牝馬3冠の第2戦・オークス(G1、芝2400メートル、24日=東京)の枠順が21日、確定した。

 ディアマイダーリンを送り出す菊沢隆徳師(45)は、今回が管理馬の初クラシック出走になる。くしくもジョッキー時代に最も参戦したG1が4回乗ったオークスだった。07年にはスイートピーS2着のラブカーナで挑み、8番人気ながら最速上がりで3着に好走。「スイートピーSは権利取りを優先して先行させたけど、桜花賞組に正攻法では通じないと思って、本番ではいちかばちか直線一気にかけた。惜しかったけど、直線での外への出し方とか後悔している面もある」と振り返る。

 あれから8年。同じくトライアルのフローラS2着で権利を取った愛馬に、打倒桜花賞組の思いを託す。「この馬もフラワーCでは休み明けでアルビアーノ(NHKマイルC=2着)といい競馬をしている。桜花賞組はG1を使っている強みがあると思うけど、全然かなわない相手だとは思っていない」。3戦3連対の東京なら付け入る余地は十分にありそうだ。【高木一成】

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