<追い斬り激論:オークス>

 オークスの「追い斬り激論」は東西の2本立て。栗東のテーマは「格VS出来」で、キャップ太田記者が2歳女王で桜花賞2着のラッキーライラック(松永幹)を、ベテラン岡本記者は上り馬で追い切りが抜群のカンタービレ(角居)を推奨した。

 岡本 ヴィクトリアMは予想的には悔しいレース。

 太田 本当ですよ。アドマイヤリードの2連覇に期待したけど8着・・・。

 岡本 こちらは重賞3勝のミスパンテールが本命で5着。勝ったジュールポレールはすごく状態が良さそうだったし、調教を見ていても動きに勢いがあった。やっぱり牝馬は「格」より「出来」やな。

 太田 今回のオークスでは2歳女王のラッキーライラックは力もあって出来もいい。追い切りはCウッドで2頭併せだったけど、シャンティローザ(古馬1000万)に1馬身先着しました。松永幹師は「今日は上がり重点。予定通り」と満足そうでしたよ。

 岡本 確かにいい動きだったけど、もっと良く見えたのはカンタービレ。坂路を単走。すごく素軽くて先週のジュールポレールを彷彿(ほうふつ)とさせた。S評価にしたよ。

 太田 ラッキーライラックに比べると臨戦過程が劣るような・・・。

 岡本 だから「格」より「出来」なんや。最終追い切りのラスト1ハロンはジュールポレールと同じ12秒3で、父ディープインパクト。共通点も多い。

 太田 ちょっと話が単純なような・・・。それより僕の深い話を聞いてください。ラッキーライラック陣営はもともと「オークス向き」(松永幹師)とみていた。前の馬を抜きたがる気性が課題でしたが、火曜日に左回りのCウッドを2周した時、僚馬を先行させ、その直後を追走しましたが「『行け』という合図を待てるようになった」と丸内助手は言っていました。ばっちりと折り合いますよ。

 岡本 ただオークスはあまり大きな馬は良くない。14年~16年の勝ち馬の体重は444キロ、430キロ、422キロで過去10年間の最高馬体重は13年メイショウマンボの478キロ。ラッキーライラックは前走で488キロなのがネック。その点、カンタービレは428キロ。ばっちりやろ。

 太田 体重80キロで長距離走が苦手な岡本さんみたいなもんですね。その点、僕は62キロで長距離走も得意。

 岡本 じゃあ、短距離走で勝負するか。

 太田 なんの意味があるんですか・・・。

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