阪神6R、4歳上500万(ダート1800メートル)で、今月いっぱいで定年を迎える福島信晴師(70)の管理馬ナムラシンウチ(牡4)が差し切り勝ちを収めた。
14年アンタレスSを制したかつての管理馬ナムラビクターの全弟。JRA通算361勝とした師は「血統が血統だけに、走っても不思議ないとは思っていた。重賞で勝てりゃ一番いいけどね」と、きょう阪神の阪急杯に出走するダイアナヘイロー(牝5)と有終の美を狙う。また兵庫県競馬所属の大山真吾騎手(34)はJRA騎乗20戦目で初勝利。「うれしいですね」と照れ笑いだった。