JRAの定例会見が21日、東京・六本木のJRA本部で行われた。20年の中央競馬は1月5日(日)の東西金杯で開幕する。来年は夏に東京五輪が行われるため、7月25日から8月9日までの期間中の開催は例年の3場から新潟、札幌の2場だけになる。五輪への馬運車の用意、所属獣医師らの派遣要請にJRAが協力するほか、競走馬への暑熱対策の措置。また新潟が東西トレセンから行き来しやすい立地にあるため、小倉を見送った。

17年から12月28日に行われていたホープフルS(G1)は、有馬記念(G1)前日の12月26日(土)に変更となった。これまでは28日にすることで、年明けの開催まで2週間前後の期間が空くことを避ける狙いがあったが、来年は28日に設定しなくても、21年開幕日まで比較的間隔が空かないため。12月27日(日)の有馬記念まで、全国10場で計36開催行われる。

例年京都で行われていたエリザベス女王杯(芝2200メートル、11月15日)と、マイルCS(芝1600メートル、同22日)の2つのG1は阪神で開催される。京都競馬場が20年2月から約4年かけて全面リニューアルの整備工事が予定されており、11月から開催休止期間に入るため。距離に変更はない。

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