<香港ヴァーズ>◇10日=シャティン◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走12頭
トーセンバジル(牡5、藤原英)が3着に健闘した。道中は中団に控え、4コーナーから前の2頭に迫ったが、最後は力の差を見せつけられた。
それでもモレイラ騎手は「よく走った。パーフェクトなレース。4コーナーでもう少しチャレンジしたかったが、1、2着馬が強かった。素晴らしい走りだった」と満足そうに振り返った。
見守った藤原英師も「前の2頭は世界でも1、2の馬。価値があるレースだった。ポジションも予定通り。しまい来るか来ないかというレースができた。馬にもオーナーにも感謝。世界と戦えるのは面白い。来年、また来たい」と敗戦の中にも満足感を示していた。