藤田菜七子騎手(20=根本)が7日の東京8R(500万、ダート1400メートル)の6番人気ホノカ(牝3、菊川)で逃げ切り勝ちを収め、JRA年間10勝に到達した。JRA女性騎手の年間2桁勝利は、97年の牧原由貴子騎手の11勝以来20年ぶり2度目。
1番人気馬の追い込みを首差で退け、ゴール前は大歓声が起きた。8月20日新潟以来の勝利に藤田騎手は「最後はいっぱいっぱいだったけど頑張ってくれました。(10勝は)とりあえずホッとしましたが、次の1勝を目指して頑張りたい。もっと上を目指したいです」と話した。