エルコンドルパサー、キングカメハメハの父として、日本競馬に大きな影響を与えた種牡馬キングマンボ(牡26)が老衰のため、死んだことがわかった。20日、同馬を繫養(けいよう)したアメリカ・ケンタッキー州のレーンズエンドファームが発表し、ブラッドホース電子版など欧米の各メディアが伝えている。
キングマンボは父がミスタープロスペクター、母がミエスクという血統。現役時は93年の仏2000ギニー(プールデッセデプーラン)、セントジェームズパレスS、ムーランドロンシャン賞でG1・3勝という実績を残した。種牡馬入り後は、初年度産駒のエルコンドルパサーが98年ジャパンCを制し、99年の凱旋門賞で2着に入る活躍を見せた。04年のダービー馬キングカメハメハは種牡馬として多くのG1、重賞ウイナーを送り出し、日本でその血を広げている。