中山開幕週の初日に葉牡丹賞(2歳500万、芝2000メートル、12月2日)が行われる。昨年の勝ち馬のレイデオロは、ここをステップに暮れのホープフルSを制し、今年はダービー馬まで上り詰めた。がぜん注目度が上がったクラシックの登竜門。今年も同じキングカメハメハ産駒のキングスヴァリュー(牡、国枝)が中心になる。

 キングスヴァリューは2戦目で初勝利を挙げた。前半1000メートル1分3秒3のスローペースを中団で折り合い、直線は馬群を割って余力十分に抜け出した。国枝師は「前走はいい内容だった。でも、初戦勝ちを期待していた馬だからね」と満足はしていない。

 半兄タップザットは、14年全日本2歳優駿2着馬。血統的にはダート向きだが、父がタピットからキングカメハメハに替わり、芝での瞬発力も兼ね備えている。新潟の新馬戦は頭差2着ながら、上がり3ハロン33秒3の鋭さで大外を強襲。先着を許したサンリヴァルが芙蓉Sを連勝したことからも、あらためて能力の高さを証明した。

 中間はプール、坂路併用で調整。1週前の22日には4ハロン53秒5-13秒2の時計を出し、26日も同56秒8-13秒5で駆け上がった。国枝師は「前走後も順調にきている。コースや距離は問題ない。大きいところを狙う馬を出したいね。この馬も、その1頭」と連勝をもくろむ。【水島晴之】

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