<天皇賞・秋:1週前追い切り>

オールカマーを快勝した昨年のダービー馬レイデオロ(牡4、藤沢和)にアクシデントが起こった。

28日東京の天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)の1週前追い切りを美浦ウッドで行い、先行する2頭の後ろを軽快に走っていたが、4角で微妙にバランスを崩した。歩様が乱れたため、直線は五十嵐騎手(レースはルメール騎手)が無理せず減速しながら通過し、向正面では早々に下馬した。故障発生も考えられる事態に藤沢和師も一時は硬い表情を浮かべ、不穏な空気に包まれた。その後の歩様確認などで異常は見られず、「予定通りレースに向かいます。日曜に時計を出します」とコメントした。

この日は5ハロン71秒8-ラスト14秒0。軽めの時計にとどまる誤算はあったが、大事に至らなかったことは幸いだった。

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