今週末に札幌競馬場で行われるワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の海外招待騎手、ビクター・エスピノーザ(44=アメリカ)が渡航に必要な書類を紛失したため来日を中止し、不参加が決まったと23日、JRAが発表した。

 メキシコ出身の同騎手は昨年、アメリカンファラオとのコンビで37年ぶりの米3冠制覇を達成。一昨年に2冠を達成したカリフォルニアクロームとのコンビでは今年、ドバイワールドCを制した。昨年から札幌開催で生まれ変わった第2回WASJの海外招待騎手で目玉的存在だった。代わりにワールドオールスター選抜チームの一員として岩田騎手の出場が発表された。

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