アサクサゲンキは16日の午前6時前、坂路を力強く駆け上がった。まさに元気いっぱいの走りで4ハロン67秒9-15秒6をマーク。

 小倉2歳Sを制したスピードはダテではない。調教後の馬体重が20キロ増の470キロと発表されたが、音無師は「成長分じゃないかな。太かったら坂路(水曜の最終追い)で51秒台は出ないでしょ」と気にしていない。ここまで1200~1400メートルを使われており、今回が初のマイル戦。だが半姉のラビットランが1800メートルのローズSを制しているだけに、克服は可能だろう。3枠6番という絶好枠も後押しする。「今回は折り合ってタメる競馬がしたいね。あとはユタカ(武豊騎手)に任せるだけだよ」と天才にすべてを委ねる。【中上博】

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