JRAは5日、都内で関東定例記者会見を行い、来年1月から非重賞のオープン(OP)競走を上位、下位に区分し、G1、G2など重賞に準ずる上位区分のレースに「リステッド(L)競走」の格付けを新設すると発表した。
現在116あるOP競走から、重要性、重賞へつながるレース、レーティング基準値100などを目安に、桜花賞トライアルのアネモネS、皐月賞トライアルの若葉S、アイビーS、メトロポリタンS、キャピタルSなど65競走の予定。
リステッド競走の優勝馬はセリ名簿にブラックタイプ(太字)で記載され、グレード競走同様、生産の指標として重要な競走と認識される。リステッド競走一覧は毎年11月中旬頃に発表される。