ディープインパクトの春がやってきた。先々週NHKマイルCのケイアイノーテック、先週ヴィクトリアMのジュールポレールと産駒が東京G1を連勝。海の向こうではサクソンウォリアーが英2000ギニーで英クラシック初制覇を挙げた(5日)。2週間でG1計3勝。旋風は世界を巻き込む。

 勝者たちも流れを感じている。ケイアイノーテックを担当する佐々木助手は「瞬発力が生かせた」。ジュールポレールの西園師も東京の馬場について「切れ味勝負の流れになっている」と話す。先週土曜は芝2400メートル戦で2分22秒台の高速決着。「(ヴィクトリアM当日の)日曜は雨が降ったけど、時計は1分32秒台で良馬場並みだった」と傾向は大きく変わらない。今週の東京は土曜こそ雨予報だが日曜は青空が広がりそう。引き続き、決め手が生きる可能性は高い。

 とりわけディープ産駒はオークスと好相性だ。7世代で3勝。今年は7頭が大挙した。「この血統っぽい雰囲気があります」と3頭出しの角居師が見込むのが、カンタービレ、サトノワルキューレのディープ娘2頭。前者はフラワーC、後者はフローラSのタイトルが輝く。08年トールポピーで勝利の味を知る師は「この時期の馬には一番しんどい舞台。無理して間に合わせることはしない」。2頭はともに桜花賞に目を向けず、キャリア4戦と消耗も少ない。師の方針通りだ。「良くなっているし、思った以上の強さも見せてくれている」。父の名声をさらに高めるか。【柏山自夢】

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