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イチロー「地味に痛い」右足に死球 練習取りやめ

ライブBPで投手ヘルナンデス(左)から右足に死球を受けるイチロー(撮影・菅敏)

イチロー、ヒヤリ-。マリナーズのイチロー外野手(45)が20日(日本時間21日)、実戦形式の打撃練習で右足スパイクの外側に死球を受けて、途中で練習を取りやめた。

「ライブBP」と呼ばれる打撃練習で、2010年サイヤング賞右腕のフィリックス・ヘルンナデス投手(32)と対戦。5球目のスライダーが踏み出した右足に当たり、思わず、顔をしかめ、大声が出るほどだった。その後、打席に立ち、ファウルを打つなど、大事にはいたらなかったようだが、残りのメニューから外れ、クラブハウスへ引き上げた。

「地味に痛い。無理しても仕方ない」。

念のため、医師の診断を受け、アイシングで治療した。21日以降の練習については未定。

ライブBPで投手ヘルナンデス(左)から右足に死球を受けるイチロー(撮影・菅敏)
ライブBPで投手ヘルナンデス(左)から右足に死球を受け、態勢を崩すイチロー(撮影・菅敏)
ライブBPで投手ヘルナンデス(左)から右足に死球を受け、態勢を崩すイチロー(撮影・菅敏)
ライブBPで投手ヘルナンデス(左)から右足に死球を受け、態勢を崩すイチロー(撮影・菅敏)
ライブBPで右足に死球を受けたイチローは、投手ヘルナンデス(中央)から謝罪を受ける(撮影・菅敏)
ライブBPで右足に死球を受けたイチローは、投手ヘルナンデス(中央)から謝罪を受ける(撮影・菅敏)

マチャドがパドレスと合意 FA史上最高330億円

マニー・マチャド(18年10月撮影)

マニー・マチャド内野手(26)が、パドレスと10年3億ドル(約330億円)の大型契約で合意したと19日(日本時間20日)、米スポーツ専門局ESPNやMLB公式サイトなど複数の米メディアが報じた。

FA選手の契約額では、08年からヤンキースと10年2億7500万ドルの契約を結んだアレックス・ロドリゲスを抜きMLB史上最高、米国のプロスポーツ全体でも最高額となった。

マチャドは昨年7月、オリオールズからドジャースへトレードで移籍。前田健太投手(30)とチームメートとなり、チームの2年連続ワールドシリーズ進出に貢献した。シーズンオフにFAとなり、ブライス・ハーパー外野手(26=ナショナルズFA)とともに大物FA選手として所属先が注目されていた。

オールスターに4度選出、ゴールドグラブ賞にも2度輝いているマチャドは昨季、打率2割9分7厘、37本塁打、107打点で自己最高の成績を残した。通算では7年間で打率2割8分2厘、175本塁打、513打点。

FA選手としては今回のマチャドの契約が史上最高額となったが、米メディアの予想では、ハーパーの契約が決まればすぐに記録は破られるとされている。

FAマチャド合意の一報に、パドレス選手が歓迎の声

マニー・マチャド内野手(18年10月23日、撮影・菅敏)

今オフのフリーエージェント(FA)市場の目玉となっていたマニー・マチャド内野手(26)が、再建中のパドレスと10年3億ドル(約330億円)の契約で合意した。球団公式サイトが19日に明かしているが、パドレスの選手たちはアナウンスがある前から喜びに沸いていたようだ。

オースティン・ヘッジス捕手はバント練習に向かう時に第一報を聞き、両手でガッツポーズ。エリック・ホスマー内野手は「選手たち全員が、どうなっているのか聞いた。僕ら全員が言えるのは、彼こそが来てほしかった選手だということ。彼がここに来てくれれば、物事はとても速く変わっていくだろうね」と歓迎の声を上げた。

ホスマーはさらに「彼はメジャー最高選手のひとりだ。まだ非常に若いFAで、これまでのキャリアで素晴らしい野球を見せてきたけど、これからも素晴らしいものを見せてくれるはずだ」とマチャドに期待を寄せている。

オールスター4度選出でゴールドグラブ賞に2度輝いているマチャドは昨季、打率2割9分7厘を記録。37本塁打、107打点はいずれもキャリア最高の数字だった。7シーズン通算では打率2割8分2厘、175本塁打、513打点をマークしている。

ダルビッシュ、昨年8月以来の実戦形式で安打性ゼロ

カブス・ダルビッシュ(2018年3月21日)

カブスのダルビッシュ有投手が19日(日本時間20日)、フリー打撃に初登板し好投を見せた。

実戦形式で投げるのは昨年8月のマイナー戦以来。「まずはけがをしないこと。次に当てないこと」と目標は控えめだったが、シュワバーら強打者に対し、5打席で計21球を投げて安打性ゼロ。

速球を軸に変化球の制球も良く「球に切れもあったと感じたし、軌道も良かったと思う」と収穫を挙げ「やって良かった。けがの不安なく、気持ちよく投げられている」と明るい表情だった。

憧れイチローに気付かず雄星没頭、打者4人に片りん

イチロー(後方左から2人目)の視線を受けながらブルペンで投球練習をするマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

【ピオリア(アリゾナ州)19日(日本時間20日)=四竈衛、斎藤庸裕】マリナーズ菊池雄星投手(27)が、「日本一左腕」の力を発揮した。メジャーで初めて実戦想定の投球練習(ライブBP)を行い、打者4人に対して30球、安打性の当たりは2本だった。空振り4球のうち、3球が直球。スピード以上に、威力があった。夢見ていたイチロー外野手(45)との対戦はなかったが、実力を見せつけた。順調なら25日(同26日)のレッズ戦で、オープン戦初登板となりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

菊池の直球が、勢いよくミットに吸い込まれた。緊張感も漂う中、最初の打者への2球目と7球目。ズドンと威力のある球で空振りを奪った。「ボールは思ったよりも良かった。直球に関しては空振りもとれたし、(打者を)差し込めているボールも何回かあった」。確実な手応えを得て、メジャーで初めてとなる打者相手の投球練習を終えた。

直球は90~92マイル(約145~148キロ)をマーク。対戦した打者の1人、通算54本塁打のサンタナは「直球が非常に伸びていた。最後の打者の時も(後方から)見ていたけど、本当に速かった」。スピードに加え伸びと力もあった。首脳陣の前で実力をアピールし、菊池は「最初の方、力んでシュート回転したけど、最後の方は良い軌道だった」と満足そうに振り返った。

変化球を含めて30球、「今持っている(力の)思い切り、全力で腕を振った」と必死だった。それもそのはず、直前のブルペンでは憧れの存在にも気付かなかった。最後の11球、背後からイチローに見守られていたことを報道陣から伝え聞くと、「マジですか? 全然、気付かなかったです。自分のことでまだまだ精いっぱいで…」と苦笑い。それだけ集中していた証拠だった。「日本で一番いい左投手」と褒められたレジェンドとの対戦はかなわなかったが、日本一左腕の片りんを存分に見せつけた。

直球に手応えを得た一方で、スライダーには課題が残った。2人目のベッカムには初球の甘いスライダーを左翼線へ運ばれた。「まだまだ抜けるボールがある。修正が必要」。それでもサービス監督からは「良いと思うから、引き続き頑張って」と激励された。今後は、中2日で2度目のライブBP、再び中2日空けて実戦登板となる見込み。順調ならオープン戦初登板は25日のレッズ戦となりそうだ。「今日、気付いたこともあった。徐々に良い形にしていければ」。収穫を得て、1歩ずつ階段を上る。

◆菊池の投球内容

【1人目 ラリー(招待選手)】

1球目 直球 ボール

2球目 直球 空振り

3球目 直球 ボール

4球目 スライダー 見逃しストライク

5球目 直球 ボール

6球目 チェンジアップ ボール

7球目 直球 空振り

【2人目 ベッカム(遊撃手レギュラー候補)】

1球目 スライダー 左安

2球目 直球 見逃しストライク

3球目 チェンジアップ ボール

4球目 直球 ボール

5球目 カーブ 空振り

6球目 直球 空振り

7球目 チェンジアップ ボール

【3人目 サンタナ(17年にシーズン30本塁打、通算54本塁打の外野手)】

1球目 直球 見逃しストライク

2球目 スライダー ボール

3球目 チェンジアップ 見逃しストライク

4球目 直球 ファウル

5球目 カーブ 左安

6球目 チェンジアップ ボール

7球目 スライダー ボール

【4人目 ネグロン(控え内野手)】

1球目 直球 ファウル

2球目 直球 ボール

3球目 チェンジアップ ボール

4球目 カーブ 見逃しストライク

5球目 直球 ボール

6球目 直球 見逃しストライク

7球目 直球 見逃しストライク

8球目 スライダー 見逃しストライク

9球目 直球 ファウル

キャンプで初めてライブBPに登板するマリナーズ菊池(撮影・菅敏)

大谷「なんでも楽しい」3月中にもスローイング再開

リハビリの現状について話すエンゼルス大谷(撮影・斎藤庸裕)

昨年10月に右肘を手術し、リハビリを進めているエンゼルス大谷翔平投手(24)が、現状について明かした。20日(日本時間21日)もチームの全体練習とは別メニューで調整。特設トレーニング室で、約1時間20分、強化トレーニングや素振りを行った。今後のリハビリの段階について、「ドライスイング(素振り)は強度と本数をまず増やして、そこをクリアしてあとはティー打撃に入っていく感じ」と話した。

また、投手としてのステップアップについては「(キャンプ)終盤でちょっと投げられればいいんじゃないかなと思います。何通りかプランを立てていきたい」と、3月中にもスローイングを再開する見通しを示した。ただ、今季は打者に専念となり、投手復帰は20年シーズン意向となる。

地道なトレーニングが続く毎日だが、「なんでも楽しいですけどね。やっているレベルが下がっているだけで、最初の段階から考えればやれることもだいぶ増えているので。何事も面白いかなと思います」とリハビリ中の心境を話した。

リハビリの現状について米国メディアから取材を受けるエンゼルス大谷(撮影・斎藤庸裕)

田沢が初の投球練習「真っすぐ良かった」

カブスとマイナー契約の田沢純一投手が初の投球練習を行い「久々に硬いマウンドから投げた。真っすぐは良かったけど、変化球は良かったり悪かったりだったので、これから」と感想を話した。

アリゾナ州でのキャンプは自身初めて。「まず寒いっすね。(乾燥で)球も若干、滑る」と漏らした。

マチャドがパドレスと合意FA最高10年330億円

マニー・マチャド(18年10月23日、撮影・菅敏)

パドレスがマニー・マチャド内野手と10年総額3億ドル(約330億円)の契約で合意したと、球団公式サイトが19日に報じた。アレックス・ロドリゲスが2007年にヤンキースと結んだ10年2億7500万ドルを上回り、フリーエージェント(FA)選手の契約としては米国スポーツ史上最高額とみられる。

マチャドは強打の内野手で、12年にオリオールズでメジャーデビューし、18年シーズン途中に移籍したドジャースからFAになっていた。26歳と若く、三塁と遊撃を守れて通算175本塁打を放っており、移籍市場の目玉になっていた。