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ニッカンサッカー

OGGIの毎日がW杯

アルゼンチンの36年間ためた熱が400万人パレードで爆発「進化」した日本でもいつか「夢」見たい

20日、バスに乗り凱旋(がいせん)パレードするアルゼンチン代表(AP)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスがメッシらの凱旋(がいせん)帰国に沸いている。パレードを伝える映像は衝撃的。400万人以上が祝福したという。ブエノスアイレスの...

「ベストゴール」と話題、リシャルリソンのオーバーヘッド弾はフットサルとビーチサッカーの融合

ブラジル対セルビア 後半、2点目のゴールを決めるブラジルのリシャルリソン(手前)(撮影・横山健太)

大会の余韻が残る中、話題になるのは「ベストゴール」だ。カタール大会で全64試合で生まれたゴールは史上最多の172。98年フランス大会と14年ブラジル大会の171...

まるでジェットコースターのような大会…最高の決勝戦が最高の「祭り」を締めくくった

アルゼンチン対フランス MVP授賞式の際、我慢できずにW杯トロフィーにキスをするアルゼンチン代表リオネル・メッシ(撮影・横山健太)

まるでジェットコースターのような決勝戦だった。究極の戦術、それを高度に遂行する技術、予想を超える展開、誰をも魅了するエンタメ性、誰にも書けない秀逸なストーリー…...

クロアチアとモロッコにとっては「必要」な試合だった3位決定戦 「国を背負う」戦い力に

銅メダルを授与され歓喜するモドリッチ(中央)らクロアチアイレブン(ロイター)

最後まで緊張感のある試合だった。クロアチアとモロッコの3位決定戦は、大会史上に残る好ゲームになった。ともに体力的には苦しかったはず。それでも旋風を起こした今大会...

いったいW杯はどこに行ってしまうのだろう? 拡大ありきFIFAの迷走 今大会で1つの時代終焉

会見に臨むFIFAインファンティノ会長(ロイター)

FIFAは何をやってるんだろうー。16日のインファンティノ会長の発表を知って、驚くよりもあきれた。次回26年大会の方式を再検討するというのだ。現在の参加32チー...

限界に近づいているフランスとアルゼンチン ともに万全の状態で戦うW杯決勝戦が見たい

フランス対モロッコ 後半、ドリブルで仕掛けるフランス・エムバペ(中央)。右はモロッコ・ハキミ(2022年12月14日撮影)

フランスに体調不良者が出ている。欧州各国リーグ戦の中での強行日程。スタジアムは空調完備だが、練習場など外は暑い。逆に、ホテルなど屋内は上着がいるほど冷えている。...

メッシ対エムバペ 巨額稼ぎ出す2人の決勝戦は資金投じるカタール王族の壮大なシナリオ?

クロアチアに勝利し、ガッツポーズを見せるアルゼンチン・メッシ(撮影・パオロ ヌッチ)

メッシ対エムバペ-。分かりやすい決勝戦だ。ゴールした方が得点王の可能性が高い。アルゼンチンが36年ぶりに優勝すればメッシは「神の子」マラドーナの域に達し、フラン...

「メッシはマラドーナを超えられるか?」輝く最後の10番、新しい「神の子」誕生する?

クロアチアに勝利し笑顔を見せる、左からデパウル、メッシ、タリアフィコ、ディバラ(撮影・パオロ ヌッチ)

メッシのプレーに鳥肌がたった。先制点のPK。どれだけの技術と精神力があれば、あのキックができるのか。相手は今大会屈指のGKリバコビッチ、ミスをすれば流れは一気に...

モロッコ「ホーム」で快進撃 大会通し「アラブ」注目 イスラム教徒の思い背負いフランス戦へ

モロッコ対ポルトガル ポルトガルに勝利し歓喜するモロッコイレブン

モロッコが「ホーム」カタールで快進撃を続けている。1次リーグからスタンドは応援一色。 ポルトガルとの準々決勝では、相手がボールを持つと大ブーイング、強固な守備で...

GKの技術向上でPK成功率が下降気味 駆け引きプラス「思ったところに蹴らせる」分析、研究も

イングランド対フランス PKを外し、ユニホームをかんで悔しがるイングランドのケーン(2022年12月10日撮影・パオロ ヌッチ)

「PKの距離が短くないか?」。友人からのメールだ。ペナルティーマークからゴールラインまでの距離は12ヤード(約11メートル)。ルールは変わっていない。カメラ位置...

母国人監督で本来の「凄み」戻った ライオンたちが牙を研ぎ今度こそアフリカの時代がやってくる

モロッコ対ポーランド 準決勝進出を決め、喜ぶモロッコの選手たち(ロイター)

「W杯にアフリカの時代がくる」。もう何年も前から言われてきた。五輪ではナイジェリアとカメルーンが金メダルを獲得。U-20など年代別W杯でもガーナなどが頂点に立っ...

いい悪いではなく「勝つためなら何でもやる」アルゼンチン「らしい」準決勝進出

PK戦で勝利し駆け出すアルゼンチンイレブンとうなだれるオランダイレブン(ロイター)

アルゼンチン「らしい」準決勝進出だ。オランダに2点差を追いつかれながらも得意のPK戦で勝ちきったのも「らしい」が、それ以上にイエローカード乱発の荒れた試合に「は...

ボランチやセンターDFの方が監督向き!?日本代表躍進の陰に森保監督の「気配り」

2022年12月1日、スペイン戦に勝利し客席に向けて手を振る森保一監督

日本代表の森保一監督の「気配り」が注目されている。選手に対するものはもちろん、スタッフやサポーター、スポンサーにまで。確かに、代表躍進の陰には森保監督の性格もあ...

優勝予想で人気高いブラジルとフランス 両チーム共通するのは1次リーグで大幅メンバー入れ替え

エムバペ

いよいよ大会もベスト8が出そろった。波乱含みで始まった大会も、準々決勝まで進むと、見慣れたトーナメント表になる。欧州予選で敗退したイタリア、1次リーグで日本に敗...

もはや「お家芸」スペインPK負けは最多4回目 壮大な「フリ」から見える彼らのサッカー哲学

モロッコ対スペイン 敗戦し悔しがるスペインの選手たち(撮影・パオロ ヌッチ)

<FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会:モロッコ0(3PK0)0スペイン>◇決勝トーナメント1回戦◇6日(日本時間7日)◇エデュケーション・シティー競技場...

言い訳でしかない「PK戦は運」直前にキッカー決めた日本、16強以上目指すなら準備が必要だ

日本対クロアチア PK戦前の円陣で選手たち声をかける森保監督(中央)(撮影・横山健太)

<FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会:日本1(1PK3)1クロアチア>◇決勝トーナメント1回戦◇5日(日本時間6日)◇アルジャヌーブ競技場PK戦に入った...

「ペレの呪い」「ミック」…あまのじゃくな「予想」があるからスタンド映像からも目が離せない

サッカーW杯ブラジル大会 アルゼンチン-イラン戦を観戦するマラドーナ氏(2014年6月21日撮影)

1次リーグからハイテンションで走り続けてきた大会は、決勝トーナメントに入ってさらにヒートアップしている。各国が激しい戦いを続ける中、史上最高のサッカー選手のペレ...

「オシム・チルドレン」は指導者で今も活躍 よく知る両チームの対戦、試合の感想を聞いてみたい

09年12月、本紙インタビューに答えるイビチャ・オシム氏

オシムさんは天国から見ているだろうか-。今年5月、イビチャ・オシムさんが80歳で亡くなった。06年W杯ドイツ大会後に日本代表監督に就任し、日本サッカーに数多くの...

強豪国の「ずるさ」VARが排除 愚直な日本などアジア勢に追い風 サッカー世界地図に変化が

韓国対ポルトガル グループ2位で決勝トーナメント進出を決め歓喜する韓国イレブン(撮影・横山健太)

韓国がポルトガルを破って、決勝トーナメントに滑り込んだ。1-1で迎えた後半ロスタイムにFW孫興民が超絶スルーパス。2-1と逆転勝ちし、ウルグアイを総得点で上回っ...

想像をはるかに超えた「ドーハの悲劇」から成長「2050年W杯優勝」も意外と早く実現するかも

日本対スペイン グループEを1位通過で決勝トーナメント進出を果たし歓喜する日本イレブン(撮影・パオロ ヌッチ)

「韓国人? えっ、日本? 何しに来たんだ。日本人には関係ないだろ」。90年イタリア大会のプレスルーム。ドイツ人記者に嘲笑された。悔しかったが、返す言葉はなかった...

「クレイジー」なW杯日程 選手とチームのコンディションが最後までもつか心配

先制点を決めたチュニジアのハズリ(ロイター)

チュニジアのプレーには鬼気迫るものがあった。キックオフ直後からエンジン全開。大幅にメンバーを入れ替えた前回優勝国フランスを圧倒し、ゴールを目指した。代表の愛称「...

サッカーではよく見る3位から逆転「勝たなければならない」はネガティブではなくポジティブ

勝ち越しゴールを決めて喜ぶセネガル代表クリバリ(左)(ロイター)

決勝トーナメント進出をかけた試合が始まった。不公平をなくすために、リーグの最終戦は同時刻にキックオフするのが通例。W杯でも86年メキシコ大会から同時に行われてい...

W杯に異変!?リーグ最終戦になっても「消化試合」なし 全体のレベルが拮抗してきたことも一因

ドイツに勝利し、歓喜するサッカー日本代表の選手たち(2022年11月23日撮影)

気がつけば全64試合のうちの32試合が終了。29日からは1次リーグ3巡目が始まる。ここで、過去になかった異変に気づいた。リーグ最終戦になっても「消化試合」がない...

「無敵艦隊」らしく意外と勝負弱いスペイン ドイツ戦も終盤失点 日本代表カウンター一発で勝てる

スペイン対ドイツ 後半、ゴールを決め拳を突き上げるドイツ代表ニクラス・フュルクルク(右)(撮影・横山健太)

無敵艦隊、恐れるに足らず-。ドイツに勝ち、コスタリカに敗れた日本は1次リーグ最終戦でスペインと対戦する。決勝トーナメント進出には勝利が必要。勝った方が突破のスペ...

「コスタリカに敗戦」も森保監督の頭の中では想定内 スペイン戦勝利の目標が分かりやすくなった

日本対コスタリカ 試合後、スタンドにあいさつする森保監督(撮影・横山健太)

「何やってんだよ。日本は!」。友人から怒りのメールが来た。ドイツに勝った時は「さすが日本、信じてたよ」だったのが、ひどい手のひら返しだ。もっとも、これが多くの日...

フランス決勝トーナメント一番乗り エムバペ筆頭に個で圧倒 好調理由は「ベンゼマの離脱」!?

2022年11月26日フランス対デンマーク 試合後、サポーターの声援にガッツポースで応えるフランスのエムバペ(撮影・パオロ ヌッチ)

FIFAワールドカップ(W杯)1次リーグ48試合中半分の24試合を終えて、フランスが強い。初戦と2戦目で違う姿を見せるチームが多い中、D組までの16チームで唯一...

「ドーハの歓喜」に違和感 「マイアミの奇跡だ」と舞い上がったアトランタ五輪のトラウマ蘇る

日本対ドイツ 後半、ゴールを決め、ジャガーポーズを決める浅野(中央)(2022年11月23日撮影)

ドイツ戦勝利の興奮は続いてるが、連日報じられる「ドーハの歓喜」には違和感がある。チームの目標はベスト8以上。達成して初めて「歓喜」だろう。「ドーハの悲劇」はイラ...

ブラジルFWリシャルリソンの「カポエイラゴール」予想を裏切るプレーは最高に美しく、楽しい

ブラジル対セルビア 後半、2点目のゴールを決めるブラジル代表リシャルリソン(手前)(撮影・横山健太)

ブラジルらしいスーパーゴールに、眠気が吹き飛んだ。ブラジルのFWリシャルリソンが決めたこの日2点目。早くも「今大会ベストゴール」と言われるほど華麗で豪快なバイシ...

森保監督「交代5人制」うまく使った見事な采配 29年前と変わらぬ「最適」考え結果から逆算

日本対ドイツ 前半、指示を出す森保監督(2022年11月23日撮影)

あまりに見事な、見事すぎる采配だった。5人の交代枠をフル活用した後半の逆転劇。交代によってシステムを変え、最終的には広島監督時代にペトロビッチ氏から受け継いでJ...

「最後に勝つ」ドイツに最後に勝った日本 幻の代表戦から47年経て初の真剣勝負で世界に衝撃

日本対ドイツ 試合開始前、ピッチを確認する、左から板倉、吉田、堂安、南野(撮影・横山健太)

夢のような気分は、時間がたっても収まらない。日本がドイツに勝った。それも見事な逆転勝ち。もちろん、勝って欲しいと願ったが、正直押されまくりながも粘って、ワンチャ...