<柏山自夢・MyDream:松前特別>

 「○○の下」という重い看板は良血馬の宿命。ただ、その期待すら超えてしまう本物も時にいる。ビワハヤヒデの半弟ナリタブライアン、ドリームジャーニーの全弟オルフェーヴル・・・。

 ◆函館10R松前特別 最高級の◎レイエンダは本物だ。東京芝2000メートルを「1分59秒以内」かつ「上がり34秒以内」で勝った初の3歳馬。古馬でもわずか10頭という偉業。レイエンダは3歳5月(夏木立賞=1分58秒8、上がり33秒6)でやってのけた。ダービー馬レイデオロの全弟という肩書抜きで一流と分かる。津曲助手は「あれこれ言うことのない馬」と評した。実力が表れやすい少頭数戦。古馬と初対戦とはいえ、重量は54キロだ。勝負に絶対はない。ただ、90%以上の確率で勝つだろうというのが本音だ。単勝(3)が1・5倍以上なら大勝負の価値あり。遊ぶなら馬連&ワイド(3)(10)。(大阪駐在)

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