香港で3シーズン連続リーディングのジョアン・モレイラ騎手(34=ブラジル)が今秋にJRAの通年免許を受験する意向であることがわかった。8日に香港ジョッキークラブが発表した18~19年シーズンライセンスに名前はなく、香港での騎乗は今シーズン限りで終了することが決まった。

 来シーズンの免許更新に合わせた電撃的な発表だった。香港のサウスチャイナモーニングポスト電子版に同騎手は「難しい決断だったが、香港から動くときがきた。もし(JRAの)試験に失敗しても次の年にまた挑戦する」と意気込みを語り、「日本と日本の競馬が好きだ。人もカルチャーも馬もすべてがトップクラスにある」と話している。

 シンガポールでは4年連続でリーディングに輝き、1日8戦全勝を達成。13年秋に香港へ移籍後は15~16年にシーズン168勝の記録を打ち立て、昨シーズンまで3季連続リーディング。「マジックマン」「雷神」の異名で愛され、今シーズンもリーディング争いを演じてきた。日本では過去に短期免許でJRA通算38勝を挙げ、16年夏には騎乗機会7連勝(JRAタイ記録)を達成。日本馬とのコンビではモーリスで16年チャンピオンズMを制し、昨年はヴィブロスでドバイターフ、ネオリアリズムでクイーンエリザベス2世Cを勝つなど、日本の関係者、ファンへの知名度も高い。

 過去2年は8月に札幌で開催されるワールドオールスタージョッキーズの前後に短期免許を取得してきた。だが、同騎手に近い関係者によると、今年は同シリーズに出場予定も、3カ月の短期免許を同時期に取得するか、秋の開催に合わせて取得するかを今後決めていくことになるよう。騎手免許試験の日時は未定で要項は8月上旬にJRAから発表される。合格すれば、ルメール、M・デムーロに続き、史上3人目の外国出身騎手として、来年3月から通年免許での騎乗が可能になる。

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