<追い斬り激論:秋華賞>

 3歳牝馬3冠のラストを飾る秋華賞(G1、芝2000メートル、15日=京都)の追い切りが12日、栗東トレセンで行われた。同レースは6年連続で関西馬が制しており、大阪の競馬班も力が入る一戦。凱旋門賞帰りのキャップ太田記者がミリッサ(牝3、石坂)を猛プッシュする一方、木村記者はディアドラ(牝3、橋田)を本命候補に挙げた。


 木村 いいなあ。太田がうらやましい。

 太田 どうしたんですか?

 木村 フランス出張で凱旋門賞を的中させて、先週の平城京Sも(西日本紙面企画の)馬券プレゼントに成功してたやないか。

 太田 いやいや。押さえのワイドですから。胸を張るほどでもないですよ。

 木村 さすが、ワールドワイドな記者やな。

 太田 それって、褒め言葉ですか・・・。そんなことより、秋華賞に切り替えましょう。木曜追い切りで気になった馬はいましたか?

 木村 ディアドラや。先週はルメール騎手が乗って坂路4ハロン54秒4-12秒2。今週は助手が騎乗して54秒6-12秒3。ラストでしっかりと12秒5を切ってきた。苦しいはずの最後も脚さばきがスムーズで、バランスが崩れない。いいがな。

 太田 確かに良かったですね。オークス4着後、1000万→紫苑Sと連勝。力をつけてきた印象です。

 木村 何を隠そうオークスの時点から◎で注目していた馬やからね。橋田師も「反応がいい。行きたいところですぐ動ける。牝馬だけど普段から堂々としていて、競馬に行っても余分な力を使わない」と話していた。反応の良さは内回りの2000メートルで、たくましい精神力はG1の舞台でピッタリや。前走は外枠で後方になったけど、中団には付けられるはず。今回も重い印を打つつもりや。

 太田 僕はミリッサに好感を持ちました。木曜に追い切った馬のほとんどが馬なりで済ませる中、坂路の併せ馬で強めに追ってきました。4ハロン52秒9-12秒8で2馬身先着です。ローズSは直線で窮屈な場面があっても崩れず4着。ハートが強い印象を持ちました。しかも、半姉が昨年のオークス馬シンハライトと血統も信頼できます。

 木村 京都の内回りで後方から差し切れるんか?

 太田 よくぞ、聞いてくれました。過去5年の秋華賞で、先行して連対したのは12年ヴィルシーナくらい。イメージ以上に差し馬が台頭しています。12年にジェンティルドンナで勝っている石坂師が管理して、昨年のヴィブロスを勝利に導いた福永騎手が乗るのも心強い。師は「しっかり調教できた。順調だ。上位の力はあると思う。前走の経験も精神的にプラスに働くのでは」と期待十分でした。

 木村 確かに怖い1頭やけど、太田が激論で推した馬が苦戦しているという情報もある。

 太田 ギクリ。どこで、その情報を・・・。

 木村 馬券だけじゃなく、取材もワイドにすることが大切っていうことや。

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