武幸四郎騎手(38)が、26日の騎乗を最後に20年のジョッキー人生に終止符を打ち、調教師に転身する。
初勝利を重賞勝ちで飾った衝撃デビューから、メイショウマンボなどG1・6勝を挙げた騎手生活を写真で振り返る。
1997年 デビュー初勝利が重賞制覇
- 97年、マイラーズCを制したオースミタイクーン
- 97年、オースミタイクーンでマイラーズCを制し、JRA初勝利を挙げた武幸四郎騎手
- 97年、マイラーズCでJRA初勝利を挙げた武幸四郎騎手。左は父邦彦師
2000年 秋華賞でG1初制覇
- 00年、秋華賞を制したティコティコタック
- 00年、秋華賞を制したティコティコタックと武幸四郎騎手
2003年 NHKマイルCで2度目G1制覇
- 03年、NHKマイルCをウインクリューガー(右から2頭目)で制した武幸四郎騎手はムチを上げる
- 03年、ウインクリューガーでNHKマイルCを制した武幸四郎騎手
2006年 菊花賞でクラシック初制覇
- 06年、ソングオブウインドで菊花賞を手中にし武幸四郎騎手はムチを振り上げ雄叫び
- 06年、菊花賞を勝利し初のクラシックの栄冠を手にした武幸四郎騎手とソングオブウインド
2007年 JRA通算500勝を達成
- 07年、JRA通算500勝を達成した武幸四郎騎手(右)。プレゼンターは父の武邦彦師
- 07年、JRA通算500勝を達成した武幸四郎騎手(左から3人目)、左は父の武邦彦師
2009年 父邦彦師の定年引退日に勝利
- 09年、武幸四郎騎乗のエーシンウォーマンが制し、定年引退の武邦彦師の有終を飾った
- 09年、武邦彦師(左)は息子の武幸四郎騎手と肩を並べレースモニターを見つめる
- 09年、引退定年を迎える武邦彦師はエーシンウォーマンで勝ち、武幸四郎騎手(中央)や武豊騎手と記念撮影
2013年 メイショウマンボとG1を3勝
- 13年、直線抜け出したメイショウマンボ(右)が、エバーブロッサムの追撃を抑えオークスを制した
- 13年、オークスのウイニングランでファンの声援にこたえるメイショウマンボの武幸四郎騎手
- 13年、メイショウマンボでオークスを制した武幸四郎騎手は目頭を押さえながら表彰に向かう
- 13年、オークスを制した武幸四郎騎手(中央)を祝福する松本オーナー(左)と上山泰憲・高昭牧場代表
- 13年、直線抜け出して秋華賞を制するメイショウマンボ
- 13年、秋華賞を制し2冠を達成。メイショウマンボの馬上でポーズを取る武幸四郎騎手
- 13年、メイショウマンボ(手前)が外から伸びてエリザベス女王杯を制する
- 13年、エリザベス女王杯を制したメイショウマンボと武幸四郎騎手
2016年 調教師免許試験に合格
- 16年、平成29年度調教師免許試験合格者会見で手を重ねる武幸四郎(左から2人目)
- 16年、調教師免許試験に合格し、笑顔で質問に答える武幸四郎
2017年 引退セレモニー
- 第1回阪神競馬第2日 引退セレモニーで兄・武豊(左)から花束を贈呈される武幸四郎(撮影・前田充)
- 第1回阪神競馬第2日 引退セレモニーで騎手仲間から胴上げされる武幸四郎(撮影・前田充)
◆武幸四郎(たけ・こうしろう)1978年(昭53)11月3日、滋賀県生まれ。97年3月1日にデビュー。翌2日のマイラーズC(オースミタイクーン)で初勝利を挙げた。00年秋華賞をティコティコタックで勝ち、G1初制覇。JRA通算9109戦693勝。重賞28勝、G1・6勝。(2月24日現在)