<フェブラリーS:追い切り>
フェブラリーS(G1、ダート1600メートル、18日=東京)は4頭が木曜追いを行った。
レッツゴードンキが正式に出走を決めた。この日の追い切りを終え、梅田師が「幸騎手で出走します」と発表した。その最終リハは坂路で単走。助手を背に抜群の行きっぷりで4ハロン50秒9-12秒4の好時計だった。寺田助手は「輸送もあるし、しまいをサラッと。それでも時計が出ますね」と地力を再確認だ。
3年前の桜花賞馬。昨年は京都牝馬Sで1年10カ月ぶりに重賞を制し、春秋スプリントG1では連続2着と奮闘した。6歳を迎えても輝きは健在。寺田助手も「変わらなければそれで十分でしょう」と信頼する。
活躍の場は問わない。一昨年11月のJBCレディスクラシック(2着)以来2度目のダート挑戦。「ダートの方が折り合いはつきやすいと思う。(芝スタートの)東京ダート1600メートルは合う」。97年のG1昇格後初となる、牝馬の優勝を狙う。【柏山自夢】