと思うが、今の状況で取ろうと考えると、僕個人的な意見としては、絶対に無理だと思う。もっともっと1人1人が成長していくことがチームの成長につながる。やらないといけない」

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田嶋会長「今まで通り」森保監督へ変わらぬ信頼

ACL出場クラブミーティングに出席したJFA田嶋会長(右)とJリーグ村井チェアマン

日本サッカー協会の田嶋幸三会長(62)が16日、五輪代表も兼任する日本代表森保一監督(51)を引き続きサポートしていく考えを明かした。東京・文京区のJFAハウスでの理事会後、報道陣に対応。U-23アジア選手権(タイ)では1分け2敗で1次リーグ敗退となったが、指揮官への変わらぬ信頼を口にした。

主なコメントは以下の通り。

-森保監督について

田嶋会長 森保監督に関して申し上げると、非常にいい形での兼任をやってくれていました。ちょっと年末からここにきて苦しんでもがいているところだと思ってますけど、ずっと右肩上がりで行くとは思ってない。昨日までの3試合の成績は、満足できるかというと全く満足できない。これは事実ですし、森保もそう思っていると思います。そのことはあるにしても、いろんなチームを構成しないといけない中では、下がっている状況になったことは次へのリバウンドみたいな形でやってもらいたいと思ってます。

-この日の理事会で、戦いぶりへの意見は出たか

田嶋会長 フリーディスカッションの時間があまりなかった。私の方からいろいろこの大会のことは言わせてもらって、それへの質問もなかった。

-今回を契機に森保監督のサポート体制に変化は

田嶋会長 兼務ということに対してご懸念いただいていることは重々分かっています。今どういう状況なのか、必ずしもずっと勝ち続けていけると思ってないし、負けることもプラスになると思っています。勝ち負けは単純な実力で決まるわけではない。いろんなことがあるんだとこういうところで経験し、皆さんからの批判も含め、そういうものには覚悟していかないといけないと思っている。今まで通り全く変わらない形でサポートしていくつもりです。

監督のところは、最終的にどうするかは会長に求められることはあるかもしれないですが、その前のところは技術委員会がしっかり話をして、技術委員長がどのように判断するかだと思っている。日本サッカーにとって一番いい形で森保監督をどうサポートするかを決断しないといけないかもしれない。

ただ、全面的に今までと同じようにサポートしていきたいと思っています。スケジュールのことだけでは判断するつもりはありません。プレッシャーがどんどんふくらんでいくようなことになって(兼任の)負担がかかるなら、どこかで話し合いをしていくことは考えます。

現状、自分としては変わっていません。サポートの一番大事なのは選手の招集がちゃんとかなうかどうか。いかにヨーロッパの選手をちゃんと連れてこられるかだと思います。

ACL出場クラブミーティングに出席した左からJリーグ村井チェアマン、神戸・立花実行委員、横浜・黒沢実行委員、鹿島・鈴木満取締役フットボールダイレクター、東京・石川クラブコミュニケーター、JFA田嶋会長

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VAR謎判定「整合性欠ける」田嶋会長が連盟に文書

ACL出場クラブミーティングに出席したJFA田嶋会長(右)とJリーグ村井チェアマン

日本協会の田嶋幸三会長(62)が16日、都内のJFAハウスでの理事会後、報道陣に対応した。

U-23カタール戦でのVAR判定について、田嶋会長はアジア連盟に判定の根拠などの説明を求める文章を提出したと明かした。前半終了間際にMF田中碧がVARで判定が覆りレッドカードで退場。後半31分にPKを献上したMF斎藤のプレーは、ノーファウルに見えたもののVARで検証されなかった。田嶋会長は「田中碧の時にわざわざ(プレーを)戻してそのシーンを見させて判断させた。にもかかわらずPKのところは戻して見させなかった。整合性に欠ける。ジャッジが変わるとは思っていない。根拠など説明はしてほしい」と語った。

U-23日本対U-23カタール 前半、田中碧(右)のレッドカードを受けての退場に抗議するイレブン(撮影・前田充)

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田嶋会長「皆さんの批判は覚悟」森保監督を支援意向

田嶋幸三会長(2019年12月29日撮影)

日本協会の田嶋幸三会長(62)が16日、五輪代表も兼任する日本代表森保一監督(51)を引き続きサポートしていく考えを明かした。

都内のJFAハウスでの理事会後、報道陣に対応。U-23アジア選手権を未勝利で終えたことには「満足できる成績かというと全く満足できない」。そのうえで「ずっと右肩上がりでいくと思ってない。いろんなチームを構成しないといけない中で、下がっている状況になったことを次へのリバウンドにしてほしい。皆さんからの批判には覚悟していかないといけないと思っている。全面的に今までと同じようにサポートしていきたい。一番大事なのはいかに欧州の選手を連れてこられるか。(兼任の)プレッシャーがふくらんで負担がかかるなら話し合いをすることは考えますが、現状、自分としては変わっていません」と変わらぬ信頼を口にした。

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FW小川「申し訳ない」U23代表は暗い表情で帰国

取材に応じるU-23日本代表のFW小川(撮影・松尾幸之介)

タイで行われていたU-23アジア選手権で1次リーグ敗退を喫した東京五輪世代のU-23日本代表が17日、成田空港に帰国した。

1次リーグ3試合を戦い、1分け2敗の勝ち点1でグループ最下位となっての早期敗退。開催国として五輪出場権を得ているとはいえ、本来なら五輪最終予選となる大会。4年前の前回は優勝していた大会で1勝も挙げられないまま姿を消し、選手らはやや暗い表情で到着ロビーに姿をみせた。

16日の第3戦カタール戦で1得点を挙げたFW小川航基(22)は「応援してくれた方々へ申し訳ない気持ちでいっぱいです」と振り返り「幸い、今回は本番じゃなかった。自信を失ったわけではないですし、本番でしっかり見返せるように成長して金メダルをとりたい」と切り替えた。

全3試合にフル出場したGK大迫敬介(20)は3戦で計5失点したことを悔やみ「GKとして責任を感じている。まだ6カ月あるので、この痛い経験を共有しながら積み上げて、いい形で五輪を迎えられたら」と巻き返しを誓った。

取材に応じるU-23日本代表のGK大迫(撮影・松尾幸之介)

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U23旗手怜央、五輪金へ得点精度と選手間対話が鍵

U-23日本対U-23カタール 前半、シュートを狙う旗手(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ・バンコク

全試合に出場したMF旗手怜央(22=順大)は、日本が目標に掲げる「東京五輪で金メダル」に警鐘を鳴らした。

1分け2敗と未勝利のまま大会終了。川崎F入りする旗手はシャドー(1トップ後方)の位置から好機をつくったが「前半からゴール前までスムーズにプレーできていたけど、点が決まらない。そこだけ」とフィニッシュの精度を課題に挙げた。「決定的なシーンが1本あった。メンタルだけじゃなくて技術のところも足りないと、この3試合を通してすごく自分の身に染みた」。出場機会を得たことで、改善点の見えた大会だった。

ただ、約2週間を通してチームとしての積み重ねができたことも感じているという。12日のシリア戦後は選手だけでミーティングを実施し、試合には随所にその成果が表れた。「タラレバですけど、選手だけでのミーティングももっと細かくやっていたら、結果出せたんじゃないかと思う」と旗手。五輪本番で掲げる“金メダル”の目標は「そこに関してはぶれる必要もない」としながらも、「現状で取ろうと考えると、僕個人的な意見ですけど、絶対に無理だと思う。もっともっと1人1人が成長していくことがチームの成長につながる」と呼びかけた。

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VAR退場…森保日本1ー1カタール/U23詳細

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

1次リーグ敗退が決定している日本がカタールと1-1で引き分けた。後半28分にFW小川航基の大会初ゴールで先制したが、直後にPKで失点して追いつかれ、1分け2敗の未勝利で大会を終えた。

日本10-0
1-1
1カタール

▼得点者

後半28分【日】小川

後半34分【カ】A・アハラク

◆試合経過

【後半49分 日本1-1カタール】

試合終了

【後半49分 日本1-1カタール】

日本 ゴール前に攻めるが、シュートまで持ち込めず。勝ち越し点を奪えなかった。

【後半45分 日本1-1カタール】

ロスタイムは4分

【後半37分 日本1-1カタール】

日本 小川のシュートはGK正面に

【後半37分 日本1-1カタール】

日本 田川イン、食野アウト

カタール同点!

【後半34分 日本1-1カタール】

カタール ペナルティーエリア内でシュート態勢に入った相手に対し、斎藤が左足を出して倒す。ボールにいったように見えたが、VARの結果、PKとなり、これをA・アハラクに決められ同点に追いつかれる。

U-23日本対U-23カタール 後半、同点ゴールを許す日本(撮影・前田充)

【後半33分 日本1-0カタール】

カタール MFのN・アハラクがアウト、MFウマルがイン

小川先制弾!

【後半28分 日本1-0カタール】

日本 食野の突破から中央でボールを受けた小川が右足トラップから右足を振り抜くと、グラウンダーのボールは対峙する相手DFの股を抜いた後、GKの逆を突いてゴール左に突き刺さり、日本が待望の先制点!

U-23日本対U-23カタール 後半、先制ゴールを決めた小川航基(撮影・前田充)

U-23日本対U-23カタール 後半、先制点を決めガッツポーズを見せる小川(撮影・前田充)

【後半23分 日本0-0カタール】

カタール ゴール正面のFKを直接狙うが上に大きく外れる

【後半23分 日本0-0カタール】

カタール カタール2選手交代。MFハラフとDFアヤシュを下げ前線のマジード、スラグ投入

【後半16分 日本0-0カタール】

カタール 斎藤へのファウルでサルマンにイエローカード

【後半15分 日本0-0カタール】

カタール 右サイドからのクロスは中に選手がおらず大迫がキャッチ

【後半12分 日本0-0カタール】

日本 相手ゴール前のこぼれ球に食野が走り込んでDFと1対1の好機に。だがサポートがなくシュートチャンスを失う

【後半10分 日本0-0カタール】

カタール 左サイド深くからマイナスのグラウンダーに合わせゴール前シュート。GKと1対1だったがボールは大きく浮き、難を逃れる。数的優位のカタールの前線でのキープ場面が目立つ

【後半6分 日本0-0カタール】

カタール 右サイド突破から中央に戻してのミドルシュートは枠の上に大きく外れる

【後半3分 日本0-0カタール】

日本 左サイドの縦パスに走り込んだ食野が切り返してシュートを放つが力なくDFに阻まれる

【後半1分 日本0-0カタール】

日本 10人の日本は選手交代。斎藤未月イン、旗手アウトで中盤強化

【後半1分 日本0-0カタール】

カタールボールで後半開始

U-23日本対U-23カタール 前半にレッドカードの田中碧と森保監督(撮影・前田充)

■■■ハーフタイム■■■

【前半47分 日本0-0カタール】

前半終了

【前半47分 日本0-0カタール】

日本 ディフェンス時にボールに足を出した田中碧が相手を倒したとしてVAR判定に。田中碧は一発レッドで退場となる

U-23日本対U-23カタール 前半、田中碧(左)はレッドカードを受けて退場する(撮影・前田充)

【前半45分 日本0-0カタール】

ロスタイムは2分

【前半43分 日本0-0カタール】

日本 相馬の縦パスで田中駿が抜け出しゴール前で決定機! だがシュートは左枠外に外れる

【前半43分 日本0-0カタール】

日本 相手と言い合いになり顔付近に手をだされた食野が倒れ込むがすぐに復帰

【前半42分 日本0-0カタール】

カタール カタールDFアブドゥルサラームにイエローカード

【前半36分 日本0-0カタール】

日本 ゴール前に押し込み続け、食野が放ったシュートは枠内をとらえるがGKが正面でキャッチ

【前半35分 日本0-0カタール】

日本 相馬の右クロスをゴール前で頭で落とし、旗手が強烈なシュートを放つがDFに阻まれる

【前半32分 日本0-0カタール】

カタール 徐々に日本が押し込まれる時間帯に。相手15番のゴールエリア外からのミドルは弱い正面のグラウンダーとなり大迫がキャッチ。

【前半30分 日本0-0カタール】

日本 相手陣内でのタックルで相馬にイエローカード

前半、イエローカードを受ける相馬(撮影・前田充)

【前半28分 日本0-0カタール】

カタール 中盤でバックパスを奪われカタールFWがドリブルでゴール前まで迫る。失点ピンチだったが、DF2人が追いつき、最後は大迫がキャッチ

U-23日本対U-23カタール 前半、ボールをキャッチする大迫(撮影・前田充)

【前半25分 日本0-0カタール】

カタール 背番6の選手が接触で一時ピッチ外へ。カタール、日本とも水分補給

【前半23分 日本0-0カタール】

日本 田中碧のミドルシュートはゴールの右に大きく外れる

【前半21分 日本0-0カタール】

日本 ゴール前を攻め立て、ダイレクトの右クロスに合わせ杉岡が強烈なボレーを放つが、ボールはゴール右に反れる

【前半18分 日本0-0カタール】

日本 日本ゴール前左からのFKに杉岡が合わせるが不発。

【前半15分 日本0-0カタール】

カタール カタールがカウンターを狙うが、田中駿汰が中盤でファウルしながらも対応。

【前半13分 日本0-0カタール】

日本 田中駿汰の浮かせた縦パスに旗手が合わせるがオフサイド。下がり気味のカタールに対し、日本は相手陣内でのキープ時間が長め

U-23日本対U-23カタール 前半、シュートを狙う旗手(撮影・前田充)

【前半10分 日本0-0カタール】

日本 相馬の右サイドの速いクロスはキーパーの手の先を抜けるが、誰も合わせられず

【前半7分 日本0-0カタール】

カタール カタール最初のセットプレー。左サイドからのクロスにヘッドで合わせようとするが、日本がクリア

【前半5分 日本0-0カタール】

日本 日本右サイドからグラウンダークロスはキーパーに阻まれる

【前半2分 日本0-0カタール】

日本 左サイドから杉岡のクロスはキーパー正面でキャッチ

【前半1分 日本0-0カタール】

日本ボールでキックオフ

U-23日本対U-23カタール 前半、ドリブル突破を図る食野(撮影・前田充)

【試合後コメント】

▽森保一監督の話 選手達が意地を見せてくれた。(今後へ)しっかり反省しないといけない。私を含めてみんなで反省したい。時間は限られている。ベスト尽くして活動をしていければ

▽DF杉岡大暉の話 戦う姿勢は見せれたかもしれないが、結果が全て。何が何でも勝たないといけなかった。悔しいし、情けない。ここで経験したことは23人しか分からない。危機感というものを持って、本戦まで準備しないといけない

▽FW小川航基「1人少ないとか関係なく、今は悔しい気持ちでいっぱい。引いてくる相手にはミドルとか大胆なゴールが大事だと思っていたのでいいゴールでした。このままではいけない。正直こんなに力がなかったのかと思ってしまった」

<日本スタメン>

GK大迫敬介

DF立田悠悟

DF杉岡大暉

DF町田浩樹

DF橋岡大樹

MF田中駿汰

MF田中碧

MF食野亮太郎

MF相馬勇紀

FW小川航基

FW旗手怜央

<日本ベンチ>

GK小島亨介

GK谷晃生

DF渡辺剛

DF岡崎慎

DF古賀太陽

MF菅大輝

MF斎藤未月

MF遠藤渓太

MF森島司

MF松本泰志

FW上田綺世

FW田川亨介

<日本代表メンバー>

【GK】

小島亨介(アルビレックス新潟)

大迫敬介(サンフレッチェ広島)

谷晃生(ガンバ大阪)

【DF】

立田悠悟(清水エスパルス)

渡辺剛(FC東京)

菅大輝(コンサドーレ札幌)

杉岡大暉(鹿島アントラーズ)

岡崎慎(FC東京)

町田浩樹(鹿島アントラーズ)

古賀太陽(柏レイソル)

【MF】

斉藤未月(湘南ベルマーレ)

田中駿汰(大体大)

田中碧(川崎フロンターレ)

食野亮太郎(ハーツ)

遠藤渓太(横浜Fマリノス)

森島司(サンフレッチェ広島)

相馬勇紀(名古屋グランパス)

旗手怜央(順大)

松本泰志(サンフレッチェ広島)

橋岡大樹(浦和レッズ)

【FW】

小川航基(ジュビロ磐田)

上田綺世(鹿島アントラーズ)

田川亨介(FC東京)

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森保監督「最後に結果出せるよう積み上げたい」

U-23日本対U-23カタール 後半、選手に指示を出す森保監督(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

日本は1分け2敗のB組最下位で、大会を終えた。カタール戦は前半終了間際にボランチのMF田中碧(川崎F)がレッドカードを受けて退場。10人での戦いを余儀なくされたが後半は3バックから4バックに変更。同28分にFW小川航基(磐田)の右足ミドル弾が決まって先制したが、直後にPKを献上して追いつかれた。

試合後、森保一監督の主なコメントは以下の通り。

-引き分けという結果について

森保監督 前半は多くのチャンスをつくって、選手たちが積極的に攻めようという姿勢、戦いをしっかりとやっていこうというところ、勝つための姿勢を出してくれたと思います。前半の終わりに1人少なくなって、後半の戦い方で選手たちがそこでも意地を見せて勝とうというところ、1人少なくてもみんなでカバーして最後まで戦って勝とうというところ、先制点を奪って最後まで戦い抜いてくれたことは、選手たちの今後につながるかなと思います。応援してくださった方々には残念ながら勝利をお届けできなかったですけど、この苦しい戦いの中、必死に勝利をお届けしたい、最後まで粘り強く戦い抜くところをお見せしたいというところを選手たちが表現してくれたと思います。

-東京五輪でメダルを目指す中、3試合アジアで戦って1勝もできなかった現実について

森保監督 そこはしっかりと反省しなければいけないところだと思う。私も含めてみんなでこの大会を反省して、もう過去は変えられないので、ここからチームの成長、選手が成長してくれるために、この大会の経験を生かしたいと思います。

-ここから五輪まで時間がない。メンバー選考、オーバーエージも含めてどうチームを作っていきたいか

森保監督 時間が限られているのは最初から分かっていること。その都度その都度のベストを尽くして活動を続ければ、必ず最後の大きな成果につながると思ってやっています。今回は残念な結果に終わりましたけど、最後に結果を出せるように、しっかり積み上げていきたい。

U-23日本対U-23カタール カタールと引き分けに終わり、ベンチの選手らと握手を交わす森保監督(中央)(撮影・前田充)

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食野、終盤に足止まり交代「点が取れなくて悔しい」

U-23日本対U-23カタール 前半、ドリブル突破を図る食野(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

唯一の欧州組MF食野亮太郎(21=ハーツ)が、チームを救うことはできなかった。

2列目左でスタメン出場。前半はキレのいいドリブルでチャンスを作る場面もあったが、後半20分すぎには数的不利が影響してか、足が止まってしまった。同38分には交代で退いた。「何が何でも勝つというところを見せたかった。しっかり気持ちを込めて戦ったつもりだけれど、点が取れなくて悔しいし、勝利につなげられなかったのはもっと悔しい」と話した。

U-23日本対U-23カタール 食野亮太郎(撮影・前田充)

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小川先制弾も未勝利「正直こんなに力なかったのか」

U-23日本対U-23カタール 後半、先制ゴールを決めた小川航基(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

東京五輪世代のU-23(23歳以下)日本代表は同カタール代表と引き分け、1分け2敗のB組最下位で大会を去ることになった。

後半28分、先制点は日本代表のFW小川航基(磐田)だった。ペナルティーエリア手前でMF食野のパスを受けると、右足でミドルシュート。低い弾道でゴールネットを揺らし「引いてくる相手には大胆なシュートも大事になると思っていた」と振り返った。

それでも3戦未勝利での敗退となり、表情は固いままだった。前半ロスタイムにMF田中碧(川崎F)が退場処分となる苦しい展開だったが「1人少ないとか関係なく、今は悔しい気持ちでいっぱい」。続けて「正直、こんなに力がなかったのかと。本当にこのままではいけない」と、危機感を募らせた。

U-23日本対U-23カタール 後半、先制ゴールを決めてガッツポーズの小川航基(撮影・前田充)

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DF杉岡大暉、未勝利敗退に「悔しいし、情けない」

U-23日本対U-23カタール、ユニホームを引っ張られながらもドリブルする杉岡大暉(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

東京五輪世代のU-23(23歳以下)日本代表は同カタール代表と1-1で引き分け、1分け2敗と未勝利で1次リーグ敗退となった。

後半28分、MF食野亮太郎からパスを受けたFW小川航基が右足ミドルで先制した。後半31分、自陣ペナルティーエリア内でMF斉藤が相手選手を倒してPKを献上。これを左へ決められて追いつかれ、このまま最後まで得点を奪うことができずに試合終了。1勝もできないまま大会を去ることとなった。

▽DF杉岡大暉「いくら10人になったとはいえ勝ちきりたかった。戦う姿勢は見せられたかもしれないけど結果がすべての世界。1勝もできなかったことをしっかり受け入れてやらないといけない。何が何でも勝たなきゃいけなかった。悔しいし情けない。危機感をあと半年しっかり持って、本戦まで準備しないといけない。」

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森保監督、未勝利敗退に「私を含めてみんなで反省」

U-23日本対U-23カタール 前半にレッドカードの田中碧と森保監督(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

東京五輪世代のU-23(23歳以下)日本代表は同カタール代表と1-1で引き分け、1分け2敗と未勝利で1次リーグ敗退となった。

後半28分、MF食野亮太郎からパスを受けたFW小川航基が右足ミドルで先制した。後半31分、自陣ペナルティーエリア内でMF斉藤が相手選手を倒してPKを献上。これを左へ決められて追いつかれ、このまま最後まで得点を奪うことができずに試合終了。1勝もできないまま大会を去ることとなった。

▽森保一監督のコメント「前半の終わりに1人少なくなったが、後半の戦い方でも選手たちが意地を見せてくれた。(1勝もできなかった現実に)しっかり反省しないといけない。私を含めてみんなでこの大会を反省して、過去は変えられないので、ここからチームの成長、全選手の成長をしていくためにこの大会の経験を生かしたい。(今後へ)時間は限られていることは最初から分かっていることなので、その都度、その都度のベスト尽くして活動を続ければ、必ず大きな成果を生むと思っています。最後結果を出せるように積み上げていきたいです」

カタールと引き分けに終わり、ベンチの選手らと握手を交わす森保監督(中央)(撮影・前田充)
カタールと引き分けに終わり、サポーターにあいさつする日本イレブン(撮影・前田充)

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森保日本が屈辱未勝利で大会去る、カタールとドロー

U-23日本対U-23カタール 後半、先制ゴールを決めた小川航基(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

東京五輪世代のU-23(23歳以下)日本代表は同カタール代表と1-1で引き分け、1分け2敗と未勝利で1次リーグ敗退となった。

前半ロスタイムにMF田中碧がビデオ・アシスタント・レフェリーによる判定でレッドカードを受け、数的不利で後半へ。それでも先制は日本だった。後半28分、MF食野亮太郎からパスを受けたFW小川航基が右足ミドルで中央を射抜いた。

1人少ない中で貴重なゴールを手にした日本だったが、すぐに追いつかれる。後半31分、自陣ペナルティーエリア内でMF斉藤が相手選手を倒し、PKを献上。これを左へ決められた。

このまま最後まで得点を奪うことができずに試合終了。1勝もできないまま大会を去ることとなった。

▽森保一監督のコメント「前半の終わりに1人少なくなったが、後半の戦い方でも選手たちが意地を見せてくれた。(1勝もできなかった現実に)しっかり反省しないといけない。私を含めてみんなでこの大会を反省して、過去は変えられないので、ここからチームの成長、全選手の成長をしていくためにこの大会の経験を生かしたい。(今後へ)時間は限られていることは最初から分かっていることなので、その都度、その都度のベスト尽くして活動を続ければ、必ず大きな成果を生むと思っています。最後結果を出せるように積み上げていきたいです」

▽FW小川航基「1人少ないとか関係なく、今は悔しい気持ちでいっぱい。引いてくる相手にはミドルとか大胆なゴールが大事だと思っていたのでいいゴールでした。このままではいけない。正直こんなに力がなかったのかと思ってしまった」

▽DF杉岡大暉「いくら10人になったとはいえ勝ちきりたかった。戦う姿勢は見せられたかもしれないけど結果がすべての世界。1勝もできなかったことをしっかり受け入れてやらないといけない。何が何でも勝たなきゃいけなかった。悔しいし情けない。危機感をあと半年しっかり持って、本戦まで準備しないといけない」

▽MF食野亮太郎「自分の実力不足を痛感した大会。何が何でも勝つ気持ちを込めていったが、点が取れずに悔しいし、勝てなくてもっと悔しい。(今大会は)1点というのは正直寂しい。まだまだ自分の力は足りない。チームに帰ってしっかり練習したい」

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森保日本が屈辱未勝利終戦、最終戦も代わり映えせず

U-23日本対U-23カタール 後半、先制ゴールを決めた小川航基(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

【バンコク(タイ)15日=杉山理紗】東京五輪世代のU-23日本代表は、勝利のないまま五輪予選を兼ねた大会を終えた。カタールとの第3戦で、またしても終盤に得点を許して1-1と引き分けた。1次リーグ3試合で1分け2敗の勝ち点1だった。ゴール前でのアイデア不足は、大会期間中に改善できず。終盤に失点する癖も直らず、後味の悪い五輪イヤーの幕開けとなってしまった。

   ◇   ◇   ◇

代わり映えのしない単調な試合で、五輪イヤー最初の大会から姿を消した。ポゼッションで優位に立ち試合を進めたが、カウンターで危ない場面を作るなど、過去2試合と同様の展開。後半28分にFW小川のゴールで先制したが、直後の34分にPKで同点とされて力尽きた。開幕前には「選手たちにはチームのコンセプトの中で、個々の良さを存分に発揮してもらいたい」と話していた森保監督だったが、大会を通して明確なチームコンセプトは浮かんでこなかった。

それでも森保監は会見で「チャンス作りながら決めることができませんでしたけど、戦う姿勢と相手を崩してゴールに向かっていく姿勢は良かったと思います。ピンチもありましたが反省を生かしながら、貪欲な気持ちを見せてくれたと思います」と選手の健闘をたたえた。

先発は第2戦と同様、直近の試合から6人を変更。この大会でキレのある動きを見せているMF相馬の右サイドを中心に相手ゴールに迫ったが、この日も中央での決定力が足りなかった。前半ロスタイムにはMF田中碧がルーズボールを鋭いスライディングで奪った場面で、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を用いた判定で退場に。後半はMF旗手に代えて上り調子のボランチ斉藤を投入し、相馬を一列上げて急造4バックで戦った。

それでも、これまでになかった場面は見られた。相手選手の治療時には、各サイドで選手が集まり、積極的に意見交換。1次リーグ敗退決定を受けて第2戦の翌日には、今大会チームキャプテンを務めるGK小島を中心に選手ミーティングを実施するなど、ピッチ内でのリーダーが定まらない中、選手たちは現状を打破しようと努力していた。

それでも1分け2敗と未勝利に終わった。森保監督は「そこはしっかりと反省しなければいけないところだと思う。もう過去は変えられないので、ここからチームの成長、選手が成長してくれるために、この経験を生かしたい」。首都バンコクの会場も盛り上がりに欠け、最後まで東京五輪ホスト国としての意地を見せることはできなかった。

U-23日本対U-23カタール 後半、同点ゴールを許す日本(撮影・前田充)

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U23田中碧が1発レッド VARで判定覆る

U-23日本対U-23カタール 前半、田中碧(左)はレッドカードを受けて退場する(撮影・前田充)

<U-23アジア選手権:日本1-1カタール>◇1次リーグB組◇15日◇タイ

日本代表は前半終了間際にMF田中碧(川崎フロンターレ)が退場処分となり、数的不利で後半戦を強いられることになった。

前半ロスタイム4分、田中が中盤でルーズボールをキープした際に相手選手と接触した。1度プレーは続行されたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による審議の結果、レッドカードの判定に変わった。

田中の足は先にボールに触れていたが、そのまま相手の足を踏んだことが退場処分につながったと思われる。田中はぼうぜんとした表情を浮かべ、ピッチを後にした。

試合は0-0のまま前半を終えた。

U-23日本対U-23カタール 前半、田中碧(右)のレッドカードを受けての退場に抗議するイレブン(撮影・前田充)

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日本代表18年W杯の清掃行為が表彰ノミネート

18年7月 日本対ベルギー ベルギーに敗れサポーターにあいさつするサッカー日本代表イレブン(撮影・江口和貴)

世界40カ国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスは15日までに、「スポーティング・モーメント賞2000-2020」の候補を発表し、サッカーの18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会を戦った日本代表がノミネートされた。

ベルギーに敗れて8強入りを阻まれた試合後、相手に敬意を示すお辞儀をし、ロッカールームも清掃して会場を後にしたことなどが評価された。同賞は過去20年間のスポーツシーンで、スポーツが人々に団結力をもたらし、世界中に大きなインパクトを与えた瞬間を表彰するもの。特設サイト(https://www.laureus.com/sporting-moments)で一般投票が行われている。

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森保監督敗退もカタール戦へ「最善尽くしてほしい」

練習前、下田GKコーチ(右)と話し込む森保監督(撮影・前田充)

【バンコク(タイ)14日=杉山理紗】東京五輪予選を兼ねたU-23アジア選手権で既に1次リーグ敗退が決定している同日本代表は15日、カタールとの第3戦に臨む。

14日の前日練習には、体調不良のGK小島亨介(新潟)、第2戦で左足を痛めたDF渡辺剛(東京)を除く21人が参加。フィールドプレーヤーで出場がないのはMF遠藤渓太(横浜)MF菅大輝(札幌)の2人だが、森保一監督は出番のなかった選手を起用するか問われると、「全員が全員そうなるとは限らないと思う」と明言を避けた。

1次リーグ敗退をベンチから見届けた2人は、ウイングバックのポジションから攻撃の活性化を狙う。菅は「引かれた相手にアイデアがあまりなく、ミスしてカウンター1発でやられる場面が多かった。もっと前線でのアイデアを増やさないといけないと感じた」。遠藤も「クロスに入っていく人を増やすとか、ミドルシュートを打って(DFを)引き出すとか、策はあったと思う。負ける相手じゃなかった」と、それぞれに改善点を見いだしている。

最終戦は消化試合となってしまったが、森保監督は「今大会は終わるが、五輪に向けた活動も、選手のキャリアも終わりではない。この試合でも目の前のことに全力、最善を尽くしてほしい」と必勝を呼びかけた。

ウオーミングアップを行うU-23日本代表の選手たち(撮影・前田充)

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本田圭佑 U23批判に「代替案」が必要とツイート

本田圭佑

昨年12月にオランダ1部フィテッセを退団し、所属先が未定の本田圭佑(33)が、開催中のU-23(23歳以下)アジア選手権(タイ)の1次リーグで開幕から2連敗で早々と敗退した同日本代表について、14日、次のようにツイートした。

「U-23」

批判は大いにしたらいいけど、代替案を言わずにただ批判してる人が多いけど、それじゃ何も変わらんよ。

あと、まだ本番じゃないからね。

さらに、こうツイートした。

「批判は全然問題ない。何の為の批判なのかを考えて欲しいと思ってる。強くなるには周囲に流されることなくサッカーに関わる全員が自分の頭で考えることが何より重要なんです」

本田は東京オリンピック(五輪)世代のこのチームに、年齢制限外のオーバーエージ枠で加わり、金メダル獲得を目指すと公言している。

東京五輪イヤーに、年明けからアジアの舞台で開幕からあっさり2連敗で、最速敗退の惨状。森保一監督の手腕や、国内組中心の選手のプレーに批判が集まっている。

本田は、「代替案」が何かは書いていないが「代替案」が必要で、さらに、まだ本番まで時間があるということを言いたいようだ。

さらに「サッカーに関わる全員」に「自分の頭で考えること」を求めた。

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主将小島「今後に向けて」選手ミーティング明かす

シリアに敗れ1次リーグ敗退が決まり、うつむきながらサポーターのもとへあいさつに向かう日本イレブン

<U23アジア選手権:日本1-2シリア>◇1次リーグB組◇12日◇タイ

U23日本代表主将のGK小島が、1次リーグ敗退を受けて選手ミーティングを開いたと明かした。詳しい内容は言えないというが「残り1試合あるのでそこに向けて全員で準備する。下を向いていてもしょうがないので、今後に向けてどうしていかなきゃいけないかを話しました」。

小島は取材を受けた後、疲労のため練習には参加せず、シリア戦の先発メンバーと小島以外の11人でトレーニングした。

U-23日本対U-23シリア 前半、選手を鼓舞する森保監督

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森保監督、3月W杯予選期間に異例の五輪代表指揮も

2020年1月12日、U-23日本対U-23シリア 前半、選手を鼓舞する森保監督(撮影・前田充)

サッカー五輪代表監督も兼任する日本代表森保一監督(51)が招集に拘束力のある3月の国際Aマッチデー期間の五輪代表戦を指揮する計画があることが13日、分かった。

森保監督はここまでA代表最優先の方針で両代表の強化を進め、活動期間が重なった場合は理念を共有する横内コーチに五輪世代の代行監督を委任してきた。五輪世代での国内初指揮となった昨年11月の同コロンビア戦は直後のA代表戦が国内での親善試合だったこともあり、W杯予選から帰国後に合流できた。

3月はA代表の2試合がW杯アジア2次予選で、26日ミャンマー戦(豊田)後の31日に敵地モンゴル戦。その間に五輪世代の国際親善試合同南アフリカ戦(27日、京都)と同コートジボワール戦(30日、博多)が控える。通例ならミャンマー戦後にチームとモンゴルへ移動するが、半年後の東京五輪を見据え、日本協会は五輪世代の試合を指揮する選択肢の検討に入った。

タイで開催中のU-23アジア選手権は2戦2敗で1次リーグ敗退が決定。わずか3試合で帰国することになっただけに、東京五輪出場が決定済みの相手との3月の2試合は、本番を見据えての大事な親善試合になる。しかもA代表にも名を連ねるMF久保(マジョルカ)やMF堂安(PSV)を招集する方向で調整しており、オーバーエージ組も五輪代表に招集できるか交渉中。FW大迫(ブレーメン)MF柴崎(デポルティボ)MF遠藤(シュツットガルト)DF昌子(トゥールーズ)DF植田(セルクル・ブリュージュ)らが候補に挙がる。指揮が実現できればメリットは大きい。

日程面をはじめとした調整事項があるため、全4試合を指揮するならクリアすべき難題は残る。森保監督の帰国後に意向を聞きながら、モンゴル戦以外の3試合を指揮するなど、あらゆる可能性を模索していく。

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U23旗手、母校静岡学園Vに「自分も頑張ろうと」

U-23MF旗手怜央

U-23日本代表MF旗手怜央が、母校静岡学園の優勝を力に変えた。「OBと言うほどの選手じゃないけど、全国大会優勝はすごくうれしい。後輩が頑張ってくれることで、自分もまた頑張ろうと思える」と喜んだ。

試合は見ていないというが「おめでとうございます」と後輩たちをねぎらった。

静岡学園時代の旗手怜央

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関塚技術委員長「全体の方向性はしっかりできてる」

練習前、囲み取材に応じる関塚技術委員長(撮影・前田充)

<U23アジア選手権:日本1-2シリア>◇1次リーグB組◇12日◇タイ

【バンコク(タイ)13日=杉山理紗】U-23アジア選手権で日本は、シリアとの第2戦を1-2で落とし、史上初の1次リーグ敗退という屈辱を喫した。

前半に失点し、MF相馬勇紀(22=名古屋)のゴールで同点として折り返したが、またしても終了間際にカウンターから勝ち越しゴールを許した。東京五輪予選を兼ねた大会は、目標の金メダルに不安を残す結果となった。

   ◇   ◇   ◇

関塚隆技術委員長は、13日の練習前に取材に対応。森保監督の今後について「強化、選手の見極めから、全体の方向性はしっかりとできてきていると思っている。技術委員と方向性を考えたい」と話した。自身の意見と前置きした上で、「間違った戦い方をしているとは思っていない」とも。「昨日の試合でも、21対7本のシュート、ポゼッション率は70対30。敗戦は事実だけど、結果だけじゃなくて内容までをしっかりと精査した中で、どう進めるべきかは大事だと思う。そこはぶれずに協会の中での取りまとめをしていきたい」と話した。

練習前、囲み取材に応じる関塚技術委員長(左)(撮影・前田充)
練習前、囲み取材に応じる関塚技術委員長(左)(撮影・前田充)

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屈辱味わったU23日本、メンタルなど立て直し急務

U-23日本対U-23シリア シリアに敗れ1次リーグ敗退が決まったU-23日本イレブン(撮影・前田充)

<U23アジア選手権:日本1-2シリア>◇1次リーグB組◇12日◇タイ

【バンコク(タイ)13日=杉山理紗】U-23アジア選手権で日本は、シリアとの第2戦を1-2で落とし、史上初の1次リーグ敗退という屈辱を喫した。

前半に失点し、MF相馬勇紀(22=名古屋グランパス)のゴールで同点として折り返したが、またしても終了間際にカウンターから勝ち越しゴールを許した。東京オリンピック(五輪)予選を兼ねた大会は、目標の金メダルに不安を残す結果となった。

   ◇   ◇   ◇

若いチームはまとまりきれなかった。互いを鼓舞し合う声も少なく、ピッチ内での修正も効かなかった。森保監督は「相手を仕留めるチャンスを作りながら、(初戦と)形は違うが終了間際に失点するという部分。若い選手たちはこの2試合を通して、勝負の肝を学んだと思う」と話し、「私自身が一番の力不足、自分の責任」と繰り返した。

初戦の反省を生かすこともできなかった。DF岡崎は「チームとしても、おのおのの反省も足りなかった。しっかりと全員で受け止めて考えられたかといったら、そうではなかったと思う」と、選手間の温度差を明かした。意地の1点を決めたMF相馬も「どれだけ戦えるかの部分で相手より劣っていた」と唇をかんだ。「生半可な気持ち」という言葉を使った選手もいた。五輪出場権を持つ日本にとっては“優勝”以外にモチベーションが定まりきらない大会だった。

15日の第3戦では、敗れたら1次リーグ敗退が決まる背水のカタールと対戦する。本気のアジアとの対戦を無駄にはできない。中2日と準備期間は短いが、指揮官にはメンタル、フィジカル両面でのチームの立て直しが求められる。

○…主将のGK小島が、1次リーグ敗退を受けて選手ミーティングを開いたと明かした。詳しい内容は言えないというが「残り1試合あるのでそこに向けて全員で準備する。下を向いていてもしょうがないので、今後に向けてどうしていかなきゃいけないかを話しました」。小島は取材を受けた後、疲労のため練習には参加せず、シリア戦の先発メンバーと小島以外の11人でトレーニングした。

U-23日本対U-23シリア 前半、同点ゴールを決めて喜ぶ相馬(撮影・前田充)
U-23日本対U-23シリア 前半、選手を鼓舞する森保監督(撮影・前田充)

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