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渡辺史敏 American Report

72歳まで毎年7月1日に120万ドル ボニーヤ氏のメッツと交わした契約書が18万ドルで落札

カージナルス時代のボビー・ボニーヤ(2001年4月撮影)

先日開館式が行われたジャッキー・ロビンソン博物館ではアフリカ系アメリカ人選手として初のメジャー契約書が展示されているが、こうしたエポックメークな契約書がコレクターズアイテムと化しつつあるようだ。ボビー・ボニーヤ氏がメッツと交わした有名な契約書がオークションにかけられ、匿名のバイヤーに18万ドルで落札されたのである。 ボニーヤ氏は1985年にホワイトソックスでメジャーデビューし、その後パイレーツで強...

福島良一の大リーグ showtime!

大谷翔平は盗塁も2桁でルースもできなかった「トリプルダブル」達成 「ダブル規定到達」も狙える

アスレチックス対エンゼルス 4回裏、ほえながら力投するエンゼルス先発の大谷(撮影・狩俣裕三)

<アスレチックス1-5エンゼルス>◇9日(日本時間10日)◇オークランドコロシアムベーブ・ルースは12度もの本塁打王に輝いたインパクトが強すぎて、投手の印象は薄いかもしれません。投手で活躍したのは、資料も映像もあまり残っていない100年以上も前。ただ、歴史的な評価では、投手一本でも殿堂入りは確実だったということです。 まず、投打ともタイトルを獲得したのは、後にも先にもルースだけです。1916年に防...

室井昌也 韓話☆球題

1週間に2連戦3カードは今季限りへ 練習時間減も移動など選手の負担大きく不満の声

プロ野球は1週間の中で同一カード3連戦を2度行い、月曜日が休みという試合編成が一般的だ。KBOリーグもシーズン開幕から約4カ月間はそのようなスケジュールが組まれているが、8月に入ると1週間に2連戦を3カード行う日程へと代わる。今季も今週末からその編成に突入する。しかしこの2連戦の評判が良くない。 KBOリーグは1リーグ10球団、144試合制。他の9球団と16試合ずつ対戦する。そのうち12試合(3連...

福島良一の大リーグ showtime!

エンゼルス残留の大谷翔平 今後の契約交渉の動向占う意味でも規定投球回は重要

笑顔を見せるエンゼルス大谷翔平(2022年8月4日)

大リーグのトレード期限は2日(日本時間3日)に終了し、エンゼルス大谷翔平投手(28)が残留しました。一方、守護神イグレシアスら主力を次々に放出し、来季以降のプレーオフ進出を目指すことになりました。そんな中、フィル・ネビン監督代行(51)は大谷について、「今後しばらくは中5日で投げる。それが本人のしたいことだ」と明言。来季に向けて無理させない方針かと思いきや、終盤までフル回転起用に変わりはなさそうで...

助っ人列伝

典型的な助っ人「あるある」の一人、スパイク

最近ではあまり見られなくなったが、ひと昔前は峠を過ぎた30代後半のメジャーリーガーを獲得しては失敗するという光景は全球団共通の「あるある」だった。90年代半ばにロッテが獲得した元メジャーリーガーの「スパイク」ことランディ・レディを覚えているという人は、今となってはロッテファンでも希少だろう。 1980年のドラフト6巡でブルワーズから指名されてプロ入りしたスパイクは、83年にメジャーデビューするも定...

四竈衛のメジャー徒然日記

SNSで第一報、対戦相手に移籍、「同じ屋根の下」で寝ていた仲間と対戦…トレード悲喜こもごも

クリスチャン・バスケス(2019年8月9日撮影)

今季もメジャーのトレード期限まで多くのトレードが成立しましたが、その裏には、メジャーならではの、悲喜こもごものストーリーがありました。 レッドソックスのクリスチャン・バスケス捕手は、遠征先のヒューストンで試合前の打撃練習中に、対戦相手だったアストロズへの移籍が決まりました。第一報がSNSで流れ、ダッグアウト前で担当記者に囲まれると、バスケスはしどろもどろで応対せざるを得ず、球団広報が慌ててバスケス...

渡辺史敏 American Report

ジャッキー・ロビンソン氏を称える博物館が開館 100歳迎えたレイチェル夫人らセレモニー出席

ジャッキー・ロビンソン氏(1956年撮影)

現地7月26日、近代メジャーリーグで初めてアフリカ系アメリカ人選手となったジャッキー・ロビンソン氏を称えた「ジャッキー・ロビンソン博物館」の開館式が行われた。 ロビンソン氏は1947年4月15日、ブルックリン・ドジャースの選手として本拠地エベッツ・フィールドでメジャーデビューを果たした。49年には首位打者と盗塁王を獲得、MVPに選出されるなど活躍し、57年1月に引退。引退度はビジネスで成功した他、...

室井昌也 韓話☆球題

サムスン許三栄監督が辞任 スコアラーから監督という初事例は3シーズン目途中で幕切れ

今月1日、サムスンは許三栄(ホ・サムヨン、50)監督が辞意を表明したと発表した。許監督は2020年からサムスンを指揮。前職は球団の戦力分析部門のチーム長で、選手としての実績は投手として5年間で0勝、コーチ経験なく監督就任という大抜擢だった。 許監督は1年目こそ8位だったが、昨季は公式戦を同率1位で終え、サムスンを6年ぶりのポストシーズン進出に導いた。しかし今季は主力選手の故障が相次ぎ、6月末から7...

福島良一の大リーグ showtime!

A・ロッドもR・ジョンソンも電撃トレード、大谷翔平も期限まで何が起こるか分からない

エンゼルス大谷翔平(2022年7月30日撮影)

大リーグのトレード期限が2日(日本時間3日午前7時)に迫っています。プレーオフ進出を狙う球団が集まる「買い手市場」で、熱視線を送られているのがエンゼルス大谷翔平投手(28)です。米メディアが「球団は大谷をトレードに出す予定はない」と報じたものの、タイムアップまで何が起こるか分かりません。 なぜなら、大リーグでは絶対に移籍はないだろうと思われたスター選手が、駆け込み放出された歴史があるからです。いわ...

渡辺史敏 American Report

レッドソックスがユニホーム広告契約に合意 10年契約、成績次第で権利料2000万ドルに

レッドソックスの本拠地フェンウェイパーク(2022年5月5日撮影)

専門誌スポーツビジネス・ジャーナルが、レッドソックスがマサチューセッツ州に本拠地を置く銀行マスミューチュアルと、ユニホームに掲示する広告契約に合意したと報じた。 記事によれば契約は10年で、チームに支払われる権利料は年間1700万ドルを基本に、成績が上がれば2000万ドルにまで上昇するという。これはこれまで唯一結ばれていたパドレスと通信大手モトローラの4年総額2800万ドルの2倍以上という大型契約...

助っ人列伝

ノビのある4シームが脅威のDeNAクリスキー

DeNAクリスキー(2022年7月1日撮影)

ヤクルトが独走しているものの、2位以下は混戦状態のセ・リーグ。前半戦を4位ながら2位と1・5ゲーム差で折り返したDeNAにもクライマックスシリーズ進出の芽は十分に残されている。しかし、ブルペンでいい働きを見せていた新外国人ブルックス・クリスキーが故障離脱したのは痛手となるかもしれない。 クリスキーは名門の南カリフォルニア大学(ランディ・ジョンソンやトム・シーバーらの母校)出身で、2016年のドラフ...

室井昌也 韓話☆球題

若きスーパースター李政厚 父李鍾範らレジェンドたちを超え歴史に名残す存在に

球界の若きスーパースターがレジェンドたちを越えようとしている。 キウムの左打者、李政厚(イ・ジョンフ)が通算1000安打まであと3本に迫った。高卒6年目の李政厚は現在23歳11か月。これまでの1000安打の最年少記録、李承ヨプ(イ・スンヨプ)の25歳8か月を大幅に短縮しそうだ。 李政厚の通算出場数は745試合。過去の1000安打到達の最速、779試合も抜く可能性も高い。その最速記録の保持者は、かつ...

四竈衛のメジャー徒然日記

大谷翔平の“ブロックバスター”あるのか…トレード期限目前 GM、代理人が水面下で複雑な折衝

エンゼルス大谷翔平(2022年7月23日撮影)

8月2日(日本時間同3日)のトレード期限を前に、メジャーではさまざまな情報や臆測が飛び交っています。ナショナルズの若き主砲フアン・ソト外野手(23)だけでなく、エンゼルス大谷翔平投手(28)の名前もトレード候補として挙がるなど、予断を許さない状況が続いています。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが「この時期は1日中電話している」と話すように、各球団のGM、代理人を含め、水面下では複雑な折衝...

ノブ斎藤のfrom U.S.A

大谷翔平との談笑に興奮した元ヤクルトのハドラー氏 もはやどこの敵地でも歓迎される二刀流

ロイヤルズ対エンゼルス 試合前、キャッチボールをする大谷(撮影・狩俣裕三)

米中部ミズーリ州カンザスシティーに位置するロイヤルズの本拠地カウフマンスタジアム。エンゼルス大谷翔平投手(28)が試合前の調整を終え、ダグアウト裏へ引き揚げようとすると、元ヤクルトのレックス・ハドラー氏(61)が駆け寄っていった。あいさつを交わし、少しだけ談笑した。ハドラー氏は「投手と打者、どっちが好き?」などと聞いたようで、答えは当然「両方」だったという。大谷とは2度目の顔合わせだったが、エ軍O...

福島良一の大リーグ showtime!

大谷翔平「ダブル規定到達」へ最大のカギは登板数 残り11試合なら1試合平均6・27回必要

エンゼルス大谷翔平(2022年7月6日撮影)

大リーグはシーズン後半戦に突入しました。今季もプレーオフ進出が厳しくなってきたエンゼルスですが、大谷翔平投手(28)は投打で奮闘し、2年連続MVP候補に挙がる活躍を見せています。特に、投手として渡米5年目でベストの成績をマーク。9勝5敗、防御率は2・80、奪三振は134。ア・リーグMVPだけでなく、サイ・ヤング賞候補にも浮上してきました。そこで注目したいのが、投球回でもメジャー自身初となるシーズン...

助っ人列伝

ツーシーム&スライダーで打ち取るガゼルマン

ヤクルトの独走で1強5弱状態のセ・リーグだが、裏を返せばどのチームにもクライマックスシリーズ進出の芽は残されているということ。3年ぶりの進出を狙うDeNAは後半戦の起爆剤としてメジャー通算20勝のロバート・ガゼルマンを獲得した。 ガゼルマンは2011年のドラフト13巡でメッツから指名。マイナーでは順調に出世し、16年に23歳でメジャーデビュー。8試合(うち先発7試合)で4勝2敗、防御率2・42と結...

渡辺史敏 American Report

マイナーリーガーの集団訴訟、MLBと和解も一件落着とはなりそうにない

MLBの公式球(2020年2月22日)

現地15日、スポーツ専門局ESPNが2014年に複数のマイナーリーガーが起こした集団訴訟について、MLBが1億8500万ドルの和解に合意したと報じた。 これはマイナーリーガーの多くがレギュラーシーズンとプレーオフの期間だけ、年4800ドルから1万4700ドルの給与を受け取り、MLBがスプリングトレーニングや指導リーグでのプレーに対しては給与の支払いを禁止していたことを問題視したもの。 これに対し、...

室井昌也 韓話☆球題

朴炳鎬、日本野球と関わらなかったことを後悔 来春WBCで日本選手と相対せるか

李大浩(イ・デホ、元ソフトバンク)、呉昇桓(オ・スンファン、元阪神)が日本でプレーした2015年以来、KBOリーグからNPBへとやってきた韓国人選手はいない。この2人は日本からメジャーに渡って行き、彼ら以降の韓国のスター選手は日本を経由することなく、直接渡米している。韓国選手の日本への興味はなくなったのだろうか。 現在、リーグトップの27本塁打を放ち、3年ぶり6度目の本塁打王へと突き進んでいる朴炳...

福島良一の大リーグ showtime!

ドジャースタジアムで42年ぶり球宴開催 大谷翔平、「地元」で豪快な1発出るか

ドジャースタジアムの全景

大リーグのオールスターゲームが19日(日本時間20日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで開催されます。1962年の開場以来、ワールドシリーズやWBCなどの舞台として、さまざまな名勝負や名場面を繰り広げてきたドジャースの本拠地球場です。ただ意外にも、球宴は過去1度しか開催されていません。 同球場での初開催は1980年。ドジャースは球宴にタイミングを合わせて、視覚時代の到来を意識し、野球のニューメデ...

助っ人列伝

メジャー実績豊富な左腕クロール、巨人の苦しい中継ぎ事情を改善できるか

イアン・クロール(2022年7月15日撮影)

ペナントレースでセ・リーグ首位ヤクルトに独走を許している巨人が、ブルペンのテコ入れとしてメジャーで豊富な実績を持つ左腕イアン・クロールを補強した。 31歳のクロールは2009年のドラフト7巡でアスレチックスから指名。13年の開幕前にはブレーク・トライネンらが絡んだ三角トレードでナショナルズへと移籍する。メジャーデビューを果たしたのはこの年で、32試合にリリーフ登板して2勝1敗、防御率3・95とまず...