障害競走最強馬オジュウチョウサン(牡7、和田正)が平地競走に参戦することを23日、管理する和田正一郎師(43)が発表した。7月7日福島の開成山特別(500万、芝2600メートル)で武豊騎手(49)とコンビを組み、フルゲートに満たなければ13年11月以来の平地競走出走になる。

 夢広がる“二刀流”挑戦だ。和田正師は「オーナーの意向で平地競走での可能性を考えました。現状では大きいレースに出られないので、1勝して出走権利を取りたい。出られるのと出られないのとでは大きく違うので」と説明した。同馬は障害転向前に芝で2戦し11、8着。障害での総収得賞金(5億3307万3000円)は平地の収得賞金に加算されないため、現行のルールでは収得賞金が0円の扱いとなり、古馬平地重賞へ登録をすることができない。驚異的なスタミナを生かせる長距離戦で1着に入れば、今後の選択肢が広がる。

 同馬は現在、JRA史上最多のJ・G1・5勝を含む障害重賞9連勝中。前走の中山グランドJではレコードを3秒6も更新する驚きの脚力を見せた。和田正師は「身体能力はすごいものはあるので、通用する可能性はある」と前向きに語った。現在は放牧中で、6月の帰厩後から調整を進める予定。全兄ケイアイチョウサンは13年ラジオNIKKEI賞を優勝しており、同じ福島の地で期待が高まる。

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