先週4日も新潟で勝利を挙げるなど今年12勝と好調な藤田菜七子騎手(根本)が9日、21歳の誕生日を迎えた。JRAの女性騎手の最多勝記録更新も目前。今週は新潟で15鞍に騎乗する。得意とする舞台で着実に勝利を積み重ねたい。

 多くの祝福を胸に、21歳の夏が幕を開ける。誕生日を迎えた9日は携帯電話が鳴りやまないほど多くのメッセージが届いた。藤田騎手は「20歳の1年で精神的に成長しました。騎乗技術などこれからもっと成長しないといけませんね。ありがたいです」と笑顔を見せた。

 自身の手綱で21度目のバースデーを祝いたい。新潟は昨年挙げた14勝のうち、8勝を占めた相性のいい競馬場。特に8月は4勝を飾っており、夏女ぶりを発揮する。現在、藤田騎手はJRA通算32勝。牧原(現増沢)由貴子元騎手が記録したJRA女性騎手最多の同34勝を更新する日も近い。

 今週はいきなりそのチャンスがやってきた。土曜10R麒麟山特別のサウンドマジック(牝4、和田正)はコンビを組んで2戦2勝。どちらも逃げ切っており「自分の形で競馬できれば」と今回も主導権を取りにいく。日曜9R豊栄特別のコパノディール(牝5、武藤)は、昨夏の新潟ダートで11番人気の低評価を覆して差し切ったことがある。最近は芝でも末脚は安定。「いつも良い競馬してくれている。楽に追走したい」と手応えを持っている。土日15鞍の依頼が集まり、「1勝ずつ勝利を積み重ねていきたいです」と気を引き締めた。【三嶋毬里衣】

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