セレクトセール2016が7月11日、12日の2日間にわたって行われました。

 12日の当歳(0歳)馬セッションでは、ディープインパクト産駒が2億円超えが4頭も出現。

1億円を超えたミリオンホースは合計9頭出ました。9頭中6頭がディープ産駒。オルフェーヴル産駒が2頭、初年度産駒のジャスタウェイ産駒が1頭でした。

 11日の1歳馬セッションではミリオンホースが14頭出ており、2日合計で23頭は過去最多でした。

2日目の1億円超えは、

❶上場No.328 イルーシヴウェーヴの2016(父ディープインパクト) 2億8000万円 落札者・里見治氏

❶上場No.389 マルペンサの2016    (父ディープインパクト) 2億8000万円 落札者・里見治氏

❸上場No.485 マンデラの2016     (父ディープインパクト) 2億4000万円 落札者・大塚亮一氏

❹上場No.378 カンビーナの2016    (父ディープインパクト) 2億3000万円 落札者・島川隆哉氏

❺上場No.357 セリメーヌの2016    (父ディープインパクト) 1億8000万円 落札者・(株)ダノックス

❻上場No.397 ホエールキャプチャの2016(父オルフェーヴル)   1億7000万円 落札者・(有)ビッグレッドファーム

❼上場No.346 ファイナルスコアの2016 (父ディープインパクト) 1億5500万円 落札者・二木英徳氏

❽上場No.380 アドマイヤテレサの2016 (父ジャスタウェイ)   1億4000万円 落札者・近藤利一氏

❾上場No.360 プリティカリーナの2016 (父オルフェーヴル)   1億円      落札者・(株)KTレーシング 


 12日の2日目だけでの合計売り上げは68億1150万円、1頭当たりの平均価格は3937万円だった。

2日間合計では149億4210万円と過去最高額をマーク。昨年の約131億円から大きく伸ばした。


初日の詳細 詳細記事


セレクトセール2016・2日目(当歳馬部門)

上場No.301 シーズオールエルティッシュの2016・牡

父ロードカナロア。3歳以上のデビューした兄や姉は4頭すべてが勝ち上がっている。4頭合計で9勝という安定感。この日1頭目で景気よく3000万円からスタート。100万円単位で価格が上がり6400万円で落札された。落札者は山口功一郎氏。

1番目に登場し6400万円で落札されたシーズオールエルティッシュの2016
1番目に登場し6400万円で落札されたシーズオールエルティッシュの2016

上場No.305 レイズアンドコールの2016・牡

父ジャスタウェイ。天皇賞・秋、ドバイデューティフリー、安田記念を制したジャスタウェイ産駒が初登場。半兄モンドキャンノは先週末の新馬戦を勝ち上がっている。ジャスタウェイは晩成だったが、配合のバランスが取れて早いうちからの活躍が見込めそうだ。

セリは1800万円からスタート。100万円単位で価格は上がり「世界を置き去りにした末脚・ジャスタウェイ!」の名調子に、4700万円で落札。落札者は父のオーナーだった脚本家の大和屋暁氏。

ジャスタウェイ産駒のレイズアンドコールの2016(撮影・黒川智章)
ジャスタウェイ産駒のレイズアンドコールの2016(撮影・黒川智章)

上場No.311 アシュレイリバーの2016・牡

父ダイワメジャー。母の半弟はNHKマイルCを制したカレンブラックヒルだけに、順調に価格は上昇。1800万円からスタートして3000万円で石川達絵氏に落札された。

上場No.312 アスピリンスノーの2016・牡

父ジャスタウェイ2頭目の上場。1200万円からスタートして3200万円で田畑憲士氏に落札された。

ジャスタウェイ産駒2頭目の上場となったアスピリンスノーの2016
ジャスタウェイ産駒2頭目の上場となったアスピリンスノーの2016

上場No.315 オールザウェイベイビーの2016・牡

父ゴールドアリュール。朝日杯FSを制したゴスホークケンの半弟。POGでも毎年のように人気を集める血統。馬自身も落ち着いた様子。1500万円から価格は上がり3900万円でハンマーが落ちた。保坂和孝氏が落札。

上場No.322 アゲヒバリの2016・牡

父ルーラーシップ。母はトゥザヴィクトリーの2番子。トゥザグローリーなど活躍馬をコンスタントに出す血統だけに、スタートの値付けは3000万円。骨太の丈夫そうな体つきにぐんぐん価格はつり上がり、8400万円で落札された。落札者は寺田千代乃氏

アゲヒバリの2016は3000万円から8400万円まで価格上昇(撮影・黒川智章)
アゲヒバリの2016は3000万円から8400万円まで価格上昇(撮影・黒川智章)

上場No.323 バイザキャットの2016・牡

父ブラックタイド。半姉に13年桜花賞を勝ったアユサンがいる。1200万円からスタートしたが、思いのほか価格は上がらず1600万円でハンマーが落ちたが、最低落札価格に届かず主取りとなった。

上場No.328 イルーシヴウェーヴの2016・牡

父ディープインパクト。ディープ産駒の上場馬はこの日初めて。母は欧州で6勝。仏1000ギニーを勝ち、2歳時にはG1で2着と好走している。この日の目玉になりそうな1頭。スタートの価格は8000万円からひと声目で8500万円に上がると、ふた声目には1億円となりこの日初のミリオンホース。途中から世界を股に掛ける欧州のクールモアグループも参戦。その後は1000万円ごとに価格は上がり続け、あっさりと2億円の大台へ乗ると乗り会場がどよめく。その後も着々と価格は上昇。2億6000万円と初日の最高価格を更新し2億8000万円でハンマーが落ちた。会場内からは拍手が起こる。2日通じてここまでの最高額。落札者は里見治氏。

2億8000万円で落札されたイルーシヴウェーヴの2016(撮影・黒川智章)
2億8000万円で落札されたイルーシヴウェーヴの2016(撮影・黒川智章)

上場No.332 ブロームフォンテンの2016・牝

父ディープインパクト。この日2頭目のディープ産駒。牝馬だけに3000万円からのスタート。青鹿毛で見栄えする馬体でじわじわと価格が上がり6800万円で落札された。落札者は野田みづき氏。

上場No.333 フィロンルージュの2016・牡

父キングカメハメハ。キンカメ産駒は2日目の登場は3頭だけとあり、人気を集めそうだ。母はダート王者のヴァーミリアンなどがいる華麗なる一族。3000万円からスタートし200万円ごとに価格は上昇。8200万円でハンマーが落ちた。落札者は(株)KTレーシング。

上場No.336 イチゴイチエの2016・牡

父ルーラーシップ。半兄ダイシンサンダーは5勝を挙げている筋の通った血統。1800万円でスタートし、着実に価格は上昇。3300万円でフジイ興産(株)が落札。

上場No.337 ピクシーダストの2016・牡

父エイシンフラッシュ。母は現役時代7勝を挙げた。父譲りの見栄えする馬体は1200万円からスタートし、100万円ずつ上昇し5200万円で落札された。落札者は谷掛龍夫氏。

上場No.343 ピースオブワールドの2016・牡

父ノヴェリスト。母は02年阪神ジュベナイルFを4連勝で制し、2歳女王となった。2000万円からスタートすると2500万円でハンマーが落ちた。だが最低落札価格に届かずに主取り。

上場No.346 ファイナルスコアの2016・牝

父ディープインパクト。母は欧州で6戦5勝の安定した成績を残した。産駒も欧州牝馬クラシック戦線に出走するなど、活躍馬も送り出している。スタートは牝馬ながら5000万円から。あっさりと1億円を突破し、この日2頭目の1億円超え。500万円ごとに価格はつり上がり、1億5500万円で落札。落札者は二木英徳氏。

1億5500万円で落札されたディープインパクト産駒のファイナルスコアのの2016
1億5500万円で落札されたディープインパクト産駒のファイナルスコアのの2016

上場No.349 カリフォルニアネクターの2016・牡

父ハーツクライ。母は米国G2を制覇している。栗毛の美しい馬体は2800万円からスタートすると着々と価格は上昇し7000万円で金子真人ホールディングス(株)に落札された。

上場No.357 セリメーヌの2016・牡

父ディープインパクト。この日4頭目の上場。母はフランスで重賞2勝。仏オークス、ガネー賞、サンクルー大賞などで4着と好走している。黒鹿毛の馬体に利発そうな顔つきは5000万円からスタート。200万円単位で価格は上昇。1億円を突破。この日3頭目ですべてディープ産駒。ポンポンと500万円で価格は上昇すると1億8000万円でハンマーが落ちた。落札者は(株)ダノックス。

1億8000万円で落札されたセリメーヌの2016(撮影・黒川智章)
1億8000万円で落札されたセリメーヌの2016(撮影・黒川智章)

上場No.360 プリティカリーナの2016・牡

父オルフェーヴル。半姉アグレアーブルは7月3日に2勝目を挙げたばかり。半兄もすでに3勝を挙げている安定した成績を残している。3000万円でスタートするとじわじわと価格は上昇。この日4頭目のミリオンホース。ディープ産駒以外ではこの日初めての1億円超え。1億円ちょうどで(株)KTレーシングに落札された。

1億円で落札されたオルフェーヴル産駒プリティカリーナの2016(撮影・黒川智章)
1億円で落札されたオルフェーヴル産駒プリティカリーナの2016(撮影・黒川智章)

上場No.364 マンドゥラの2016・牡

父マンハッタンカフェ。母はワールドエースの母マンデラは半姉にあたる。半姉レッドジュディスは3戦して未勝利ながら、黒光りする馬体が目を引く。2000万円からスタートすると、順調に価格をあげて6800万円で落札された。落札者は金子真人ホールディングス(株)。

上場No.368 ビタースウィートの2016・牡

父ディープインパクト。母は地方競馬で6勝を挙げている。近親には5勝を挙げたサイレントソニックなどがいる。4000万円からスタート。価格は沸騰することなく、6000万円に落ち着いた。里見治氏が落札。

上場No.370 ダノンエレガントの2016・牡

父ハーツクライ。母は3勝を挙げた。母父にブライアンズタイムという筋の通った血統。2500万円からスタートして3000万円でハンマーが落ちた。落札者は前田幸治氏。

上場No.378 カンビーナの2016・牡

父ディープインパクト。この日6頭目の上場。母は米国で6勝。11年米G1アメリカンオークスを制している。13年米国の繁殖牝馬セールで購入。同馬が3番子。5000万円からスタートもオークショニアが第1声を発する前に手が上がりあっという間に8000万円へ。そのままよどみなく価格は上昇。この日5頭目のミリオンホースへ。1000万円刻みで上がると、さらに加速度を増してこの日2頭目のダブルミリオンへ。2億3000万円で落札された。落札者はおなじみの島川隆哉氏。

2億3000万円で落札されたカンビーナの2016
2億3000万円で落札されたカンビーナの2016

上場No.380 アドマイヤテレサの2016・牡

父ジャスタウェイ。半兄アドマイヤラクティは14年の豪G1コーフィールドCを制した。3000万円からスタート。活発に声が上がりすぐに6000万円を突破。さらに活発さを増すと6頭目の1億円を超え。最終的には1億4000万円で落札。ジャスタウェイ産駒としては初のミリオンホース。落札者は「アドマイヤ」の近藤利一氏。

1億4000万円で落札されたアドマイヤテレサの2016(撮影・黒川智章)
1億4000万円で落札されたアドマイヤテレサの2016(撮影・黒川智章)

上場No.381 シスタリーラヴの2016・牝

父ディープインパクト。母は米国産で米国とカナダで16戦7勝。うち重賞2勝を挙げている3500万円からスタートすると、じわじわと価格が上がりはじめる。6000万円台から活発さが増し牝馬ながら9200万円で落札。了徳寺健二氏が落札した。

上場No.385 ホットチャチャの2016・牝

父ハーツクライ。母は米国産。G1クイーンエリザベス2世チャレンジなどを制覇。牝馬だが2500万円からスタートすると、すぐさま声がかかりあっというまに5000万円超え。その後も価格は上昇し続け7000万円で落札。(株)ラ・メールが落札。

上場No.389 マルペンサの2016・牡

父ディープインパクト。全兄は今年のきさらぎ賞を制してダービーで鼻差の2着だったサトノダイヤモンド。この日、最も注目される1頭だ。母はアルゼンチンのG1を制覇しており、最後の産駒となる見込み。当然のように1億円からスタート。1000万円単位で価格はあがり、すぐに1億5000万円超え。2億円も軽く突破。2億8000万円で落札。し烈な争いを制し落札したのは兄も所有する「サトノ」の里見治氏。ここまでの最高額をマーク!

2億8000万円で落札されたマルペンサの2016
2億8000万円で落札されたマルペンサの2016

上場No.391 ペイトンドーロの2016・牡

父ディープインパクト。母は北米で活躍。6000万円からスタート。高額馬の直後とあって価格は伸びず7000万円でハンマーが落ちた。落札者は金子真人ホールディングス(株)。

上場No.395 ホエールキャプチャの2016・牡

父オルフェーヴル。母は12年ヴィクトリアマイルなどを制している。10年の芙蓉Sでは1着母、2着が父だった。母はつい先日まで現役だったイメージがあるが、この馬は初子。体は茶色く見えるが芦毛。ディープ産駒並の6000万円からスタート。じわじわと価格があがり1億円を超え、この日8頭目のミリオンホース。1億7000万円で落札された。落札者は(有)ビッグレッドファーム。

1億7000万円で落札されたホエールキャプチャの2016
1億7000万円で落札されたホエールキャプチャの2016

上場No.405 ディナシーの2016・牡

父ノヴェリスト。祖母にエリザベス女王杯を勝ったトゥザヴィクトリーがいある。母のきょうだいには重賞勝ち馬のトゥザグローリーなどがいる超良血馬。1800万円でスタートしじわじわと価格は上昇。4500万円でハンマーが落ちた。野田みづき氏が落札。

上場No.408 ファンタジックアイの2016・牡

父ルーラーシップ。母父ネオユニヴァース。1000万円からスタートすると、一気に活況となりひと声ごとに価格が上がる。みるみるうちに価格は上がり5000万円を突破。7600万円で前田幸治氏に落札された。

上場No.409 リトルブックの2016・牡

父ディープインパクト。母は現役時代未勝利。しかしジェンティルドンナなどの母として知られているドナブリーニの半妹。10頭目のディープ産駒は4000万円からのスタート。爆発こそしないが、徐々に価格をあげて7800万円で落札された。落札者は「バローズ」の猪熊広次氏。

上場No.413 マンビアの2016・牡

父キングマン。世界中で初めてお目見えするのが、今回のセレクトセール。現役時代の父はマイラーとして名をはせ、サセックスSなどを勝利。14年にはマイルG1を4連勝。産駒の姿は、世界中から注目を集めている。スタートの価格は3000万円。小顔で利発そうな目つき。200万円で価格を刻み、8800万円で落札された。(株)ダノックスが落札。

上場No.421 カトマンドゥの2016・牝

父ディープインパクト。この日11頭目の登場。牝馬で3800万円からスタート。最初は反応が鈍かったが6000万円前後から活況をていし、8000万円で落札された。落札は里見治氏。

上場No.426 ラリズの2016・牡

父ハーツクライ。母はアルゼンチン産で重賞を2勝している。2500万円でスタート。黒鹿毛で見栄えのする馬体。コンスタントに価格があがり9700万円で落札された。「ヒシ」の阿部雅英氏が落札。

上場No.428 エレインの2016・牝

父ステイゴールド。16年に生まれたステイの産駒はこの馬だけ。父は15年2月の種付け後の大動脈瘤破裂でこの世を去った。正真正銘のラストクロップだ。800万円からスタート。100万円ごとに刻み1400万円で落札された。(有)三成社が落札。

ステイゴールド産駒、エレインの2016は1400万円で落札
ステイゴールド産駒、エレインの2016は1400万円で落札

上場No.437 シャムロッカーの2016・牡

父オルフェーヴル。前日の1歳馬部門では父ディープインパクトの半兄が1億7000万円で里見治氏に落札されている。母はオーストラリアAJCダービー、VRCオーストラリアンギニーを制した。豪3歳牝馬チャンピオン。3000万円からスタート。出だしは鈍かったが、200万円ずつ上昇。ミリオンには届かず9400万円で落札。落札者は金子真人ホールディングス(株)。

上場No.439 ミスエマの2016・牡

父ディープインパクト。12頭目の上場。3500万円からスタート。様子を見ながらの声かけ。じわじわと上がり6200万円で里見治氏が落札。

上場No.442 トゥーピーの2016・牝

父スクリーンヒーロー。半兄サトノラーゼンは15年京都新聞杯を制しダービーではドゥラメンテの2着に好走。牝馬のため1800万円からスタートして3600万円で鬼塚義臣氏が落札。

上場No.452 キトゥンカブードルの2016・牡

父ディープインパクト。母は北米G3の勝ち馬。5000万円からスタートし6000万円であっさりとハンマー。最低落札価格に届かず主取り。

上場No.453 グローリアスデイズの2016・牡

父キングカメハメハ。半姉ジェラシーは今年のスイートピーS勝ち馬。オークスでは4着と好走している。3000万円からスタートして3700万円で保坂和孝氏が落札している。

上場No.474 レインデートの2016・牡

父ディープインパクト。この日14頭目の上場。母は米国G1勝ち。5000万円からのスタート。最初は出方をうかがう様子。5500万円でハンマーが落ちたが最低落札価格に届かず主取りとなった。。

上場No.485 マンデラの2016・牡

父ディープインパクト。2日間を通じて、最後のディープ産駒。全兄ワールドエースは12年きさらぎ賞と若葉Sを連勝。皐月賞2着と好走し重賞2賞を挙げた。黒光りする馬体に、育ちの良さそうな顔つきで当然8000万円からのスタート。200万円ずつ上昇し1億円を突破。9頭目のミリオンホース。あっという間に2億円を突破。2億4000万円で大塚亮一氏が落札。当歳部門の2億円超え4頭目はすべてディープ産駒となった。

マンデラの2016は8000万円からスタートし2億4000万円で落札された
マンデラの2016は8000万円からスタートし2億4000万円で落札された

上場No.493 タスクミストレスの2016・牡

父トーセンラーは、天皇賞・春2着、マイルCSを豪快に差し切り、武豊騎手のG1・100勝目を飾った。同馬のおじはクラフトマンシップ、クラフトワークなど堅実に活躍しそうな血筋。700万円まで上がるも、最低落札価格に届かず主取り。

上場No.496 グッドカルマの2016・牡

父オルフェーヴル。今回のセール最後のオルフェ産駒。母はイタリアオークス2着の実績がある。1500万円からスタートして2000万円でハンマーが落ちたが、最低落札価格に届かず主取り。

上場No.500 ローズジプシーの2016・牝

父ヴィクトワールピサは3歳時に皐月賞と有馬記念を制覇。母は01年仏1000ギニーを制覇。1000万円からスタート。小刻みに価格は上昇し2100万円で島川隆哉氏が落札。

上場No.510 アルフレンテの2016・牡

父ジャスタウェイ。このセールに上場される同産駒最後の牡馬。1000万円でスタートして、1200万円で落札された。

上場No.511 ヴェイルオブアヴァロンの2016・牡

父ヴィクトワールピサ。母はディープインパクトときょうだい。主な産駒に都大路Sなどをかったリルダヴァルなどがいる。引き締まった表情で2000万円からスタート。100万円ずつ、活発に声がかかり5000万円で鬼塚義臣氏が落札。

上場No.519 アソルータの2016・牡

父ルーラーシップ。母は現役時代に2勝。同馬が2番子。1000万円からスタートしてじわじわと価格が上がり4000万円で落札。田中成奉氏が落札した。

上場No.523 シーカーマの2016・牡

父ロードカナロア。母はカナダの重賞勝ち馬。1800万円からスタートし小刻み上がると2600万円で福井明氏に落札された。

上場No.525 ガラアフェアーの2016・牝

父ルーラーシップ。母は一族に活躍馬がずらりと並ぶ。1000万円からスタートすると活発に声がかかった。4900万円で(株)KTレーシングが落札。

上場No.543 ウルトラブレンドの2016・牡

今セールのオーラスは父ロードカナロア。母は米国で25戦してG1・1勝を含むG2・2勝を挙げた。半兄や半姉はディープやダイワメジャーだが、ロードカナロアとよりスピード色が濃くなっている。客席の3000万円からスタート。100万円単位で上がり、3600万円で(有)シルク・ホースクラブが落札。


 これで今年のセレクトセールも大盛況のまま幕を閉じました。当歳は3年後のダービー、1歳馬は2年後のダービーを目指す戦いが始まります。


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