<開成山特別>◇7日=福島◇500万◇芝2600メートル◇3歳上◇出走12頭

 4年8カ月ぶりに平地競走に出走した障害G1・5勝馬オジュウチョウサン(牡7、和田正)が3角先頭の横綱相撲で勝利を飾った。勝ち時計は2分42秒3。久々の平地ながら、単勝は2・0倍の1番人気。初コンビを組んだ武豊騎手と絶好のスタートを切り、道中は好位4番手をキープ。2周目3角手前から人馬が進出を開始すると、直線では2着以下に3馬身差をつける完勝だった。

 武豊騎手は「乗った感じからすごくいい馬だった。スタミナがあるけど、今日は道悪だから勝ったわけではない。もっと上を目指せる馬」と“二刀流”の可能性にも言及した。長山尚義オーナーは「もう有馬記念しか考えていない」と年末のグランプリ参戦を明言。今後は有馬記念(G1、芝2500メートル、12月23日=中山)に向けてローテが組まれる。ゴールの瞬間にはスタンドからも大歓声が上がった。ジャンプ界の絶対王者が平地でも実力を示した。

 馬連(4)(6)は760円、馬単(6)(4)は990円、3連複(4)(6)(9)は2200円、3連単(6)(4)(9)は5380円。

 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

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