<ヴィクトリアマイル>◇13日=東京◇G1◇芝1600メートル◇4歳上牝◇出走18頭

 幸英明騎手(42)が騎乗した8番人気ジュールポレール(牝5、西園)がG1初制覇を飾った。勝ちタイム1分32秒3。中団待機から直線で追い出すと馬場の半ばから伸びて、最後は武豊騎手が騎乗した1番人気リスグラシュー(牝4、矢作)を鼻差かわした。3着はレッドアヴァンセ。

 出走18頭枠にぴったり18頭が登録。賞金順で18番目だったのはジュールポレール。「18番目で出られて、勝てたのだから運があったんですね」。雨に打たれながら、お立ち台で勝利インタビューを受けた幸騎手は、大仕事をやってのけたさわやかな笑みがこぼれた。「ここまで勝たせてやれなかったので、G1を勝ててうれしいです。4コーナーまでは後ろを警戒したけど、ラスト200メートルになって前だけを考えた。すごくしぶとかったけど、最後は馬の力を信じて必死に追いました。ゴールはユタカさんの馬がきていたので、『どっちや』と聞かれて、『分かりません』と答えました。向正面に行ってJRAの方から勝ったことを知らされた」と振り返った。

 道中は予定より1列後ろの中団より前の8番手。「中に入って競馬をしたかったが・・・。最後はいい脚を使うから、いつでも動ける位置だけを考えました。(レース前から)雨が降り出したのは悪くはないけど、あまり降りすぎても、丁度いい感じだった。この鼻差の勝利は大きい。これをきっかけにどんどん大きいところを取りたい」と話した。

 管理する西園正都調教師は「ゴール前は心臓が飛び出してきそうだった。脚部不安がなくなり、しっかり仕上げられた。雨はちょっと嫌な感じがしたけど、馬の力を信じました。前で競馬をしてほしいと幸騎手には指示したので、思ったより後ろでしたが、馬場のいいところを通れたのでナイスプレーです。G1級の力を持っている馬。サダムパテックの妹で大きな仕事をしてくれると期待していた。やっとお兄ちゃんの域になった。休ませたあと、オーナーと相談して次走を決めたいと思います」と話した。

 馬連(4)(16)4090円、馬単(4)(16)1万1730円、3連複(4)(6)(16)8850円、3連単(4)(16)(6)6万3640円。

 (注=成績、払戻金などは、必ず主催者のものと照合して下さい)

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