<新馬戦情報>
オルフェーヴル初年度産駒の良血馬ロックディスタウン(牝、二ノ宮)が6日(日)の新潟芝1800メートルでデビューする。父と同じサンデーレーシング所有。鞍上に先週の札幌新馬で3戦3勝だったルメール騎手を配し、勝負気配が漂う。
3冠馬の父は10年8月の新潟芝1600メートルで新馬勝ち。ゴール後に向正面まで駆け抜け、池添騎手を振り落とす荒々しい競馬で競走馬生活が始まった。父と同じ栗毛で、牝馬としては大柄な490キロ台の馬体。1週前には美浦ウッドで5ハロン66秒4の好時計で古馬相手に先着した。「お姉さん(15年クイーンC覇者キャットコイン)と似ているところもあるが、体形はこっちの方がしっかりしている。順調にきていますし、いいところがありそうです」と佐々木助手。新馬戦1勝(クリノクーニング)のオルフェーヴル初年度産駒だが、父と同じ新潟デビューの大物登場とみて間違いない。