7月10日(月)、11日(火)に行われたセレクトセール2017の最終日には、今年生まれた222頭が上場された。最高価格はディープインパクト産駒のイルーシヴウェーヴの2017がセレクトセール歴代2位となる5億8000万円で「アドマイヤ」の冠名・近藤利一氏に落札された。歴代1位はセレクトセール2006で落札されたディナシー(牝、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー)で6億円。落札者はグローブエクワインマネジメント。同馬は未出走のまま繁殖入りした。

 最終日は1億円超えは17頭。ディープ産駒は15頭が上場し、9頭が1億円オーバー。キタサンブラックの全弟シュガーハートの2017は1億4500万円で(株)DMM.comが落札した。

 最終日の総売上は86億9250万円、平均価格は4575万円、売却率は86.4%。

 2日間トータルで173億2700万円、平均価格は4268万円、売却率は87.9%と高い数字をマークした。


 2日目の高額馬上位5頭

❶上場No.362  イルーシヴウェーヴの2017(父ディープインパクト) 


5億8000万円 落札者・近藤利一氏


❷上場No.333  ドナブリーニの2017(父ディープインパクト)


3億7000万円 落札者・(株)DMM.com


❸上場No.379  コンテスティッドの2017(父ディープインパクト)


2億円      落札者・里見治氏


❹上場No.445  スカイディーバの2017(父ディープインパクト)


1億9500万円 落札者・里見治氏


❺上場No.382  シャムロッカーの2017(父ロードカナロア)


1億8000万円 落札者・里見治氏


セレクトセール2017初日詳細 詳細記事


セレクトセール2017・最終日(当歳馬部門)

上場No.301 アナアメリカーナの2017・牡

父ハーツクライ。会場からの第一声で2000万円があがりスタート。活発に声がかかり価格はみるみる上昇し9400万円で早野誠氏が落札。

上場No.303 セルキスの2017・牝

父リアルインパクトは安田記念と豪州のジョージライダーSのG1を2勝。母はドイツの重賞勝ち馬。1000万円からスタートし2900万円でRobert Roulston Bloodstock Pty Ltd agent for Rifa Mustang Pty Ltdが落札。

セルキスの2017(撮影・佐藤翔太)
セルキスの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.307 ラスティングソングの2017・牡

父ロードカナロア。黒鹿毛の見栄えがする馬体で価格は200万円ごとに上昇しこの日初めての1億円超え。1億円ちょうどで(株)KTレーシングが落札。

ラスティングソングの2017(撮影・佐藤翔太)
ラスティングソングの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.310 グリサージュの2017・牝

13年菊花賞と14年ジャパンCを勝った父エピファネイアは今年が初年度産駒。1頭目の上場。1000万円の値付けから開始。100万円ずつ刻み1300万円で梅澤明氏が落札。

上場No.319 コンドコマンドの2017・牡

ディープインパクト産駒、この日1頭目の登場。母は米国G1勝ち馬で初子。いきなり1億円からのスタート。500万円ごとに上昇し1億7000万円で(株)KTレーシングに落札された。

コンドコマンドの2017(撮影・佐藤翔太)
コンドコマンドの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.320 マイジェンの2017・牡

G1を6勝したゴールドシップも今年が初年度産駒。1頭目の上場は父と母同様に芦毛。母は米国G2勝ち。半兄サーワシントンは2年前のセレクトセールで7000万円で落札されている。2000万円からスタートし100万円ずつ上昇。5000万円で「サトノ」の里見治氏が落札。

マイジェンの2017(撮影・佐藤翔太)
マイジェンの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.327 チェリーコレクトの2017・牡

父ハーツクライ。2000万円からスタート。母はG2イタリアオークスに勝利。1億1500万円で落合幸弘氏落札。この日3頭目のミリオンホース。

チェリーコレクトの2017(撮影・佐藤翔太)
チェリーコレクトの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.333 ドナブリーニの2017・牝

この日2頭目のディープ産駒。今年のセレクトセール2日間を通しての最注目馬が登場。重賞2勝のドナウブルー、牝馬3冠を含むG1・7勝のジェンティルドンナの全妹。当然、1億円からスタートすると1000万円ごとに価格は上昇。一気に2億円を超えると、初日の最高額2億7000万円も超えて3億円へ。3億7000万円で落札されると場内からは拍手が起きた。落札者は(株)DMM.com。

3億7000万円で落札されたドナブリーニの2017(撮影・佐藤翔太)
3億7000万円で落札されたドナブリーニの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.339 ギーニョの2017・牡

父キングカメハメハ。母はトゥザヴィクトリーの妹。2000万円からスタートすると200万円ごとに価格は上昇。9000万円で里見治氏が落札。

上場No.341 クリムゾンブーケの2017・牝

13年ダービー馬キズナ産駒が1頭目の上場。1000万円からスタートし100万円ごとに上昇すると3800万円でRobert Roulston Bloodstock Pty Ltd agent for Gerry Ryanが落札。

上場No.344 キャンディネバダの2017・牡

ディープ産駒3頭目の上場。7000万円からスタートし200万円ずつ上昇するとこの日5頭目の1億円超え。1億4000万円で里見治氏が落札。

上場No.347 レディスキッパーの2017・牡

父ジャスタウェイ。4000万円でスタートすると、みるみる価格は上昇。一気に1億円も突破しこの日6頭目のミリオンホース。1億4000万円で(株)ラ・メールが落札。

上場No.349 ケイティローレルの2017・牡

父アドマイヤマックス。今年の帝王賞を勝ったケイティブレイブの弟。500万円からスタートし2100万円で(有)コスモヴューファームが落札。

上場No.351 ステラマドレードの2017・牡

ディープ産駒4頭目の登場。5000万円の値付けでスタート。徐々に価格は上昇し6800万円で了徳寺健二氏が落札。

上場No.352 ジャズプリンセスの2017・牡

ゴールドシップ2頭目の上場。母は愛国で重賞を2勝。1200万円でスタートし1500万円で(有)ビッグレッドファームが落札。

上場No.356 パレスルーマーの2017・牡

父オルフェーヴル。母の3番子パレスマリスは13年米G1ベルモントSを制覇。血統的に注目の1頭。3000万円からスタートし徐々に価格はつり上がり1億円を超えて、この日7頭目のミリオンホース。1億500万円で「バローズ」の冠名・猪熊広次氏が落札。

上場No.361 レジネッタの2017・牡

父ロードカナロア。母は08年桜花賞馬。母の産駒はセレクトセール初上場。3000万円からスタート。序盤、声は上がらなかったがじわじわと上昇しこの日8頭目のミリオンホースへ。1億1000万円で金子真人ホールディングス(株)が落札。

上場No.362 イルーシヴウェーヴの2017・牡

ディープ産駒5頭目の上場。母は仏1000ギニーを勝利。1歳上の全兄は昨年のセレクトセールで2億8000万円で落札されている。当然のように1億円からスタート。この日9頭目の1億円オーバー。2億4000万円までは1000万円ずつ刻み、一気に3億円へ。その後も順調に上がり4億円に到達し、このセール最高額をあっさり更新し5億円の大台に乗り、場内は緊迫する中、5億8000万円で「アドマイヤ」の冠名・近藤利一氏が落札。

5億8000万円で落札されたイルーシヴウェーヴの2017(撮影・佐藤翔太)
5億8000万円で落札されたイルーシヴウェーヴの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.366 パールオブアフリカの2017・牝

父ゴールデンホーンは15年欧州年度代表馬。世界を見渡してもセリに上場はされるのは初めてのケースとあり、世界中の注目を集める。2000万円からスタートし、2500万円で落札も落札希望価格に届かずに主取り。

上場No.373 フィオドラの2017・牡

父キズナ。母はドイツオークス馬で初子。期待も大きく3000万円からのスタート。コンスタントに価格は上がり9000万円で前田晋二氏が落札。

フィオドラの2017(撮影・佐藤翔太)
フィオドラの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.375 シスタリーラヴの2017・牡

ディープ産駒6頭目の登場。母は米国産。2番子。5000万円からスタートし順調に上昇すると1億円ちょうどで「ダノン」の冠名・(株)ダノックスが落札。

上場No.379 コンテスティッドの2017・牡

ディープ産駒7頭目の登場。母はエイコーンS勝利など米G1を2勝している。9000万円からのスタート。当然すぐに1億円超えで11頭目のミリオンホース。その後も価格は上がり2億円ちょうどで里見治氏が落札。

コンテスティッドの2017(撮影・佐藤翔太)
コンテスティッドの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.382 シャムロッカーの2017・牡

父ロードカナロア。母はオーストラリアの3歳女王。昨年も母の産駒はセレクトセールで1億7000万円で落札されている。3000万円からのスタートも、評判の高いロードカナロア産駒だけに1億円を突破し、この日12頭目の1億円オーバー。1億8000万円まで上がり里見治氏が落札。

シャムロッカーの2017(撮影・佐藤翔太)
シャムロッカーの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.383 シュガーハートの2017・牡

父ブラックタイド。ご存知キタサンブラックの全弟という注目の1頭。もちろん5000万円からスタート。期待通りに1億円を超え13頭目のミリオンホース。1億4500万円で(株)DMM.comが落札。

シュガーハートの2017(撮影・佐藤翔太)
シュガーハートの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.394 バラダセールの2017・牡

8頭目のディープ産駒が登場。母は12年アルゼンチンの3歳女王。ディープとの配合は初めて。8000万円からのスタート。200万円ごとに上がり1億円の大台へ。この日14頭目のミリオンホース。1億6500万円で里見治氏が落札。

バラダセールの2017(撮影・佐藤翔太)
バラダセールの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.397 オジャグワの2017・牝

ティープ産駒9頭目の登場。母はアルゼンチン古馬牝馬女王。半兄リベルタンゴ、全兄サトノシャークは現役で活躍中。4500万円からスタート。じわじわと上がり、1億円ちょうどで(有)二風谷ファームが落札。15頭目の1億円超え。

上場No.403 ベアフットレディの2017・牡

ディープ産駒10頭目の上場。母は3歳時に英国、4歳時は米国を中心に活躍し重賞2勝を挙げている。4000万円からスタートも思いのほか伸びずに6000万円で寺田千代乃氏が落札。

上場No.414 ヒアトゥウィンの2017・牝

ディープ産駒11頭目の上場。母は南アフリカでG1を2勝。3500万円からスタートすると活発に声がかかるも4600万円で橋本征道氏が落札。

上場No.415 フーハイナの2017・牡

父ハーツクライ。母はアルゼンチンでG1・3勝の実績を残した。母系もブラジルなど南米での活躍馬が並ぶ。こちらも3500万円からのスタート。骨量豊かな馬格が目を引きさらに活発に声があがり、この日16頭目の1億円台へ。1億6000万円で(株)NICKSが落札。

フーハイナの2017(撮影・佐藤翔太)
フーハイナの2017(撮影・佐藤翔太)

上場No.418 ザズーの2017・牝

ディープ産駒12頭目のお目見え。母は米国G1で2勝。4000万円からスタートし200万円ごとに上昇。7200万円で近藤利一氏が落札。

上場No.421 フサイチパンドラの2017・牡

父ルーラーシップ。母は06年エリザベス女王杯、07年札幌記念を制覇。1800万円からスタート。4600万円で里見治氏が落札。

上場No.428 レインデートの2017・牡

ディープ産駒13頭目の上場。5000万円からスタートすると6000万円で落札。残るディープ産駒は2頭。

上場No.434 フェアリーラインの2017・牡

父フェノーメノは天皇賞・春を連覇。産駒はこのセール1頭だけの上場。1200万円からスタートし、2200万円で飯塚知一氏に落札された。

上場No.438 タニノハイクレアの2017・牡

父ゴールドシップの上場はこの1頭がラスト。芦毛馬は、3500万円で「ホウオウ」の小笹芳央氏が落札。

上場No.445 スカイディーバの2017・牡

ディープインパクト産駒14頭目の上場。牡馬は最後。母は米国G1フリゼットSを制した。全兄サトノシュプリームはセレクトセール2012で2億5000万円で落札されている。8000万円からのスタートし、すぐさま1億円へ。この日17頭目のミリオンホース。1億9500万円で里見治氏が落札。

上場No.482 プリティカリーナの2017・牝

ディープ産駒最後の1頭。半兄には今年の新馬戦を勝ち、若葉S2着のエクレアスパークルがいる。4000万円からスタート。7000万円で池谷誠一氏が落札。

上場No.501 ザルソバの2017・牡

父スピルバーグ。唯一の上場馬。母系にはフランスでの活躍馬が多数いる良血。1200万円からスタート。すぐに価格は上昇し4900万円で(株)ジャパンヘルスサミットが落札。

上場No.528 アピール2の2017・牡

今年のセレクトセール最後の1頭はダイワメジャー産駒。会場から「2000万」の声でスタート。3600万円で林正道氏が落札。


この1頭でセレクトセール2017は終了。会場から拍手がわき起こり全日程を終了。

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