<天皇賞・春:追い切り>
天皇賞・春で2度目のG1制覇を狙うキタサンブラック(牡4、清水久)が、栗東Cウッドで追い切られた。余力残しでクールヤシャマル(3歳未勝利)に首差遅れだったが、ラスト約12秒0は見た目以上に速い。「グンと良くなったという感じはないけど好調を維持している。力を出せる出来だと思う」と調教パートナーの黒岩騎手(レースは武豊騎手が騎乗)。
昨秋の菊花賞馬で長距離戦には実績がある。清水久師は「さらに距離が延びるけど、僕はなんの心配もしていない。去年の有馬記念で負けた馬もいるので、チャレジャーのつもりでやりたい。前走(大阪杯2着)も負けはしましたが、他のG1馬は負かしていますし、内容はまずまず良かったですよ。どんな競馬でもできるので、あとはユタカさんに任せるだけ。いい天気でやりたい」と長距離G1連覇を期待していた。