AJCC(G2、芝2200メートル、21日=中山)でミッキースワロー(牡4、菊沢)が今年初戦を迎える。菊花賞6着以来、3カ月ぶり。11日の1週前追い切りはミッキーワイン(古馬500万)を追走して半馬身先着。時計は5ハロン73秒3-41秒8-13秒2(馬なり)と軽めだったが、落ち着いた走りが光った。菊沢師は「折り合い、反応の仕方、弾力が良かった。ばね、体の使い方がいい」と目を細めた。

 皐月賞馬アルアインを完封したセントライト記念など、中山は3戦2勝の得意コース。不良の菊花賞は外枠で行きたがるそぶりを見せながら、勝ち馬に0秒8差6着と地力を示した。強い4歳世代の1頭として、古馬相手でも期待は大きい。師は「念には念を入れてケアをしながら調整してきた。去年の春先に比べ大人になってきた。今回は胸を借りるつもりで」と謙虚だが、視野に置く天皇賞・春、大阪杯などへ向け試金石の一戦だ。

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