日曜中山メインの中山記念(G2、芝1800メートル、25日=1着馬に大阪杯優先出走権)で、今月定年を迎える小島太師がディサイファ(牡9)で有終の美だ。

 最後の全休日明けの20日、坂路を軽快に流した愛馬に「馬も引退だし、作るだけ作った。種牡馬にするかどうかは分からないが、功労馬として残る」と目を細めた。今週は13頭前後をスタンバイさせる。騎手でJRA1024勝、調教師で475勝。合わせて“1500勝”にあと1勝と迫った師は「自分でラストと言い聞かせているが、あまりピンとこないな。リズムは一緒だから。競馬は思うようにいかん。気楽にいくよ」と静かに最後の競馬を待つ。

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