ワグネリアン(友道)が土曜阪神の野路菊S(2歳オープン、芝1800メートル、16日)でデビュー2戦目を迎える。上がり32秒6の末脚で快勝した新馬戦に続く衝撃を再び巻き起こすか。

 出世街道を駆け上がる。全休日明け、ワグネリアンは栗東坂路でキャンター調整を行った。ピッチが速く軽やかな走り。「(馬体重の)数字の面でも、初戦とそんなに変わっていない。コンパクトで、あれくらいがちょうどいいと思う」と友道師も満足げだ。

 新馬戦、上がり32秒6の末脚で一躍その名を知らしめた。「しまいを生かす競馬にはなると思っていた。でも、あそこまでの脚を使ってくれるとは・・・」。師も驚いた圧倒的な破壊力。思い出したものもあった。「おばあちゃんのブロードアピールに似てるんだよね」。胸のすくような直線一気で重賞6勝。一般のバラエティー番組でも特集が組まれたほど人気の牝馬だ。師は松田厩舎の助手時代に騎乗した縁がある。「歩様が柔らかいわけではないけど、競馬での瞬発力がすごかった」。受け継がれる偉大なDNAを、ひしひしと実感している。

 切れ味だけではない。先週水曜にはCウッドで、3歳牝馬戦線のエース格アドマイヤミヤビと併入。「1回抜かれそうになって、盛り返す勝負根性を見せた。精神面もすごい。(追い切りに騎乗した福永)祐一も同じことを言っていたよ」。緩い流れでもきっちり折り合う操縦性も兼備。素質にあふれている。

 今回の舞台は広く直線の長い阪神芝1800メートル。総合力を見せつけるにはうってつけだ。「引き続き楽しみだね」。大舞台まで、一時たりとも主役の座を譲るつもりはない。【柏山自夢】

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