ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山の第1、2戦が行われ、臼井健太郎騎手(20=船橋)が総合優勝した。

 第2戦の中山10Rでは9番人気ピントゥリッキオに騎乗し、後方3番手から馬群を縫うように進出。4着に食い込み12ポイントを加算した。「こういうシリーズでは騎手心理が働いて速くなると思ったので」。前半1000メートル61秒1の流れを読み切り、2位岩崎翼騎手(23=JRA)とわずか1ポイント差で総合優勝を引き寄せた。

 前日27日に行われた大井ラウンド2戦を終えて首位に立っていたが、中山コース、同馬騎乗も初めて。「池上(和)先生からは、前へ行ったら駄目と聞いていました。指示通り乗った結果で、先生のおかげです。絶対優勝したかったのでうれしい」と喜んだ。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】