<チャンピオンズC:1週前追い切り>
チャンピオンズC(G1、ダート1800メートル、12月3日=中京)の1週前追い切りが22日、東西トレセンで行われた。みやこSで重賞初制覇を果たしたテイエムジンソク(牡5、木原)は栗東Cウッドで6ハロン80秒2の時計をマークした。
馬場入りから跳びはねるような感じで走り始めると、まるでレースのように3、4コーナーを加速した。しまいは13秒4を要したが、G1初挑戦の上がり馬らしい勢いがある。元気いっぱいの姿に木原師は「ちょっと(ハミを)かんでたね。まあ、あとは日曜に左回りでやって、最後は坂路でサッとやればいいでしょう」と苦笑いを浮かべた。
厩舎としてもG1初制覇の期待がかかるが、「人気はしなくていいよね」とどこまでも控えめ。ただ、「体はできているし、息の入りもいい。好調はキープできている。今回は本当の意味での試金石」とここまでの調整は至極順調に見える。【木南友輔】