<新潟5R>◇5日=新潟◇2歳新馬◇芝1800メートル◇出走8頭
新潟新馬戦5Rで超良血ドナアトラエンテ(牝、国枝、父ディープインパクト)が夢広がる新馬勝ちを手にした。全姉にはG1・7勝馬ジェンティルドンナ。道中は5番手から直線で馬混みを割った。上がり3ハロンはメンバー最速タイの33秒7、勝ち時計は1分51秒3。418キロと小柄な馬体を精いっぱい動かして、同着だった2着馬2頭よりも1馬身1/4差前に出た。
ルメール騎手は「ラスト300メートルは切れ味があった。ペースが速くないので前が止まらなかったけど、それを目標にして乗った」と振り返り、馬主の(有)サンデーレーシングの吉田俊介代表は「小さい馬だけど、骨格はしっかりしている。筋肉がつけばもっと良くなる。まだまだこれから」と大舞台での活躍を思い描いた。