6日未明に北海道で起きた震度7の大地震により、競走馬の輸送にも影響が出た。

JRAによると、札幌競馬場に在厩していた競走馬105頭と乗用馬は、全馬無事が確認された。1日の札幌2歳Sに出走したラブミーファイン、トーセンギムレット、ナンヨーイザヨイも含まれる。このうちの79頭は馬運車20台で4日に本州へ渡る予定だったが、台風21号の影響でフェリーが欠航したため、札幌競馬場へ引き返していた。開催は2日に終了したが、大型台風、大地震と立て続けに天変地異の影響を受けた形となった。また競馬場はオッズボックスの一部が転倒したり、天井ボードが欠けるなどしたが、大きな被害はなかった。ほとんどの職員は余震に備えて在宅勤務を余儀なくされた。

競馬場やウインズなど、今週末の道内施設の営業についてJRA広報部では「全道で停電している状況で、余震も考慮して慎重に判断していきたい。決定次第、速やかに発表を行います」とコメントした。

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