JRA移籍3年目のクリストフ・ルメール騎手(38)が、外国人初となる年間リーディングを確定させた。23日の阪神で3勝を挙げて今年197勝目。2位の戸崎騎手が日曜中山(8鞍)と28日木曜(最大12鞍)で全勝したとしても逆転不可能な26勝差をつけた。

 「よかったです。リーディングは(フランス在籍時も含め)初めて。今年はたくさんいい馬に乗った。人気の馬でミスのないようにしてきた」と喜びを口にした。武豊騎手以来史上2人目となる年間200勝までは残り3勝。「いけそう。ぜひ」と意気込んでいた。

 一方で、来年1月6日から13日までの8日間(開催日4日間)は騎乗停止となった。5Rでキタノコマンドール(1着)に騎乗した際にゴール手前で内側へ斜行。サトノグロワール、ジャックローズ、エールグリーツの進路が狭くなった。ホープフルS(フラットレーに騎乗予定)が行われる28日は騎乗できる。

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