<ユニコーンS:追い切り>

 日曜東京メインの3歳ダート重賞、ユニコーンS(G3、1600メートル=17日)の追い切りが13日、東西トレセンで行われた。グリム(牡3、野中)は坂路で自己ベストをマークし好気配だ。前走青竜Sではセンスの高い競馬を披露。ノンコノユメやゴールドドリームなどのG1馬を生んだ出世レースで、3連勝を狙う。

 2連勝中のグリムが坂路で抜群の動きを披露した。4ハロン51秒6-12秒3と自己ベストをマークし、スピード感は十分だった。野中師は「ラスト1ハロンをさっと動かす感じで、いい動きだった」と納得の表情を見せた。

 間隔の空いた前走は3着以下を突き放す内容。2着馬に詰め寄られたが、ゴール前までしぶとく伸びて、頭差でしのいだ。野中師も「好位から強い競馬をしてくれた」と評価した。

 その前走は、2週前の端午S(1400メートル)に使う予定だったが状態が整わなかったため、延ばしたレースだった。「距離もマイルだったし、期待より不安の方が大きかった」と振り返る。それでも勝ちきったことも評価できる。最終追い切りで好時計が出たように、今回は前走以上の気配を見せている。「状態も上がっている」と野中師。楽しみを持って臨める。

 レースセンスもいい。スタートがしっかりと決まるし、折り合いも心配ない。7着だった3走前は「動きたいが動けなかった」もので「よほどのことがない限り、大崩するイメージがない」と師も能力を信頼する。

 同じ東京ダート1600メートルの青竜Sは14年から行われている。過去4年、ユニコーンSに出走した青竜S勝ち馬は1勝、3着2回と好成績で、馬券圏内を外していない。グリムの3連勝も夢物語ではない。【辻敦子】

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