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平野佳寿フリー打撃初登板 25球中安打性2本

平野佳寿(2019年1月5日撮影)

米大リーグは20日、各地でキャンプが行われ、ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(34)がアリゾナ州スコッツデールで味方打者のフリー打撃に初登板し、制球良く25球を投げて安打性の当たりは2本だった。

マリナーズとマイナー契約で招待選手のイチローはフリー打撃登板で打席に立ったが、右足への死球で大事を取って練習を切り上げた。同僚の菊池は遠投などをした。

ヤンキースの田中、カブスのダルビッシュとマイナー契約の田沢、ドジャースの前田は、守備練習などで汗を流した。

エンゼルスの大谷は素振りやウエートトレーニングをこなした。

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平野「コーチからも任されている」信頼のマイペース

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手はキャッチボールなど軽めの調整で切り上げた。

昨季75試合に登板して実績を残したことで首脳陣やチームメートからの信頼が厚く「去年たくさん投げているので、コーチからも任されている感じ」とマイペースで進めている。

若手投手からフォークボールの助言を求められる場面も見られた。20日(日本時間21日)に今キャンプで初めて打者を相手にした投球を行う予定だ。

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Dバックスは平野佳寿らバント処理など連係確認

ダイヤモンドバックスは野手もキャンプインし、平野佳寿ら投手陣も含めてバント処理などの守備練習に時間を割いた。

一塁手で主砲だったゴールドシュミットが移籍したため、三塁から一塁にコンバートされたラムらが連係プレーを確認した。ロブロ監督は「基本的なことを確かめられた。投手と野手がそろった、いい初日だった」と話した。

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イチローから雄星へ“すべらない話”お悩み解決

ボールを手に同僚と笑顔で話すイチロー(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)17日(日本時間18日)=四竈衛】イチロー先生が新入り雄星の不安を取り除いた。マリナーズのイチロー外野手(45)は菊池雄星投手(27)からボールが滑ると相談を受け、公式戦では大丈夫と太鼓判を押した。「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習では、昨年5月2日以来291日ぶりにメジャーの投手を相手に打席に立ち、19日(同20日)に菊池と対戦する可能性も膨らんできた。

イチローは昨季ジャイアンツで14セーブを挙げた快速右腕ストリックランドを相手に、7球中1回スイングし、結果はファウルだった。「別にどうということはないですよ。元々、僕はこれ(ライブBP)が嫌いです。別にマイナスとは言わないですけど、特別にプラスというわけではない」と淡々と振り返った。打者にすれば「目慣らし」にすぎず、基本は投手の調整の一環という位置づけだ。

「嫌い」とはいえ、相手がかわいい後輩であれば話は別だった。練習後のクラブハウス内。いつものようにグラブの手入れをするイチローが、間近にいた菊池に声を掛けたことで2人の会話が始まった。

イチロー 雄星、いつ(ライブ)BP投げるの?

雄星 明後日(19日=同20日)です。

イチロー どうなのかな。打席に立つのかな。見たいなあ、ブルペンも見たい。だって日本で一番いい左投手だからね。

雄星 イチローさん、ボールなんですけど、親指をかける所がどうも…。

イチロー それ、よくわかる。シアトルに行ったら大丈夫。(乾燥地帯の)アリゾナが異常だから。

ほほ笑みながら優しく話すイチローに対し、菊池は恐縮しながらも、滑るメジャー球に苦心している実情を相談。これまで質問したいことが「山ほどある」と話していた菊池に、あこがれの先輩は「大丈夫」と激励の言葉をかけた。

図らずも、前日の菊池は「自分の持っているものを憧れの選手に見ていただけるなら、もちろんうれしいですよね」と素直な思いを口にした。そんな菊池に対し、イチローも直接「見たい」と応答。雄星少年が初めて見たプロ野球は、00年6月6日のオリックス-ダイエー戦(岩手)で、もちろんお目当てはイチローだった。「対決」が実現すれば、2人にとって貴重な空間となるに違いない。

◆ライブBP 米国球界の練習メニューのひとつ。英語では「Live Batting Practice」で、省略して「Live BP」と呼ばれる。実戦形式で打者が打席に立つものの、基本的には投手が試合へ向けて調整する最終段階の意味合いが強く、規定の球数を投げることが最優先。

<なぜボールが滑る?>

メジャーの公式球はローリングス社製で重さ142~149グラム、円周229~235ミリと規格は日本と差がないが、南米コスタリカの工場で手作りで製造されているためふぞろいで大きめの場合が多い。革は薄さで定評のあるホルスタインの雌成牛が使用され、アニリンでなめしてはいるがほぼ自然のままを生かした革になっており、滑りやすいとされている。それに加え、キャンプ地アリゾナ州は乾燥地帯で、昼間の年平均湿度25%前後と低いため、ボールの滑り具合に拍車をかけている。

<日本人投手と滑るボール>

◆松坂大輔 メジャー移籍後のフォームはボールに対応しようと制球を気にするあまり、力感を失った。07年のデビュー6試合では38回を投げ19四死球。審判に注意を受けながらも、指をなめる場面が目立った。

◆前田健太 13年WBCなどに出場し「僕は国際大会の経験で慣れていたので、それほど苦にならなかった」と抵抗なし。

◆平野佳寿 昨年1月の自主トレでボールについて「スライダーは滑る分“抜ける”ところもある」と、抜けるスライダーに手応えを得た。オープン戦は9回を投げ四死球ゼロ。

◆大谷翔平 昨季開幕前にアリゾナ州で投げた実戦5試合では、計13回で12四死球(防御率12・46)。引っかけや抜けが目立ち「ボールやマウンドへのアジャストは慣れていない」と、思うように投げられないジレンマを口にした。

練習中に同僚と笑顔で話す菊池(撮影・菅敏)

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平野は2度目ブルペン「大事にして投げた」制球重視

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手は17日(日本時間18日)、2度目のブルペン入りで制球に重点を置いた。直球、フォークボールに加え、習得中のカーブを低めに決め「真っすぐも変化球も一球一球、大事にして投げた」と振り返った。

カーブの手応えは「ブルペン程度なら投げられるが、試合になって風とか出てきたりとかしたら全然違う」と言うように、実戦で完成度を高めていく考えだ。(アリゾナ州スコッツデール)

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Dバックス平野佳寿が調整 守備練習を中心に汗

平野佳寿(2019年1月5日撮影)

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手(34)は守備練習を中心に汗を流した。

その後は個別で30メートルのダッシュを繰り返し、ジムで体を動かした。

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イチロー キャンプ地で汗/日本人メジャー写真速報

メジャー19年目のシーズンを迎えるマリナーズ・イチロー外野手(45)がキャンプインを翌日に控えた15日(日本時間16日)、アリゾナ州ピオリア入りし練習した。その他の日本人メジャーリーガーの動きも写真で速報。

イチロー

キャンプインを翌日に控え、調整するイチローは、関係者に向かって手を振る(撮影・菅敏)

キャンプインを翌日に控え、調整するイチロー(撮影・菅敏)

キャンプインを翌日に控え、リラックスした表情で調整するイチロー(撮影・菅敏)

キャンプインを翌日に控え、キャッチボールで調整するイチロー(撮影・菅敏)

キャンプインを翌日に控え、キャッチボールで調整するイチロー(撮影・菅敏)

キャンプ地に到着し、施設に入るイチロー(撮影・菅敏)

大谷翔平

エンゼルス大谷(AP)

練習を見守るエンゼルス大谷(AP)

エンゼルス大谷(AP)

田中将大

キャンプ入り後、初めてブルペン投球を行うドジャース前田(撮影・斎藤庸裕)

ブルペン投球後、メディアの取材を受けるドジャース前田(撮影・斎藤庸裕)

ダルビッシュ有(AP)

前田健太

キャンプインを翌日に控え、調整するイチローは、上空に現れたドローンを見上げる(撮影・菅敏)

練習を終え、飾られているイチローの写真を背に笑顔で質問に答えるマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

ダルビッシュ有

菊池雄星

牧田和久

平野佳寿

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マー君が投球練習、マエケンは初ブルペンで32球

米大リーグは15日、各地でキャンプが行われ、ヤンキース田中将大投手がフロリダ州タンパで投球練習を行い、全球種を投じた。ドジャースの前田健太投手もキャンプ初のブルペンで32球を投げた。

マリナーズは野手組の集合日で、マイナー契約で招待選手のイチローは打撃や遠投で16日のキャンプインに備えた。同僚の菊池雄星投手はバント処理など軽めに汗を流した。

エンゼルスの大谷翔平投手は全体練習に初めて姿を見せ、同僚の投球練習を見守った。カブスのダルビッシュ有投手とダイヤモンドバックスの平野佳寿投手は、軽めに調整。パドレスとマイナー契約の牧田和久投手は36球を投げ込んだ。

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平野が初ブルペン、“新球”カーブは「まだまだ」

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手はキャンプで初めてブルペンに入った。“新球”のカーブが多かったが「まだまだ。もっと練習をしないといけない」と満足していない様子だ。

カーブはオリックスで先発時代に投げていたが、救援に転向後は直球とフォークボールだけで勝負してきた。「空振りを取れたらいい」と、決め球に仕上げていく考えだ。

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マー君キャンプイン ブルペン入らず投内連係で汗

米大リーグは14日、キャンプが各地で行われ、ヤンキース田中将大投手が始動した。ブルペンには入らず、投内連係などで汗を流した。

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手は投球練習で40球を投げ込んだ。マリナーズ菊池雄星投手はキャッチボールでスライダーを多投した。

パドレスとマイナー契約の牧田和久投手も招待選手でキャンプインし、約1時間の全体練習をこなした。

エンゼルス大谷翔平投手はこの日もウエートトレーニング中心の調整。カブス・ダルビッシュ有投手、ドジャース前田健太投手も軽めのメニューだった。

マリナーズの招待選手イチローは16日にキャンプ初日を迎える。

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2年目平野は余裕「流れも分かっていて楽な気持ち」

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手は13日(日本時間14日)、軽めの全体練習後、ジムでたっぷり個別練習を行った。「ユニホームを着て今日から始まるんだって感じ。流れも分かっていて楽な気持ちでできる」とメジャー2年目の余裕を漂わせた。

3月で35歳になる。「一年一年が勝負だと思っている。シャンパンファイトは1回やってみたい」と昨季逃したプレーオフ進出を目標に掲げた。(アリゾナ州スコッツデール)

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平野佳寿 2年目の技術進化へ活用する第3の球種

自主トレでキャッチボールをするダイヤモンドバックス平野(撮影・菅敏)

メジャー2年目の技術進化へ、ダイヤモンドバックス平野佳寿投手(34)が第3の球種を積極活用する。11日(日本時間12日)、アリゾナ州の球団施設で通訳を相手にキャッチボールで調整。約18メートルの距離で、座った相手に軽めの投球練習も行い、スライダーを多投した。「ブルペンで投げて感覚が良かったら試合で投げてという感じで、(キャンプで)試していけたら。投手コーチにも相談していく」と意気込みを話した。

メジャー1年目の昨年は、キャンプ終盤でスライダーの感覚をつかみかけたが「投げるに値しない」と判断して断念。自信のある直球とフォークのみで勝負し、75試合の登板で防御率2・44の結果を残した。自分のスタイルを貫いたことで「日本でやってきたことを証明できた」と手応えもあったが「もちろん進化もしないといけない」と慢心せずに挑戦を続ける。

13日(同14日)にキャンプインし、その10日後にはオープン戦が始まる。守護神候補でもあり、首脳陣から信頼を得ている立場だが「投げるときはやっぱり、抑えにいく」と結果にもこだわり、アピールするつもりだ。「初心を忘れずに。まだ1年しかやってない。今年も大事」。2年目でも隙は見せない。(スコッツデール=斎藤庸裕)

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Dバックス平野は「ケガなく来ている」調整順調

自主トレでキャッチボールをするダイヤモンドバックス平野(撮影・菅敏)

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手(34)が、13日(日本時間14日)から始まる2年目のメジャーキャンプに向け、自主トレを行った。

11日(同12日)、アリゾナ州スコッツデールのキャンプ地で調整。ケルビン通訳とキャッチボールを約10分間、その後は座った同通訳に対して、投手-捕手間の距離で軽めの投球練習を行った。順調な調整ぶりに、「そうですね。ケガなく来ているので」と淡々と話した。

昨年は75試合に登板し、4勝3敗3セーブ、防御率2・44。登板26試合連続無失点で球団の新人記録を塗り替えるなど、リリーフとしてシーズンを通じて活躍した。それでも、2年目のメジャーキャンプへ向け「しっかり良い状態を見せないといけない。あんまり去年とスタンスは変わらない」と、気を引き締めていた。

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大谷120位、菊池205位 ファンタジーランク

エンゼルス大谷翔平

MLB公式サイトは8日、ファンタジーベースボール(仮想野球ゲーム)の800位までのランキングを発表。日本選手ではエンゼルス大谷翔平投手が120位に入った。

大谷は指名打者でのランクイン。同ポジションではツインズのネルソン・クルーズ(全体53位)に次ぐ2位のランク付けとなった。

その他122位にカブス・ダルビッシュ有投手(先発投手で33位)、128位にヤンキース田中将大投手(同36位)、194位にドジャース前田健太投手(同56位)、205位にマリナーズ入りした菊池雄星投手(同61位)、472位にダイヤモンドバックス平野佳寿投手が入った。

マリナーズ・イチロー外野手、パドレス牧田和久投手はランク入りしなかった。

全体の1位はエンゼルスのマイク・トラウト外野手、2位はレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手、3位はインディアンスのホセ・ラミレス内野手だった。

ファンタジー・ベースボールは、ゲーム参加者が実在の選手をドラフトやトレードなどで編成して架空のチームを作り実際の選手の活躍、成績によって点数を競うゲーム。

マリナーズ菊池雄星

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菊池雄星キャンプテーマは「チェンジアップの完成」

短パン姿でキャッチボールを行うマリナーズ菊池

メジャー1年目を迎えるマリナーズ菊池雄星投手(27)が、今キャンプのテーマとして「チェンジアップの完成」を挙げた。7日(日本時間8日)、同地のキャンプ施設で渡米後2度目となるブルペン投球を行い、マイナー捕手相手に速球、カーブ、スライダー、チェンジアップを36球投げ込んだ。練習後は「どの球種も良かった」と振り返る一方で、シーズンを見据えたうえでチェンジアップの精度を上げていく考えを明かした。

菊池といえば、時速150キロを超える快速球とスライダーが軸。その基本スタイルを変えるつもりはない。だが、屈強なメジャーの打者相手に、力勝負だけで結果を残せるほど甘い世界でもない。ダルビッシュ有、前田健太らが巧みにチェンジアップを操るほか、田中将大、平野佳寿らはスプリットと、実績を残した日本人メジャーは落差のある球種を交えて配球を組み立ててきた。「こっちで成功している方々は皆さん、落ちる球がある。オフの間から取り組んできたし、チェンジアップは重要になると思っています」。

西武時代は、1試合で「5%くらい(3~5球)」と見せ球程度だったが、幅を広げるうえで引き出しを増やすのは必須。イメージするのは、打者に振らせるチェンジアップ。精度が上がれば、勝負球として使うことも視野に入れている。乾燥地アリゾナで投げた感触も上々で、今後は、オープン戦などで積極的にテストしていくことになりそうだ。(ピオリア=四竈衛)

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理想7歩弱、菊池雄星はメジャー仕様意図/記者の目

キャンプ地のブルペンで球団関係者の視線を受け投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星投手(27)が5日(日本時間6日)、キャンプ地で渡米後初めてとなるブルペン投球を行った。すべてセットポジションから速球、カーブ、スライダー、チェンジアップを29球。米バージニア大で正三塁手として活躍したジャスティン・ノバック通訳を相手にテンポよく感触を確かめた。

   ◇   ◇   ◇

初めて生で見た菊池の投球は、意図的に「メジャー仕様」に作り上げたような印象を受けた。

トップを作った際の左ヒジの位置が高い正統派の上手投げで、踏み出す右足はホームプレートへ一直線。土台となる体全体の使い方が、いわゆる完璧に近い「縦振り」で、メジャーの硬いマウンドを想定して作り上げてきたようにさえ映った。

左右、タイプの違いこそあれ、上原浩治、平野佳寿らに共通する「縦振り」のメカニック、さらにリリースの直前まで手首を返さない天性のスナップの柔らかさは、メジャーでも一級品であることは間違いない。

過去、メジャーに挑戦してきた投手の多くが、マウンド、滑る球に苦心し、ステップ幅などを改良した。この日の菊池は当初、無造作に投げ始め、その後、ステップ幅を歩測した。菊池自身によると、理想は「7歩弱」でこの日は「6歩半」。軽めの力加減だったことを考慮すれば、ほぼ誤差なしと言っていい。「違和感はない」の言葉は、本音だったに違いない。

花巻東高時代からメジャーを目指してきた菊池にすれば、これまで多くの情報を入手し、対応策をイメージしてきたのだろう。ただ、米国では野球だけでなく、通常の生活でも予期せぬことが頻繁に起こる。菊池の潜在能力に疑念を抱く余地はない。「危機管理」や事前準備も大事だが、神経質になり過ぎず、ある意味でアバウトになることも、メジャーで生き抜くうえでは必要な要素だろう。【MLB担当=四竈衛】

自主トレでダッシュを繰り返すマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
笑顔でキャッチボールをするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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菊池 アバウトになることも必要な要素/記者の目

ブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星投手(27)が5日(日本時間6日)、キャンプ地で渡米後初めてとなるブルペン投球を行った。すべてセットポジションから速球、カーブ、スライダー、チェンジアップを29球。米バージニア大で正三塁手として活躍したジャスティン・ノバック通訳を相手にテンポよく感触を確かめた。

<記者の目>

初めて生で見た菊池の投球は、意図的に「メジャー仕様」に作り上げたような印象を受けた。トップを作った際の左ヒジの位置が高い正統派の上手投げで、踏み出す右足はホームプレートへ一直線。土台となる体全体の使い方が、いわゆる完璧に近い「縦振り」で、メジャーの硬いマウンドを想定して作り上げてきたようにさえ映った。

左右、タイプの違いこそあれ、上原浩治、平野佳寿らに共通する「縦振り」のメカニック、さらにリリースの直前まで手首を返さない天性のスナップの柔らかさは、メジャーでも一級品であることは間違いない。

過去、メジャーに挑戦してきた投手の多くが、マウンド、滑る球に苦心し、ステップ幅などを改良した。この日の菊池は当初、無造作に投げ始め、その後、ステップ幅を歩測した。菊池自身によると、理想は「7歩弱」でこの日は「6歩半」。軽めの力加減だったことを考慮すれば、ほぼ誤差なしと言っていい。「違和感はない」の言葉は、本音だったに違いない。

花巻東高時代からメジャーを目指してきた菊池にすれば、これまで多くの情報を入手し、対応策をイメージしてきたのだろう。ただ、米国では野球だけでなく、通常の生活でも予期せぬことが頻繁に起こる。菊池の潜在能力に疑念を抱く余地はない。「危機管理」や事前準備も大事だが、神経質になり過ぎず、ある意味でアバウトになることも、メジャーで生き抜くうえでは必要な要素だろう。【MLB担当=四竈衛】

ブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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Dバックス平野が米プロアマ戦出場、松山英樹と握手

ダイヤモンドバックス平野

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手がアリゾナ州で行われた米プロゴルフ、フェニックス・オープンのプロアマ戦に出場し、ラウンドを楽しんだ。

男子ゴルフの松山と握手する動画などを自身のインスタグラムに公開し「素晴らしいメンバーの中でプレーする機会をいただけた事に感謝しています。スプリングトレーニングに向けて調整している中、良いリフレッシュになりました!」とつづった。

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元ヤクルト・ロブロ監督契約延長 平野のDバックス

ダイヤモンドバックスのトリー・ロブロ監督(53)が2021年まで契約延長したと29日、球団公式サイトが伝えた。同球団には平野佳寿投手が所属している。

ロブロ監督は就任1年目の2017年にチームを6年ぶりのプレーオフ進出に導き、ナ・リーグの最優秀監督賞に輝いた。現役時代はプロ野球ヤクルトでもプレーした。

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菊池のマリナーズは2・12始動 キャンプ日程一覧

マリナーズ菊池雄星投手

米大リーグは16日、全30チームの春季キャンプ日程を発表した。菊池雄星投手とイチロー外野手の所属するマリナーズはバッテリー組が2月12日、野手組が同16日にアリゾナ州ピオリアでキャンプインする。

全30球団のキャンプイン日は以下の通り。※左がバッテリー、右が野手、すべて現地時間

<アリゾナ州>

エンゼルス(大谷翔平)2月13日、18日

カブス(ダルビッシュ有)2月13日、18日

ダイヤモンドバックス(平野佳寿)2月13日、18日

ドジャース(前田健太)2月13日、19日

マリナーズ(菊池雄星、イチロー)2月12日、16日

パドレス(牧田和久)2月13日、18日

アスレチックス 2月11日、16日

ジャイアンツ 2月14日、19日

レッズ 2月13日、18日

ロッキーズ 2月13日、18日

レンジャーズ 2月13日、18日

インディアンス 2月12日、18日

ブルワーズ 2月14日、19日

ロイヤルズ 2月13日、18日

ホワイトソックス 2月13日、18日

<フロリダ州>

ヤンキース(田中将大)2月14日、19日

アストロズ 2月14日、18日

ブレーブス 2月16日、21日

ブルージェイズ 2月14日、18日

レイズ 2月13日、18日

レッドソックス 2月13日、18日

カージナルス 2月13日、18日

オリオールズ 2月13日、18日

マーリンズ 2月13日、18日

メッツ 2月14日、18日

ナショナルズ 2月14日、19日

フィリーズ 2月13日、18日

パイレーツ 2月13日、18日

タイガース 2月13日、18日

ツインズ 2月14日、18日

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Dバックス平野が京産大の卒業生顕彰者第1号に内定

母校京産大を表敬訪問し花束を受けたダイヤモンドバックス平野(撮影・渦原淳)

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手(34)が16日、母校の京産大を表敬訪問し、同校初の顕彰者として表彰されることが“内定”した。柿野欽吾理事長が「卒業生顕彰制度の第1号に検討しています」と明かしたもの。スポーツに限らず国内外で活躍し大学の名声を高めた卒業生が対象で、平野は「すごい先輩方がたくさんいらっしゃる。3番目くらいでいいです」と謙遜して笑わせた。

メジャー1年目の昨季は日本投手シーズン最多記録の75試合に登板し、防御率2・44。今季に向けては「同じくらいは出場したい。直球とフォークを磨いて新球種にも挑戦できたら。優勝したことがないので、優勝して報告できるように」と意気込んだ。学生と触れ合う場面もあり、母校からの応援に「恩返ししたい」と感謝した。

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Dバックス平野が母校を訪問「少しでも長く現役で」

母校京産大を表敬訪問したダイヤモンドバックス平野(撮影・渦原淳)

ダイヤモンドバックス平野佳寿(34)が16日、母校の京産大(京都市北区)を表敬訪問した。柿野欽吾理事長、大城光正学長らから激励を受けた。

メジャー1年目の昨季を「スケールの大きい中で出来た。終わってみれば楽しかったですね。34歳で2回目のルーキー。新鮮でした」と振り返った。日本人シーズン最多の75試合登板、球団新記録の26試合連続無失点など好成績を残し「注目してもらえて身が引き締まる。ありがたいです」と感謝した。

急きょ授業に登場し、学生と触れ合ったり、横断幕や花束で激励される場面もあった。平野は「懐かしい思いもあります。少しでも長く現役で出来るように」と活躍を誓った。

母校京産大を表敬訪問し花束を受けたダイヤモンドバックス平野(撮影・渦原淳)

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イチロー、雄星のマリナーズ東京開幕戦はナイター

マリナーズ菊池雄星投手

米大リーグ機構は9日(日本時間10日)、今季の公式戦の試合開始時間を発表し、菊池雄星投手が加入したマリナーズが3月20、21日(同21、22日)に東京ドームでアスレチックスと対戦する開幕2連戦はいずれも午後6時35分プレーボールとなった。マリナーズで昨季途中にプレーをやめたイチロー外野手はこのカードで選手復帰する見通し。

3月28日(同29日)には30球団が一斉に米国内での初戦を迎え、大谷翔平投手が所属するエンゼルスは敵地で午後1時7分(同29日午前5時7分)開始のアスレチックス戦に臨む。

田中将大投手のヤンキースは本拠地で午後1時5分(同午前2時5分)開始のオリオールズ戦、ダルビッシュ有投手のカブスは敵地で午後3時5分(同午前5時5分)開始の古巣レンジャーズ戦。前田健太投手のドジャースは本拠地に平野佳寿投手のダイヤモンドバックスを迎え、午後1時10分(同午前5時10分)に試合が開始される。

レギュラーシーズンは162試合で争われ、9月29日に終了する。

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大谷は起用法確立を…MLBサイト全球団の課題指摘

エンゼルス大谷翔平

大リーグ公式サイトが7日、全30球団のキャンプ前の課題をまとめた特集を掲載した。

エンゼルスについては、10月に右肘靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受けた大谷翔平投手(24)の起用法の確立を挙げている。

記事では、大谷は1月下旬に右肘手術の執刀医から再び診断を受ける予定で、そのときに今後のメニューがはっきりするだろうと指摘。健康状態に問題がなければ今季はDHとして多く出場する見込みだが「投手としての肘のリハビリもあるため、出場機会を管理する必要がある」としている。

この他、菊池雄星投手(27)が入団したマリナーズは、トレードで放出した守護神ディアスの代わりに誰を抑えにするか、田中将大投手(30)が所属するヤンキースは、先発投手陣のうち、このオフに心臓付近の血管形成手術を受けた左腕サバシアの健康状態が不安なことから、トレードで放出予定だった右腕グレイをチームにとどめるかどうかを挙げている。

ナ・リーグでは、ダルビッシュ有投手(32)が所属するカブスは、先発投手陣よりむしろリリーフ陣が課題。前田健太投手(30)が所属するドジャースは誰が正捕手になるのか、平野佳寿投手(34)が所属するダイヤモンドバックスは、一、二塁と中堅の補強が課題としている。

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Dバックス平野、雄星に「すごい投手」自主トレ公開

平野佳寿はキャッチボールで調整する(撮影・奥田泰也)

ダイヤモンドバックス平野佳寿投手が5日、京都・久御山町内で自主トレを公開した。寒空の下、50~60メートルの遠投に加え、オリックス岸田を座らせての投球も披露。西武からポスティングシステムでマリナーズに移籍した菊池に向けて「すごい能力もあるし、すごい投手。僕がとやかく言うことなく活躍してくれると思う。同じ日本人プレーヤーとして一緒に頑張れたら。僕も負けないように」と力を込めた。

平野はメジャー1年目の昨季、75試合登板で32ホールド、3セーブ、防御率2・44。今季はセットアッパーにとどまらず、守護神を任される可能性もある。

平野佳寿はキャッチボール中、息で指を温める(撮影・奥田泰也)
平野佳寿(右)は岸田護とキャッチボールをする(撮影・奥田泰也)

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平野 日本人メジャー最多登板記録更新

日本人投手の18年成績

<データで見る18年:メジャー日本人編>

◆ダイヤモンドバックス平野佳寿投手

FAで渡米。開幕前に70試合以上登板を目標に掲げ、04年大塚、13年上原が持っていた日本人シーズン最多登板の73試合を2試合更新。オリックス時代の自己最多(72試合=11年)も超えた。

落差のあるスプリットを武器に、5月6日からの26試合連続無失点は08年ライオン、12年プッツの各24試合を上回る球団新記録。シーズン32ホールドは04年大塚の34ホールドに次ぐ日本人歴代2位。来季は抑えの可能性もある。

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Dバックス抑えはブラッドリーか 平野も高評価

平野佳寿が所属するダイヤモンドバックスのロブロ監督は今季32セーブを挙げたボックスバーガーがフリーエージェントになっている現状を踏まえ、来季の抑えは「恐らくブラッドリーでスタートする」とした。ブラッドリーは今季76試合に登板し、4勝5敗3セーブ、防御率3・64だった。

一方で「平野も議論に入る」と言う。75試合で4勝3敗3セーブ、防御率2・44で地区優勝争いに絡んだチームを支えただけに「平野がいなければ、ここまでチームは良くなかった」と高評価を口にした。

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Dバックス平野「できると分かった」古巣で自主トレ

ダイヤモンドバックス平野佳寿(2018年6月18日撮影)

昨季までオリックスに所属していたダイヤモンドバックスの平野佳寿投手(34)が3日、大阪市内にある古巣の球団施設に訪れ、自主トレを行った。

室内練習場で元同僚の比嘉とキャッチボール、ウエートトレーニングを行うなどして汗を流した。今季を振り返り、「アメリカでやると決めてまだ1年ですけど、ある程度できると分かったのが収穫。こっちでやってきたことが向こうでも同じようにやれた。間違いではなかった」と振り返った。

平野は今季75試合に登板し32ホールド、3セーブ、防御率2・44をマーク。同チームの救援右腕ボックスバーガーが自由契約になったことを受け、来季クローザーの有力候補に挙がっている。平野は「それは僕が決めることではないので。言われたところでやるだけです」ときっぱり。球団公式サイトも来季は右腕ブラッドリーと抑えの座を争う見込みだと伝えている。

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平野のDバックス、エスコバルと3年23億円新契約

平野佳寿投手が所属するダイヤモンドバックスが22日、エドゥアルド・エスコバル内野手(29)と3年2100万ドル(約23億6000万円)の新契約で合意した。

エスコバルは、「ここに来る上で一番重要だったのは、ここにいる素晴らしい人たちだ。みんなが私の家族に良くしてくれて、それが私にとっては最も大事なことだった。ここが好きだから契約した。ハッピーだし、来季に向けて準備はできている」と述べた。

スイッチヒッターのエスコバルはことし7月にツインズからトレードで加入。今季は両チーム合わせて151試合に出場し、キャリア最多の23本塁打、48二塁打、52四球、75得点、154安打を記録した。長打74本は、今季メジャー14番目。

ダイヤモンドバックスのマイク・ヘーゼンGMは、「エドゥアルドはいろんなポジションでプレーできるので、われわれの現在のロースターに大きな柔軟性を与えてくれる」とコメントした。

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Dバックス、来季より本拠地を天然芝から人工芝に

ダイヤモンドバックスは12日、2019年シーズンより本拠地のフィールドを天然芝から人工芝に変更すると発表した。

デリック・ホール球団社長は、最新技術を駆使して作られた人工芝は選手たちのためにも有益とし、芝のメンテナンスのためにナイトゲーム開始前の昼間に可動式の屋根を開放しておく必要が無くなることから、球場内を涼しく保つことができ、観客にとってもより快適になると説明した。

砂漠のなかに作られた球場で天然芝を保つのは困難で、ダイヤモンドバックスは何年も人工芝の可能性を検討してきたと同社長は述べた。

ダイヤモンドバックスは1998年の創設からずっと天然芝のフィールドでプレーしてきた。2018年シーズンから平野佳寿投手が所属している。

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