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イチローは「史上最も勝負強い打者」開幕戦相手警戒

打撃練習で快音を響かせるイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ・イチロー外野手(45)が20日、フリー打撃で28スイング中8本の柵越えを放った。

中盤以降の4連発をはじめ、中堅左へ打ち込むなど、技に力を加えた打撃を披露した。実戦形式の打撃練習では菊池との「対決」は実現しなかったが、わずかな空き時間を利用して背後から左腕の投球を見守った。

東京ドームでの開幕シリーズで対戦するアスレチックスのメルビン監督は「(イチローは)史上最も勝負強い打者の1人。東京のファンの応援もあり、我々は難しい対応を迫られる」と警戒した。

打撃練習で快音を響かせるイチロー(撮影・菅敏)

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憧れイチローに気付かず雄星没頭、打者4人に片りん

イチロー(後方左から2人目)の視線を受けながらブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

【ピオリア(アリゾナ州)19日(日本時間20日)=四竈衛、斎藤庸裕】マリナーズ菊池雄星投手(27)が、「日本一左腕」の力を発揮した。メジャーで初めて実戦想定の投球練習(ライブBP)を行い、打者4人に対して30球、安打性の当たりは2本だった。空振り4球のうち、3球が直球。スピード以上に、威力があった。夢見ていたイチロー外野手(45)との対戦はなかったが、実力を見せつけた。順調なら25日(同26日)のレッズ戦で、オープン戦初登板となりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

菊池の直球が、勢いよくミットに吸い込まれた。緊張感も漂う中、最初の打者への2球目と7球目。ズドンと威力のある球で空振りを奪った。「ボールは思ったよりも良かった。直球に関しては空振りもとれたし、(打者を)差し込めているボールも何回かあった」。確実な手応えを得て、メジャーで初めてとなる打者相手の投球練習を終えた。

直球は90~92マイル(約145~148キロ)をマーク。対戦した打者の1人、通算54本塁打のサンタナは「直球が非常に伸びていた。最後の打者の時も(後方から)見ていたけど、本当に速かった」。スピードに加え伸びと力もあった。首脳陣の前で実力をアピールし、菊池は「最初の方、力んでシュート回転したけど、最後の方は良い軌道だった」と満足そうに振り返った。

変化球を含めて30球、「今持っている(力の)思い切り、全力で腕を振った」と必死だった。それもそのはず、直前のブルペンでは憧れの存在にも気付かなかった。最後の11球、背後からイチローに見守られていたことを報道陣から伝え聞くと、「マジですか? 全然、気付かなかったです。自分のことでまだまだ精いっぱいで…」と苦笑い。それだけ集中していた証拠だった。「日本で一番いい左投手」と褒められたレジェンドとの対戦はかなわなかったが、日本一左腕の片りんを存分に見せつけた。

直球に手応えを得た一方で、スライダーには課題が残った。2人目のベッカムには初球の甘いスライダーを左翼線へ運ばれた。「まだまだ抜けるボールがある。修正が必要」。それでもサービス監督からは「良いと思うから、引き続き頑張って」と激励された。今後は、中2日で2度目のライブBP、再び中2日空けて実戦登板となる見込み。順調ならオープン戦初登板は25日のレッズ戦となりそうだ。「今日、気付いたこともあった。徐々に良い形にしていければ」。収穫を得て、1歩ずつ階段を上る。

◆菊池の投球内容

【1人目 ラリー(招待選手)】

1球目 直球 ボール

2球目 直球 空振り

3球目 直球 ボール

4球目 スライダー 見逃しストライク

5球目 直球 ボール

6球目 チェンジアップ ボール

7球目 直球 空振り

【2人目 ベッカム(遊撃手レギュラー候補)】

1球目 スライダー 左安

2球目 直球 見逃しストライク

3球目 チェンジアップ ボール

4球目 直球 ボール

5球目 カーブ 空振り

6球目 直球 空振り

7球目 チェンジアップ ボール

【3人目 サンタナ(17年にシーズン30本塁打、通算54本塁打の外野手)】

1球目 直球 見逃しストライク

2球目 スライダー ボール

3球目 チェンジアップ 見逃しストライク

4球目 直球 ファウル

5球目 カーブ 左安

6球目 チェンジアップ ボール

7球目 スライダー ボール

【4人目 ネグロン(控え内野手)】

1球目 直球 ファウル

2球目 直球 ボール

3球目 チェンジアップ ボール

4球目 カーブ 見逃しストライク

5球目 直球 ボール

6球目 直球 見逃しストライク

7球目 直球 見逃しストライク

8球目 スライダー 見逃しストライク

9球目 直球 ファウル

キャンプで初めてライブBPに登板するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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イチロー、雄星対決お預けも熱心に球種軌道チェック

ブルペンで投球練習をする菊池(手前)に視線を送るイチロー(撮影・菅敏)

新打撃フォームを改造したマリナーズのイチロー外野手(45)は、キャンプ4日目のフリー打撃で、28スイング中8本の柵越えを放った。中盤以降の4連発をはじめ、中堅左へ打ち込むなど、技に力を加えた打撃を披露した。

実戦形式の打撃練習(ライブBP)では、初めて登板する菊池雄星投手(27)との「対決」も期待されたが、互いに別グループとなり、次回以降へお預けとなった。それでも、イチロー自身が「見たいな。だって日本で一番いい左投手だからね」と話していた通り、練習のわずかな空き時間を利用してブルペンへ。準備をする菊池の背後から、熱心に各球種の軌道をチェックしていた。

打撃練習で快音を響かせるイチロー(撮影・菅敏)

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アスレチックス監督、イチロー警戒「勝負強い打者」

マリナーズのイチロー(2019年2月18日)

アスレチックスのメルビン監督が3月20、21日に東京ドームでマリナーズとの開幕カードを控え、マリナーズ監督時代から交流の続くイチローと対戦する可能性について「楽しみにしている」と話した。アリゾナ州でキャンプを張る15球団の監督らが一堂に会し報道対応する場で答えた。

イチローについて「史上最も勝負強い打者の一人。東京のファンの応援もあり、われわれは難しい対応を迫られる」と警戒していた。

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菊池の投球に打者「良かった。ストレート走ってた」

ブルペンで投球練習をする菊池(右)を見つめるイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星投手(27)が、19日(日本時間20日)、メジャーで初めて打者を相手にした投球練習(ライブBP)を行った。直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップを含めて30球、打者4人に対して安打性の当たり2本、空振りは4球(直球3球、カーブ1球)の内容。直球の球速は90~92(約145~148キロ)マイルだった。

遊撃手のレギュラー候補、ティム・ベッカム内野手(29)は菊池の投球内容について「良かったね。ストレートも走っていたし、一番の球種はカーブだと思った。曲がりが大きくて、ブレーキもかかっていた」と、空振りした低めのカーブをたたえた。

また、昨年5本塁打、通算では54本塁打のドミンゴ・サンタナ外野手(26)も「ストレートが良かった。伸びていた」と振り返り、菊池の投球を高評価した。

イチローの視線を受けながらライブBPが行われるフィールドに移動するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
キャンプで初めてライブBPに登板するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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菊池ライブBP 4人に安打性2本、空振りは4球

ブルペンで投球練習をする菊池(右)を見つめるイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星投手(27)が、19日(日本時間20日)、メジャーで初めて打者を相手にした投球練習(ライブBP)を行った。直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップを含めて30球、打者4人に対して安打性の当たり2本、空振りは4球(直球3球、カーブ1球)の内容だった。

投球を振り返り、菊池は「1つ1つのボールに関しては思ったより良かった。ストレートに関しては空振りも取れましたし、そういう精度を高めて行ければ」と手応えを口にした。一方で、スライダーには課題が残った。安打性の打球もスライダーをとらえられたもので、「まだまだ抜けてしまうボールがある。修正が必要」と話した。

イチロー外野手(45)との対戦はお預けとなったが、ライブBP直前のブルペンでは背後にイチローもいたが、「マジですか? 教えてくださいよ」と気が付かなかったことを明かした。報道陣から伝え聞き、「全然、知らなかったです」と苦笑いだった。

イチローの視線を受けながらライブBPが行われるフィールドに移動するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
キャンプで初めてライブBPに登板するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
キャンプで初めてライブBPに登板するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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イチロー8本の柵越え 菊池に背後から熱視線も

ブルペンで投球練習をする菊池(右)を見つめるイチロー(撮影・菅敏)

新打撃フォームに改造したマリナーズのイチロー外野手(45)がキャンプ4日目19日(日本時間20日)、フリー打撃で28スイングで8本の柵越えを放った。中盤以降の4連発をはじめ、中堅左へ打ち込むなど、昨季までとの違いをのぞかせた。

また、練習の合間には、隣接するブルペンで菊池雄星投手(27)の投球練習の一部をチェック。期待された「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習での「対決」は実現しなかったが、これまで「見たいな。だって日本で一番いい左投手だからね」と話していた通り、菊池の背後から熱心に各球種の軌道を見つめていた。

イチローの視線を受けながらライブBPが行われるフィールドに移動するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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菊池雄星、イチローとの対戦浮上「夢のようなこと」

内外野の連係プレーの練習で菊池(左)と同じフィールドに立つイチロー(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)18日(日本時間19日)=四竈衛】マリナーズのイチロー外野手(45)と菊池雄星投手(27)が、初めて同じグラウンドで「競演」した。前日までは、互いに別グラウンドで練習したため、接点はなかった。だが、全体キャンプ3日目に内外野の中継プレーの練習で、菊池がマウンドに立ち、イチローが中堅の守備位置に就き実現した。

   ◇   ◇   ◇

菊池の視線は、少年ファンのようにイチローにくぎ付けだった。「うれしいとかもあるんですけど、幸せというのが一番ですね」。少年時代から憧れ続け、「イチロー本」やインタビュー動画などは、ほぼすべてを網羅するほどだった。そこまで憧れ続けた存在が、同じグラウンドで同じボールを追いかけていた。外野フェンス際まで転がった打球を素早く処理し、内野へ返球する姿は、紛れもなく「生イチロー」だった。「イチローさんのボールの回転がきれいすぎて、全部カットマンの胸に来ていた。やっぱりすごいなと、感動しながら見てました」。

昨オフ、マ軍からオファーを受け、交渉が順調に進むにつれ、イチローと同じグラウンドに立つ瞬間が頭をよぎるようになった。「いつかこういう日がくればいいなとシアトルに決まってから思ってましたけど、まだ練習ではあるんですけれども、イチローさんと一緒に練習ができたというのは特別なことだと思ってます」。

19日(同20日)には「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習に登板する予定が組まれた。イチローが打席に立つ可能性もある。「世界一の打者ですから、そのイチローさんに、もし(打席に)立っていただけるのならすごく光栄なことですし、夢のようなことだと思っています」。対戦が実現すれば、菊池にとって最良の思い出としてだけでなく、最高の勉強の場となることは間違いない。

内外野の連係プレーの練習で菊池(左端)と同じフィールドに立つイチロー(右から2人目)(撮影・菅敏)

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ツインズ・ピネダ投手、17年以来の復帰に自信

ツインズのマイケル・ピネダ投手(30)は、2017年以来となるメジャーでの登板に向けて自信を示した。

ピネダはヤンキースに所属していた2017年7月にトミー・ジョン手術を受け、同年12月にツインズと契約した。昨シーズン終盤に復帰間近となったが、右ひざの半月板を損傷してしまった。

ピネダは2017年7月5日以降、メジャーのマウンドから遠ざかっているが、「今はとても調子がいい。スプリングトレーニングには早めに来た。実力を発揮する準備はできている」と述べた。

同投手は2011年、マリナーズでデビュー。メジャーでの通算成績は40勝41敗、防御率4・05。

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イチローから雄星へ“すべらない話”お悩み解決

ボールを手に同僚と笑顔で話すイチロー(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)17日(日本時間18日)=四竈衛】イチロー先生が新入り雄星の不安を取り除いた。マリナーズのイチロー外野手(45)は菊池雄星投手(27)からボールが滑ると相談を受け、公式戦では大丈夫と太鼓判を押した。「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習では、昨年5月2日以来291日ぶりにメジャーの投手を相手に打席に立ち、19日(同20日)に菊池と対戦する可能性も膨らんできた。

イチローは昨季ジャイアンツで14セーブを挙げた快速右腕ストリックランドを相手に、7球中1回スイングし、結果はファウルだった。「別にどうということはないですよ。元々、僕はこれ(ライブBP)が嫌いです。別にマイナスとは言わないですけど、特別にプラスというわけではない」と淡々と振り返った。打者にすれば「目慣らし」にすぎず、基本は投手の調整の一環という位置づけだ。

「嫌い」とはいえ、相手がかわいい後輩であれば話は別だった。練習後のクラブハウス内。いつものようにグラブの手入れをするイチローが、間近にいた菊池に声を掛けたことで2人の会話が始まった。

イチロー 雄星、いつ(ライブ)BP投げるの?

雄星 明後日(19日=同20日)です。

イチロー どうなのかな。打席に立つのかな。見たいなあ、ブルペンも見たい。だって日本で一番いい左投手だからね。

雄星 イチローさん、ボールなんですけど、親指をかける所がどうも…。

イチロー それ、よくわかる。シアトルに行ったら大丈夫。(乾燥地帯の)アリゾナが異常だから。

ほほ笑みながら優しく話すイチローに対し、菊池は恐縮しながらも、滑るメジャー球に苦心している実情を相談。これまで質問したいことが「山ほどある」と話していた菊池に、あこがれの先輩は「大丈夫」と激励の言葉をかけた。

図らずも、前日の菊池は「自分の持っているものを憧れの選手に見ていただけるなら、もちろんうれしいですよね」と素直な思いを口にした。そんな菊池に対し、イチローも直接「見たい」と応答。雄星少年が初めて見たプロ野球は、00年6月6日のオリックス-ダイエー戦(岩手)で、もちろんお目当てはイチローだった。「対決」が実現すれば、2人にとって貴重な空間となるに違いない。

◆ライブBP 米国球界の練習メニューのひとつ。英語では「Live Batting Practice」で、省略して「Live BP」と呼ばれる。実戦形式で打者が打席に立つものの、基本的には投手が試合へ向けて調整する最終段階の意味合いが強く、規定の球数を投げることが最優先。

<なぜボールが滑る?>

メジャーの公式球はローリングス社製で重さ142~149グラム、円周229~235ミリと規格は日本と差がないが、南米コスタリカの工場で手作りで製造されているためふぞろいで大きめの場合が多い。革は薄さで定評のあるホルスタインの雌成牛が使用され、アニリンでなめしてはいるがほぼ自然のままを生かした革になっており、滑りやすいとされている。それに加え、キャンプ地アリゾナ州は乾燥地帯で、昼間の年平均湿度25%前後と低いため、ボールの滑り具合に拍車をかけている。

<日本人投手と滑るボール>

◆松坂大輔 メジャー移籍後のフォームはボールに対応しようと制球を気にするあまり、力感を失った。07年のデビュー6試合では38回を投げ19四死球。審判に注意を受けながらも、指をなめる場面が目立った。

◆前田健太 13年WBCなどに出場し「僕は国際大会の経験で慣れていたので、それほど苦にならなかった」と抵抗なし。

◆平野佳寿 昨年1月の自主トレでボールについて「スライダーは滑る分“抜ける”ところもある」と、抜けるスライダーに手応えを得た。オープン戦は9回を投げ四死球ゼロ。

◆大谷翔平 昨季開幕前にアリゾナ州で投げた実戦5試合では、計13回で12四死球(防御率12・46)。引っかけや抜けが目立ち「ボールやマウンドへのアジャストは慣れていない」と、思うように投げられないジレンマを口にした。

練習中に同僚と笑顔で話す菊池(撮影・菅敏)

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イチロー 開幕投手候補から2安打 着実に上昇

ライブBPで打席に入り、打球を放つイチロー(撮影・菅敏)

新打撃フォームに改造したマリナーズ・イチロー外野手(45)が、キャンプ3日目に入り、着実に調子を上げてきた。

フリー打撃では、25スイングで8本の柵越え。これまではあまり見られなかった左中間への1発を含む3連発など、力強い打球を披露した。見守っていた同僚ヒーリーから「イチ! 何てパワーなんだ」と驚嘆の声が上がるほどだった。

また、「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習では、開幕投手候補の最右翼とされる左腕マルコ・ゴンザレス投手(27)と対戦。7球中、6球スイングし、安打性の当たりを2本放つなど、昨年5月以来のブランクを感じさせない動きを見せていた。

ライブBPで空振りをするイチローは、勢い余って体勢を崩す(撮影・菅敏)

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イチローと菊池が守備練習で初の競演「幸せ、感動」

内外野の連係プレーの練習で菊池(右)と同じフィールドに立つイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ・イチロー外野手(45)と菊池雄星投手(27)が18日(日本時間19日)、初めて同じグラウンドで「競演」した。全体キャンプ3日目のこの日、内外野の中継プレーの練習で、菊池がマウンドに立ち、イチローが中堅の守備位置に就き、実現した。

練習後の菊池は「うれしい、とかもあるんですけど、幸せというのが一番ですね。感動しながら見てました」と、憧れの選手と一緒に初めてプレーした感激に浸った。

「いつかこういう日がくればいいなとシアトルに決まってから思ってましたけど、まだ練習ではあるんですけれども、イチローさんと一緒に練習ができたというのは特別なことだと思ってます」。

菊池は19日(同20日)に「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習に登板予定で、イチローが打席に立つ可能性もある。

内外野の連係プレーの練習で菊池(左)と同じフィールドに立つイチロー(撮影・菅敏)
菊池(左端)と同じフィールドで内外野の連係プレーの練習をしたイチローは、ナインとタッチをする(撮影・菅敏)

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「日本で一番いい左投手」がイチロー先生に悩み相談

フォトデーでホームのユニホームを披露するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)17日(日本時間18日)=四竈衛】イチロー先生が新入り雄星の不安を取り除いた。マリナーズのイチロー外野手(45)は菊池雄星投手(27)からボールが滑ると相談を受け、公式戦では大丈夫と太鼓判を押した。「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習では、昨年5月2日以来291日ぶりにメジャーの投手を相手に打席に立ち、19日(同20日)に菊池と対戦する可能性も膨らんできた。

   ◇   ◇   ◇

イチローは昨季ジャイアンツで14セーブを挙げた快速右腕ストリックランドを相手に、7球中1回スイングし、結果はファウルだった。「別にどうということはないですよ。元々、僕はこれ(ライブBP)が嫌いです。別にマイナスとは言わないですけど、特別にプラスというわけではない」と淡々と振り返った。打者にすれば「目慣らし」にすぎず、基本は投手の調整の一環という位置づけだ。

「嫌い」とはいえ、相手がかわいい後輩であれば話は別だった。練習後のクラブハウス内。いつものようにグラブの手入れをするイチローが、間近にいた菊池に声を掛けたことで2人の会話が始まった。

イチ 雄星、いつ(ライブ)BP投げるの?

雄星 明後日(19日=同20日)です。

イチロー どうなのかな。打席に立つのかな。見たいなあ、ブルペンも見たい。だって日本で一番いい左投手だからね。

雄星 イチローさん、ボールなんですけど、親指をかける所がどうも…。

イチ それ、よくわかる。シアトルに行ったら大丈夫。(乾燥地帯の)アリゾナが異常だから。

ほほ笑みながら優しく話すイチローに対し、菊池は恐縮しながらも、滑るメジャー球に苦心している実情を相談。これまで質問したいことが「山ほどある」と話していた菊池に、あこがれの先輩は「大丈夫」と激励の言葉をかけた。

図らずも、前日の菊池は「自分の持っているものを憧れの選手に見ていただけるなら、もちろんうれしいですよね」と素直な思いを口にした。そんな菊池に対し、イチローも直接「見たい」と応答。雄星少年が初めて見たプロ野球は、00年6月6日のオリックス-ダイエー戦(岩手)で、もちろんお目当てはイチローだった。「対決」が実現すれば、2人にとって貴重な空間となるに違いない。

フォトデーでホームのユニホームを披露し、ポーズをとるマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
フォトデーでホームのユニホームを披露するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)
ボールを手に同僚と笑顔で話すイチロー(撮影・菅敏)

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大谷、右肘の回復順調 今週中にもティー打撃再開へ

キャンプでのリハビリの現状について話すエンゼルス大谷(撮影・斎藤庸裕)

エンゼルス大谷翔平投手(24)が、次のステップへの見通しを示した。17日(日本時間18日)、リハビリを進めている右肘の現状について語った。強化トレーニングに加え、現在も定期的に素振りを継続。今後の予定について「来週(素振りを)やりながら、ティー打撃ができたら良いかなと思う。(今週中に)できれば一番良い」と、今週中にもティー打撃を再開する。

単調になりがちな日々でも、大谷の表情は明るい。「限られたメニューを毎日、繰り返している感じ。地味な練習も嫌いではない」と現在の心境を明かした。医療スタッフや首脳陣の慎重な意向もあり、進む幅は小さい。「もどかしさもある中で、できるメニューも増えている。そこは楽しい」。2月から右半身のトレーニングが可能となり、素振りも再開。次はティー打撃へと進む。1歩ずつの前進が励みとなっている。

楽しみはそれだけではない。マリナーズで始動したイチローについて「(対戦)カードがあれば、あいさつに行く機会もありますし、プレーも目にすると思う。すごく楽しみ」とうれしそうに話した。憧れの選手との再会も心待ちにする。

またこの日の囲み取材では、ある記者から「球場に大谷選手のバナー(外壁に飾られた写真)があって…」と質問されると、「バナナ?」と聞き間違い、大谷自身も含めて一同、大笑い。その場が一気に和んだ。クスッと周囲を笑わせる。そんな大谷らしさも健在だ。(テンピ=斎藤庸裕)

◆エンゼルス・オースマス監督(大谷が今週中にもティー打撃を行うことについて)「可能性はある。メディカルスタッフの意見を確認して、準備ができていれば次のステップにいく」

(テンピ=斎藤庸裕)

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メッツ新加入のカノ、「ライトの代わりはできない」

メッツに新加入を果たしたロビンソン・カノ内野手(36)は17日、チームの元キャプテンであるデービッド・ライト氏の代わりは誰にもできないと述べた。

オールスター8回選出のカノは昨年12月、マリナーズからメッツへトレードで移籍。クラブハウスでは、首と腰のケガのために昨季限りで現役を引退したライト氏が使っていたロッカーを使用している。

フィジカルチェックを終え、18日に春季キャンプでチームと合流するカノは記者会見で「誰もデービッド・ライトの代わりにはなれない。彼は球団の一部で、何年にもわたり、彼が何をやってきたかを誰もが知っている。彼のロッカーを与えられたことを特別に感じている」とコメントした。

また、「25歳くらいの気分だ」と話し、「野球はチームでプレーするもの。自分にプレッシャーをかけたくはないが、ベストを出し、全力を尽くす」と意気込んだ。

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実戦形式の打撃練習/ライブBPメモ

ライブBPで打球を放つイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズのイチロー外野手(45)がキャンプ2日目の17日(日本時間18日)、昨年5月2日以来、291日ぶりにメジャーの投手を相手に打席に立った。

この日から「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習がスタートした。

◆ライブBP 米国球界の練習メニューのひとつ。英語では「Live Batting Practice」で、省略して「Live BP」と呼ばれる。実戦形式で打者が打席に立つものの、基本的には投手が試合へ向けて調整する最終段階の意味合いが強く、規定の球数を投げることが最優先。球団の方針にもよるが、打者はストライクであってもスイングしなくてもいいケースがある。次段階としては、カウントを取りながら対戦する「シュミレーテッド・ゲーム」(模擬試合=日本のシート打撃)がある。

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イチロー ライブBP「嫌い」1スイングでファウル

フリー打撃をするイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズのイチロー外野手(45)がキャンプ2日目の17日(日本時間18日)、昨年5月2日以来、291日ぶりにメジャーの投手を相手に打席に立った。

この日から「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習がスタート。イチローは、昨季ジャイアンツで13セーブを挙げた快速右腕ハンター・ストリックランド投手(30)と「対戦」した。打撃練習とはいえ、「目慣らし」の意味合いが強く、基本的には投手の調整の一環。7球中、イチローは1回だけスイングし、結果はファウルだった。

練習後は「別にどうということはないですよ。元々、僕はこれ(ライブBP)が嫌いです。別にマイナスとは言わないですけど、特別にプラスというわけではないです」と、淡々と振り返った。

ライブBPで打球を放つイチロー(撮影・菅敏)
フリー打撃を前に素振りをするイチロー(撮影・菅敏)
練習中に同僚と笑顔で話すイチロー(撮影・菅敏)
キャッチボールをするイチロー(撮影・菅敏)
守備練習をするイチロー(撮影・菅敏)
殺到するファンにサインをするイチロー(撮影・菅敏)
殺到するファンにサインサービスをし引き揚げるイチロー(撮影・菅敏)

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菊池、リークから助言 変化球のリリースポイント

練習中に同僚と笑顔で話す菊池(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星はキャッチボール後に同僚の先発右腕リークから助言を受けた。チェンジアップのリリースポイントで「気付いたことを教えてくれた」とうれしそう。メジャー球への対応で握りを工夫しているスライダーについても「こっちの選手に聞くのはすごく大事。聞いて回っている」と貪欲だ。

三塁方向の飛球を追う守備練習もこなした。「サードに誰もいないときの想定。新鮮な感じ」と振り返った。

キャッチボールで調整する菊池(撮影・菅敏)

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イチロー新打撃フォーム 重心低く速度アップ

イチローの新打撃フォーム連続写真

【ピオリア(米アリゾナ州)16日(日本時間17日)=四竈衛】マリナーズのイチロー外野手(45)が、新打撃フォームでメジャー19年目のスタートを切った。招待選手として参加しているキャンプ初日を「大きな記念日」と表現。昨年5月以来、実戦から離れているものの、前代未聞の「フロントからのメジャー復帰」へ挑む覚悟を明かした。

幾多の偉業を成し遂げてきたイチローが、再び「選手」としてグラウンドへ戻ってきた。日米報道陣約70人が見つめる中、45歳の招待選手は常に先頭に立って練習メニューを消化した。若返りとチーム再建を進めるマリナーズの現状をよそに、キャンプ初日の主役は、間違いなくイチローだった。「イチロー選手って呼ばれるのが気持ちいいわね」とかみしめた。

目指すのは、メジャーのグラウンド。その決意の表れが、新打撃フォームだった。いつものようにバットを掲げる動きは同じ。だが、両膝を曲げ、バットのヘッドがやや投手方向へ向く構えに変わった。始動するとさらに重心が低くなり、素早く体をターンさせてバットを振り抜く。25スイングで柵越えは5本。スイングスピード、打球速度とも、昨季終了時点よりアップしたことは明白だった。

練習後のイチローは、改造の狙いについて「そんなこと言わなくてもいいんじゃないの」とサラリとかわした。ただ、現状については淡々と言った。「軽めです。ずっと寒いところ(神戸)でやっていたので、急に調子こいてやると、それは怖い。時差ボケが取れるまでは慣らしていく感じかなと思っています」。これまでもマイナーチェンジは繰り返してきたが、今回はほぼ「大改造」。日米通算4367安打の実績を残しながら、変化を恐れない姿勢こそ、今季へ懸ける思いだ。

昨年5月3日。選手登録枠から外れ「会長付特別補佐」となった。それでも、練習を継続した。周囲から限界説を含め否定的な声が耳に届く中、黙々とルーティンを続けた。フロントからメジャーへ復帰した前例はない。「比較の対象がないので、そんなに怖さはない。ただ楽しいだけでもない。ただ、いつも期待を裏切りたいという気持ちはあります。安易な、責任のない意見というのかな、そういうものを裏切りたいとは思っています」。挑戦に迷いはない。

元来、逆風は嫌いではない。今回も、結果を残すため打撃フォームを変え、再びスタートラインに立った。「大きな記念日」と表現した日米通算28年目のキャンプイン。45歳の挑戦が、幕を開けた。

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「フロントからメジャー復帰」イチロー45歳の挑戦

フリー打撃の合間に笑顔を見せるイチロー(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)16日(日本時間17日)=四竈衛】マリナーズのイチロー外野手(45)が、新打撃フォームでメジャー19年目のスタートを切った。招待選手として参加しているキャンプ初日を「大きな記念日」と表現。昨年5月以来、実戦から離れているものの、前代未聞の「フロントからのメジャー復帰」へ挑む覚悟を明かした。

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幾多の偉業を成し遂げてきたイチローが、再び「選手」としてグラウンドへ戻ってきた。日米報道陣約70人が見つめる中、45歳の招待選手は常に先頭に立って練習メニューを消化した。若返りとチーム再建を進めるマ軍の現状をよそに、キャンプ初日の主役は、間違いなくイチローだった。「イチロー選手って呼ばれるのが気持ちいいわね」とかみしめた。

目指すのは、メジャーのグラウンド。その決意の表れが、新打撃フォームだった。いつものようにバットを掲げる動きは同じ。だが、両膝を曲げ、バットのヘッドがやや投手方向へ向く構えに変わった。始動するとさらに重心が低くなり、素早く体をターンさせてバットを振り抜く。25スイングで柵越えは5本。スイングスピード、打球速度とも、昨季終了時点よりアップしたことは明白だった。

練習後のイチローは、改造の狙いについて「そんなこと言わなくてもいいんじゃないの」とサラリとかわした。ただ、現状については淡々と言った。「軽めです。ずっと寒いところ(神戸)でやっていたので、急に調子こいてやると、それは怖い。時差ボケが取れるまでは慣らしていく感じかなと思っています」。これまでもマイナーチェンジは繰り返してきたが、今回はほぼ「大改造」。日米通算4367安打の実績を残しながら、変化を恐れない姿勢こそ、今季へ懸ける思いだ。

昨年5月3日。選手登録枠から外れ「会長付特別補佐」となった。それでも、練習を継続した。周囲から限界説を含め否定的な声が耳に届く中、黙々とルーティンを続けた。フロントからメジャーへ復帰した前例はない。「比較の対象がないので、そんなに怖さはない。ただ楽しいだけでもない。ただ、いつも期待を裏切りたいと言う気持ちはあります。安易な、責任のない意見というのかな、そういうものを裏切りたいとは思っています」。挑戦に迷いはない。

元来、逆風は嫌いではない。今回も、結果を残すため打撃フォームを変え、再びスタートラインに立った。「大きな記念日」と表現した日米通算28年目のキャンプイン。45歳の挑戦が、幕を開けた。

キャンプインをし、フリー打撃をするイチロー(撮影・菅敏)

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球宴出場のエスコバル、オリオールズとマイナー契約

アルシデス・エスコバル(2014年11月12日撮影)

オリオールズは15年球宴出場のアルシデス・エスコバル内野手(32=ロイヤルズFA)と、ジャイアンツはキャメロン・メイビン外野手(31=マリナーズFA)とそれぞれマイナー契約で合意し、メジャーキャンプに招待する。

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イチロー「着るのは…」日本語改善Tシャツもらうも

フリー打撃の合間に笑顔を見せるイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズの今季スローガンが日本語の「改善」に決まり、クラブハウスに貼り出され、選手にTシャツが配られた。

サービス監督は「日本に行く機会もあるから、いろんな考え方を学ぶ良い機会。今の我々に必要なことでもある」と説明。イチローは「僕が(改善と書かれたTシャツを)着るのはきついね。ちと恥ずかしい」と苦笑いだった。

キャンプインをし、ファンの声援を受けながらフィールドを移動するイチロー(撮影・菅敏)
キャンプインし、笑顔でキャッチボールをするイチロー(撮影・菅敏)
フリー打撃で打席に入る順番を待つイチロー。右端はブルペンでの投球練習を終えて引き揚げる菊池(撮影・菅敏)
キャッチボールを終え、同僚とタッチをするイチロー(撮影・菅敏)
キャンプ地のフィールドを移動するイチロー(撮影・菅敏)
フリー打撃の合間に笑顔を見せるイチロー(撮影・菅敏)

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イチロー「僕にとっては大きな記念日」/一問一答

フリー打撃の合間に笑顔を見せるイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ・イチロー外野手(45)が16日(日本時間17日)、米アリゾナ州ピオリアでメジャー19年目のキャンプ初日を迎えた。 全体ミーティング後、グラウンドに姿を見せたイチローは、アップ、守備練習など、すべてのメニューを先頭で消化した。

一問一答は以下。

-選手としてキャンプ初日

イチロー イチロー選手って呼ばれるのが気持ちいいね。去年なんだっけ? 会長付特別補佐? 形だけとはいえ、距離があるんよ、それは、どうしたって。呼ばれてはいないんだけど、書かれたりする。呼ばれはしないけど(苦笑)。

-そのためにやってきたことがたくさんある

イチロー ここにいる誰もそんなことは想像していないと思うけど、僕にとっては大きな記念日ですよね。

-誰も経験したことのない状況でこの日を迎える新鮮さは

イチロー 誰もやっていないことを挑戦することは、僕はいくつか結果としても残してきたことがあるので。誰かがやったことがあることよりは、誰もやっていないことの方に飛び込んでいくという選択は、常々してきたつもりなので。今回もそのひとつ。ユニーク、特殊ではあるものの、そのひとつとして考えています。

-目指してきた1日。心の中に秘めるものは

イチロー あれからずっと秘めてはいましたけど、それは場所がそうしてくれる。次のステージに気持ちを上げてくれるというのは、日本でずっとトレーニングしていてもなかなか場所は変わらないと、この場所に来ないと果たせない、出来ない。想像はしてきたけども、イメージはしてきたけども、でもこの1日にはかなわない感じですかね。練習でどれだけバットを振っても、ゲームの1打席にはかなわない。そういう感覚かな。

-菊池とはどんな話を

イチロー 昨日も今日もあいさつしただけです。なんせ投手と野手は交わらないですからね、今の時期は特に。

-メンバーが変わった雰囲気は

イチロー 雰囲気はこれから作っていく。これからというか、シーズン入ってからでないとこれはできない。まず顔と名前を覚えなきゃ。

フリー打撃を前に素振りをするイチロー(撮影・菅敏)
キャンプインをし、笑顔でキャッチボールをするイチロー(撮影・菅敏)

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マリナーズ監督がイチロー称賛「いったい何歳?」

フリー打撃の合間に笑顔を見せるイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズは16日、アリゾナ州ピオリアで野手組の春季キャンプをスタート。スコット・サービス監督はイチロー外野手(45)の万全なコンディションづくりを称賛し、若手選手らのすばらしいお手本になるだろうと述べた。MLB公式ウェブサイトが報じた。

年齢がイチローと6つしか違わないサービス監督はイチローについて「誰よりもコンディションづくりを真剣にとらえ、だからこそこの長い間現役を続けられている」と評価した。

ほぼ毎日トレーニングを続けて常に状態を整えているイチローの姿に、若手選手たちは「いったい何歳なんだ?これをいったい何年続けているんだ?」と驚嘆するだろうとサービス監督は語った。

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菊池雄星 少年に戻る「うわーイチローさんだ」

フリー打撃で打席に入る順番を待つイチロー。右端はブルペンでの投球練習を終えて引き揚げる菊池(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星投手(27)が、少年に戻った。16日(日本時間17日)、イチロー外野手(45)も参加した野手組と合同でキャンプがスタート。打撃ケージ横にいたイチローの背後を歩いて通り過ぎる場面があった。同じ野球のグラウンドで練習しているということについて「今日、本当に思ったのは、野球選手なんですけど、まだまだ野球少年だなと思いましたね」。無邪気に振り返った。

イチローがメジャー入りした01年、菊池はまだ10歳。今では同じユニホームを着る。いざ目の前にすると「うわーイチローさんだ、うわー、いい体してるなぁ、久しぶりに、そういう感覚になりました」と目を輝かせた。自身の調整は順調で、キャンプで2度目のブルペン入り。19日(同20日)に打者を相手に投球練習を行う予定があり、イチローと対戦する可能性も。「自分の持っているものを、憧れの選手に見ていただけるなら、もちろんうれしい」と心を躍らせた。(ピオリア=斎藤庸裕)

ブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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イチローがキャンプイン/日本人メジャー写真速報

マリナーズ・イチロー外野手(45)が16日(日本時間17日)、アリゾナ州ピオリアでキャンプイン。した日本人メジャーリーガーのキャンプの様子を写真速報。

イチロー

キャンプインをし、ファンの声援を受けながらフィールドを移動するイチロー(撮影・菅敏)

キャンプインをし、笑顔でアップをするイチロー(撮影・菅敏)

キャンプインをし、笑顔でキャッチボールをするイチロー(撮影・菅敏)

キャンプインをし、フリー打撃をするイチロー(撮影・菅敏)

フリー打撃の合間に笑顔を見せるイチロー(撮影・菅敏)

フリー打撃の合間に笑顔を見せるイチロー(撮影・菅敏)

フリー打撃を前に素振りをするイチロー(撮影・菅敏)

大谷翔平

田中将大

菊池雄星

ブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

ブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

ダルビッシュ有

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菊池雄星ブルペン調整「スライダーいい状態」手応え

ブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

マリナーズ菊池雄星投手(27)が、キャンプ入り後2度目のブルペン調整を行った。

16日(日本時間17日)、野手との全体練習がスタート。ウオームアップから投手と野手で分かれた練習となり、この日はイチロー外野手(45)とは別々のグラウンドで調整となった。

ブルペンでは直球に加え、スライダー、カーブ、チェンジアップなど変化球を交えて38球。「課題としていたスライダーに関して、すごくいい状態で投げられたので、そこは1つ収穫」と手応えを口にした。

また、この日は高めのゾーンにひものようなラインが横一線に引かれており「高めを多く使って抑えていこうということだと思います。高めでいかに空振りとかフライを打たせるかっていうのが、大事なのかなと思う。今まで意識して高めに投げてきていないので、そこは残りの期間で練習していきたい」と話した。

19日には、初めて打者を相手に投球練習を行う予定だ。

フリー打撃で打席に入る順番を待つイチロー。右端はブルペンでの投球練習を終えて引き揚げる菊池(撮影・菅敏)
ブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

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イチロー 新打撃フォームで5発「大きな記念日」

キャンプインをし、フリー打撃をするイチロー(撮影・菅敏)

マリナーズ・イチロー外野手(45)が16日(日本時間17日)、米アリゾナ州ピオリアでメジャー19年目のキャンプ初日を迎えた。

全体ミーティング後、グラウンドに姿を見せたイチローは、アップ、守備練習など、すべてのメニューを先頭で消化した。

注目のフリー打撃では、昨オフから取り組んできた新打撃フォームを披露した。従来よりも両膝を曲げて構え、テークバックの際には、重心をより低くして始動。25スイングで5本のサク越えを放った。練習後、改良の狙いについて語ることはなかったが、これまで積み上げてきた「技」に力強さを加味したような鋭いスイングに、周囲の視線が集まった。

キャンプイン後に契約した昨季は、途中参加。開幕戦にスタメン出場したものの、5月には登録から外れ、「会長付特別補佐」としてトレーニングを続けてきた。今回は選手としてグラウンドに足を踏み入れただけに「イチロー選手と呼ばれるのは気持ちいいよね」としみじみと話した。招待選手としての立場とはいえ、日米通算28年目のキャンプ初日を「僕にとっては大きな記念日です」と表現し、今シーズンへの意欲を見せた。

21日からはオープン戦がスタートする。

フリー打撃の合間に笑顔を見せるイチロー(撮影・菅敏)
キャンプインをし、笑顔でキャッチボールをするイチロー(撮影・菅敏)

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イチロー新打法で28年目へ 体脂肪は7・1%以下

キャンプインを翌日に控え、調整するイチロー(撮影・菅敏)

【ピオリア(米アリゾナ州)15日(日本時間16日)=四竈衛】日米通算28年目、メジャー19年目を迎えるマリナーズのイチロー外野手(45)が、同地のキャンプ施設に姿を見せ、驚異の肉体を披露した。野手組の集合日。メディカルチェックを受けた後、半袖短パン姿でグラウンドに登場すると、アップ、ケージ内打撃、キャッチボールなど、約50分間にわたって汗を流した。

現役最年長野手の動きは、45歳の一般的なイメージとは、かけ離れていた。両足がほぼ180度まで開く柔軟体操、投手のような遠投、衰え知らずの快足…。年齢を感じさせない肉体は、数字でも証明された。細身の選手が多いメジャーの外野手の脂肪率は平均で約10%。ところが、この日の検査で、イチローはチームでベストであることが明らかになった。

マ軍関係者によると、これまでは「7・2~7・4%」の間だった。今回は具体的な数字こそ公表されなかったが、「7・2%」よりも少ないことが判明したのだ。つまり、過去最も絞り込んでキャンプインしたことになる。19年前の入団時からイチローの体を見てきたトレーニング部門のリック・グリフィンSD(シニア・ディレクター)は「イチの体は以前と変わっていない。信じられない」と驚きを隠そうとしなかった。

3月20、21日に日本(東京ドーム)で行われる開幕2連戦でスタメン出場する可能性も、現実味を帯びてきた。今オフ、レイズからトレードで移籍し、正中堅手候補に挙げられるマレックス・スミスが右ヒジ痛で離脱。16日(同17日)からの全体キャンプでは、完全別メニューで調整することが明らかになった。マ軍首脳陣は調整ペースをスローダウンさせる方針を明かしており、スミスの復帰が遅れるようであれば、イチローのチャンスも大きく膨らんでくる。

大ベテランとはいえ、招待選手の立場に変わりはなく、21日からのオープン戦では結果を求められる。キャンプイン後に契約した昨季は途中参加だったが、今年は万全。昨季終了後には、新打撃フォームへの改良にも着手した。常識を覆すイチローのチャレンジが、満を持してスタートする。

キャンプインを翌日に控え、リラックスした表情で調整するイチロー(撮影・菅敏)

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45歳イチロー衰え知らず!体脂肪率チームNO・1

キャンプインを翌日に控え、調整するイチローは、関係者に向かって手を振る(撮影・菅敏)

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3月20、21日に日本(東京ドーム)で行われる開幕2連戦でスタメン出場する可能性も、現実味を帯びてきた。今オフ、レイズからトレードで移籍し、正中堅手候補に挙げられるマレックス・スミスが右ヒジ痛で離脱。16日(同17日)からの全体キャンプでは、完全別メニューで調整することが明らかになった。マ軍首脳陣は調整ペースをスローダウンさせる方針を明かしており、スミスの復帰が遅れるようであれば、イチローのチャンスも大きく膨らんでくる。

大ベテランとはいえ、招待選手の立場に変わりはなく、21日(同22日)からのオープン戦では結果を求められる。キャンプイン後に契約した昨季は、途中参加だったが、今年は万全。常識を覆すイチローのチャレンジが、満を持してスタートする。(ピオリア=四竈衛)

キャンプインを翌日に控え、調整するイチローは、フィールドで念入りにストレッチをする(撮影・菅敏)
キャンプインを翌日に控え、調整するイチロー(撮影・菅敏)

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