現役最強牝馬アーモンドアイ(牝4、国枝)の次走が安田記念(G1、芝1600メートル、6月2日=東京)に決定したことが5日、分かった。同馬は初の海外遠征となった前走ドバイターフを勝利し、国内外G1・5連勝を達成。一時は凱旋門賞挑戦を表明していたが、レースでの馬への負荷やレース後のケア環境、長距離輸送での負担を考慮して、参戦が見送られていた。

同馬を所有する(有)シルクレーシングの米本昌史代表は「日本に帰国してから思ったより回復が早く、調教の進度が順調だったので、国枝先生とも相談して安田記念に進むことにしました。春のシーズンはひとまずこの1戦ですね」と語った。同馬は現在、放牧先のノーザンファーム天栄で美浦トレセン帰厩に向けて調整中。4月2日の帰国時には450キロ台まで減っていた馬体重も、現在は480キロほどにまで戻ったという。

凱旋門賞挑戦こそ回避したが、今秋以降の海外遠征の可能性はまだ残されている。米本代表は「その後については安田記念を走り終えてからですね。幅広くプランを持って、国内外のベストのレースを選びたいと思います」と話した。春のマイル最強馬決定戦で世界に再びその強さを発信する。

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