復活を目指すダービー馬に、頼もしい助っ人が来日した。

 美浦トレセンを訪れたライアン・ムーア騎手(33=英国)は、関係者の大きな期待を感じながらも、マカヒキについて多くを語ることはしなかった。「ダービーを勝っているし、すごくいい馬。ただ、まだ乗ってないので何とも言えない」。昨年の凱旋門賞は、自身が乗ったファウンドが優勝した。14着に敗れたマカヒキ陣営にとっては、絶妙の手綱さばきを見せつけられた最大のライバルが、最強の助っ人となって現れたことになる。

 今回の来日は11日から28日まで。わずか3週間の騎乗でも、来週もフェブラリーSで連覇の懸かるモーニン(牡5、石坂)など有力馬の依頼が続々舞い込んでいる。世界一の手綱さばきを見逃すな。

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