青葉賞を制したヴァンキッシュラン(牡3、角居)と、同厩舎の良血トーセンビクトリー(牝4)が凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=シャンティイ)に登録したことが5日、分かった。角居師が「オーナーと相談して登録しました」と明らかにした。僚馬の2歳王者リオンディーズ(牡3)は登録を見送る。
登録した2頭は、いずれも島川隆哉オーナーが13年セレクトセールで落札した。1億9000万円のヴァンキッシュランは仏G1馬を母に持ち、角居師も「向こう(フランス)の芝も合いそうですね」と見込む。まずは次戦のダービーで世代の頂点を狙う。1億500万円のトーセンビクトリーは01年ドバイワールドC2着のトゥザヴィクトリーの娘で、来週のヴィクトリアMに登録している。