<サウジアラビアRC>7日=東京◇G3◇芝1600メートル◇2歳◇出走18頭

 ディープインパクト産駒の2番人気ダノンプレミアム(牡、中内田)が2番手から直線で抜け出し、デビュー2連勝で重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分33秒0。やや重で2歳コースレコードを0秒5更新する衝撃の時計だった。

 西日を正面から浴びながらダノンプレミアムが勢いよくゴールを駆け抜けた。前脚を大きく振り上げる滞空時間の長いフットワーク。上がり3ハロンを34秒4でまとめ、大外を伸びた1番人気ステルヴィオには決定的な1馬身3/4差の快勝だった。掲示板にはレコードを示す赤い文字が浮かび、その上には「芝 やや重」の表示。14年いちょうSでクラリティスカイがマークした数字を0秒5更新。東京競馬場の12の芝レコード(平地)で唯一、良馬場以外で記録された事実が新たなディープ産駒の怪物登場を予感させる。新馬戦に続き手綱を握った川田騎手は「初めての東京、2回目の競馬でしたが、すごくいい内容で勝ってくれました。理想的な競馬でした」と胸を張った。

 小雨で力のいる馬場だった初戦とは違う「やや重」でも問題はなかった。3カ月ぶりの実戦にプラス6キロの馬体重。レース前に馬場チェックを欠かさない中内田師には確信があった。「歩いてみて、これならと思った。きれいな馬場が合っていると思うので」。期待通りの走りを見届け、「輸送も無事にクリアしてくれた。競馬センスがいいです。普段から教えているものもあるし、もともと持っているものもある。順調に成長してくれれば」と話した。

 鞍上は「すごい賢い。課題らしい課題がない馬。無事に進むべき道を歩んでほしい」と期待を込めた。次走は未定。G1参戦なら朝日杯FSになるのか、それともホープフルSか。「栗東へ戻り、脚もとを見てから。オーナー、騎手とも相談して決めたい」(中内田師)。その進路に注目が集まる。【木南友輔】

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