<札幌日刊スポーツ杯>◇18日=札幌◇1000万◇芝2600メートル◇3歳上◇出走11頭

 札幌メインの札幌日刊スポーツ杯(1000万、芝2600メートル)は、1番人気のララエクラテール(牡6、今野)が制した。勝ち時計は2分42秒1。長丁場でルメール騎手の手綱さばきが光った。

 道中は脚をためることに専念して3コーナーでは最後方。大外をまくるようにして直線入り口で先団をとらえ、余力十分に突き抜けた。「いいペースで(後方でも)心配してなかった。4コーナーから加速して、だんだんスピードを上げていった。楽でした。これぐらいの距離がいい」。涼しい顔で解説した。

 さらなる伸びしろを残している。条件戦では珍しい優勝レイをかけた愛馬を横目に、今野師は「以前ほどもたれなくなってきた。今年に入ってしっかりしてきた。まだこれからの馬」と将来性を見込む。統一G1・5勝を挙げた半兄アジュディミツオーは8歳まで活躍。まだ老け込むには早い。

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