<有馬記念:2週前追い切り>

 グランプリ有馬記念(G1、芝2500メートル、24日=中山)に向けて7日、アルゼンチン共和国杯の勝ち馬スワーヴリチャード(牡3、庄野)が2週前追い切りで豪快な動きを披露した。また、ファン投票最終結果がJRAから発表され、引退レースとなるG1・6勝馬キタサンブラック(牡5、清水久)が2年連続で1位に輝いた。有効投票総数138万6468票のうち12万4641票を獲得。厚い支持を受け、ラストランに臨む。

 人気ではキタサンブラックに劣っても、若さと勢いでは負けない。2週後の有馬記念へ向けて、ファン投票16位のスワーヴリチャードが豪快な走りを見せた。Cウッドで6ハロン82秒8-12秒2を馬なりでマーク。僚馬メイショウテムズ(古馬500万)を5馬身追走し、2馬身先着した。

 「相変わらずよく動く」と庄野師。特に満足したのがコーナリングだ。完勝した共同通信杯、2着に入ったダービーなど左回りの東京で実績を残しているが、右回りでも迫力十分の加速を見せた。「3、4コーナーの反応の良さと、コーナーを回るスピード感があった」と目を細めた。

 5カ月ぶりの前走アルゼンチン共和国杯で勝利に導いたM・デムーロ騎手が、有馬記念でも続けて騎乗することも決まった。「春はレース後に疲れが残っていたが、今は楽。キ甲が抜けて、体がしっかりした」と師。体の成長を実感するとともに「前走は装鞍所、パドックから落ち着いていた。以前のように、むきになる感じもなくなった」と内面も大人になった。

 「まだ3歳。どこまでやれるか。期待と楽しみ、両方を持ってます」。キタサンブラックやシュヴァルグランら超一流古馬との決戦へ、抜かりなく仕上げていく。【木村有三】

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