札幌開幕週のクイーンS(G3、芝1800メートル、30日)に出走するマキシマムドパリ(牝5、松元)の吉田貴昭助手(36)の父は、同日に新潟で行われるアイビスサマーダッシュ(G3、芝直線1000メートル、30日)で重賞初制覇を目指すフィドゥーシア(牝5、松元)の政弘厩務員(55)。ともに有力馬で同日重賞Vの期待が膨らむ。

 マキシマムドパリを担当する貴昭助手は、07年10月に競馬学校に入った。祖父も厩務員という家系で「トレセンに入ったのは自然な流れですね」と笑う。松元厩舎に所属したのは08年4月。わずか7カ月後にはイナズマアマリリス(ファンタジーS)で重賞を制覇。それでも82年ダービー馬バンブーアトラス、03年高松宮記念ビリーヴなどG1馬を育てた父には及ばない。「自分の馬も見てくれていて『こういうやり方もある』と選択肢をくれる。やりやすいし、尊敬できますね」と話す。

 函館で調整中のマキシマムドパリはこの日は厩舎周辺の運動。「以前より落ち着きが出てきた。そのあたりが成長かな」。相手は強いが、今年に入って愛知杯、マーメイドSと重賞2勝。まずは北の大地から、越後の父へ勝利のバトンをつなぐ。【水島晴之】

  1. 極ウマくんの星占い
  2. 16年ぶりJRA女性ジョッキー藤田菜七子まとめ