<アーリントンC>◇14日=阪神◇G3◇芝1600メートル◇3歳◇出走13頭◇3着までNHKマイルC優先出走権

 G1奪取へどんどん行く! 1番人気のタワーオブロンドン(牡、藤沢和)が豪快に差し切り、重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分33秒4。折り合い面に進境を見せ、5月6日東京のNHKマイルC(G1、芝1600メートル)に弾みをつけた。クリストフ・ルメール騎手(38)は先週の桜花賞に続く2週連続重賞制覇。

 小雨降る仁川で、今週もルメール騎手の笑顔が広がった。「ごっちゃんです。おおきに!」。桜花賞と同じ阪神芝1600メートルの重賞を、同じように後方からの差し切りで制した。

 今週の相棒、タワーオブロンドンも強かった。後方9番手に控え、直線も半ばまで馬群の後ろで我慢。エンジンがかかったのは残り200メートルからだ。筋骨隆々の馬体を躍動させて、グイグイ加速。先に抜け出したライバルたちをかわしきった。

 「スタートがあまり速くなかったけど、ずっとリラックスしていたので、最後にいい脚を使った。1200メートルがベストだと思ったけど、今日は外回りで楽に勝ちました。1600メートルはいけるね」。3歳になり自慢のスピードを制御するすべを覚えた愛馬を、頼もしそうに見つめた。

 昨年朝日杯FSで3着に敗れた舞台で雪辱し、藤沢和師も目を細めた。「暮れに強い馬とやった時はチグハグで3着だったけど、今日は返し馬からおとなしかった。休み明けにしては折り合いもついたね」。精神面の成長に手応えをつかみ、次走は予定通りNHKマイルC。G1初奪取へ準備完了だ。【木村有三】

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